成瀬シリーズで有名な宮島未奈さんの『それいけ! 平安部』を読みました。

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うーん、、、これはどういうんでしょう。

ある高校の新入生でアイカ(⇐漢字忘れました。図書館に返してしまったのでもう確認のしようがない)という女生徒が「平安部を作りたい!」と主人公に言ってきます。

「平安部とは何か」と疑問に思う主人公だが、アイカの熱情にほだされて一緒にやることにする。

が、新しい部は部員が最低5人いないと部ではなくサークルとみなされて予算も下りない。そこでアイカと主人公は必死であと3人を見つけようと奮闘する。簡単に3人見つかる。学校も認可を出してここに「平安部」が誕生する。

うーん、これはもうあまりに主人公たちの眼前のハードルが低すぎますよね。5人見つかるまでに全体の2分の1とはまでは言わないものの、3分の1は使うべきではないでしょうか。

で、平安部だから平安時代に貴族の間で盛んだった蹴鞠をしよう、大会ももうすぐとなって、何と初出場でいとも簡単に優勝してしまう。

いやはや。

私が気になっていたのは、主人公が「平安部に入った」というのを家族や近しい人たちに隠したいたことですね。何かこう変人に見られまいかという感覚ですね。わかります。

でも、それならそれをアイカに悟られて喧嘩になるとか、そういう「危機」を作るために利用すればいいのに、もったいないと思いました。いったい何のためにそんな「枷」を作ったんだろう、と。

作者は、あの栄光の成瀬シリーズの人だと冒頭に言いました。来月その新著にして最終作が出るらしいですが、それは楽しみだけれど、成瀬以外のものでも面白いものを読ませてほしいと切に願うところです。


成瀬は信じた道を行く
ノーブランド品








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