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梅雨も半ばを過ぎ、日傘と雨傘の使い分けが忙しい時季になってきました。

私は日傘男子で、何しろ強くなる一方の紫外線から目を守らないといけないし、暑さも防ぎたい。それ以上に大事なのが。皮膚病なんです。

もう四半世紀前に、脂漏性湿疹なんていう皮膚病にかかってしまい、いまだに原因がつかめないからピンポイントで菌を殺す薬を作れないということで、白血病で言うところの寛解の状態になってはまた再発、を繰り返しています。

この脂漏性湿疹の原因の菌というのが、紫外線で活気づくらしく、赤ら顔は恥ずかしいので、この季節に日傘は欠かせないわけです。

でですね、今日のお題というのが、まず「傘の差し方」。

日傘なら太陽に向けて差せばいいものを、私は前方に向けて差してしまうんですね。雨のとき、前方から風が吹いてずぶ濡れになることが多いため、幼少のころからそういう癖になっているんです。

で、ここから「直進爺さん」にテーマが移ります。

今日、日傘をさしてお出かけしたら、やっぱり日傘が前かがみになるんですよね。どうしても、向こうから来た人のほうが私をよけて通るような格好になる。迷惑をかけちゃってるな、と思っていたら、もっと迷惑な爺がいました。

その爺さんは、私めがけて歩いてきました。前かがみでも足元は見えるので、そこでストップしました。相手の顔を見ました。偏屈そうな爺さんが不満げに立っていました。私は何も言わずに、彼の横を通っていきました。爺さんは軽く舌打ちしていました。

たぶん、その爺さんに言わせると、私のほうが自分の進路を邪魔してると思ったのでしょうね。それはそうです。上述したように、私のほうが迷惑をかけている。ちゃんと自覚してます。

しかしながら、ぶつかる寸前まで来て「おまえがよけるのが当たり前だ」みたいな顔で見てくるというのはどうなんでしょう???

おそらくその爺さんは相手が傘をさしていようが場所がどこだろうが(相手が強そうじゃなければ)直進あるのみなんでしょうね。ぶつかりそうになったら今日みたいに不満げな視線を投げてくる。そして舌打ち。

あまりこの言葉は使いたくないけど、ああいうのを「老害」というんだろうな、と思った梅雨の中休みの夕暮れでした。


「老害の人」にならないコツ
平松 類
アスコム
2024-05-08





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