吉高由里子の大ファンのくせして未見だった、2019年TBSドラマ『わたし、定時で帰ります。』をようやっと見ました。


『わたし、定時で帰ります。』(2019、全10話)
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吉高由里子は、前職であまりに疲弊し、頭部を強打するほどの怪我を負ったため辞職。転職先として「定時で帰ります」と面接で宣言して落とされ続け、やっと拾ってもらったのがいまの会社。

いくら「毎日定時で帰るなんて非常識だ」と言われても、自分で編み出した効率をよくする仕事方法で毎日その日の仕事は定時までに終わらせ、近所の町中華で6時10分まで割引のビールを飲むのが何よりの楽しみという。

で、そんな吉高由里子が会社のトラブルに遭いながらも、私生活では中丸雄一との恋を実らせ結婚することになる。翻って、新しく来た上司は元カレの向井理。

仕事と三角関係はどうなるのか!? という内容なんですが、他にも、教育係として新入社員との軋轢があったり、吉高とは真逆のサービス残業魔とのあれこれがあったり、双子をもったために育休を取った旦那がいてもそれでも帰らなきゃいけないときがある内田有紀など、一人ひとりの人物が面白いうえに、人物を縛る桎梏に独自性があり、さらに人物と人物の関係性がどんどん変わっていくので息をつく暇がない。私はこのドラマをかなり面白く見ました。最終10話のラスト15分くらいまでは。


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最終章で一番のクライシスをもたらすのは、あるクライアントとの案件。納期は60日後、3500万円でと部長のユースケ・サンタマリアが先方にもちかける。ここらへんは説明してると長くなるから端折りますが、とにかく、安いうえに納期までの時間がなさすぎるということで、我らが吉高さんもポリシーを曲げて残業することになります。

で、その結果、吉高さんは倒れて椅子で頭をぶつけて三針縫う怪我を負います。それを見た向井理が泣いて吉高由里子を叱り、「いまでもユイのことは好きですよ」と中丸に言った言葉を証明する。

さらに、吉高が1日半眠っていた間に納期が来て、無事納品できたと。

うーん、何か丸く収まってますけど、定時で帰る、決して無理しない女であったはずの主人公が、ポリシーを曲げて無理をした。その結果、怪我までして病院でずっと眠るほどの体調不良に陥っていた。

それが原因でみんな一丸となって仕事を終わらせ、向井理とは焼けぼっくいに火がついて……。

というものなのですが、やっぱり、吉高由里子は、無理をせず、一度も残業せずに全員の士気を上げ、向井理も休ませ、というふうな言動が必要だったような気がします。

残業しない女が残業したからうまく行った。それって、彼女の考え方を否定するものではないでしょうか。(結論)

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やっぱりこの二人のほうがよく似合う。(蛇足)



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