
大ヒット街道驀進中の映画『国宝』が、邦画実写作品では歴代2位の興収を記録していた『南極物語』を抜き去り、1位の『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』を目指すことになりました。(私は『国宝』を見ていません。李相日という監督にいい思い出がないので配信で見るつもりです)
ただ、ちょっと不思議になるのが、『国宝』と『南極物語』とでは、興収は抜いたばかりだけど、観客動員数では、『国宝』の782万人に対し、『南極物語』が1200万人と大きな開きがあることです。
考えればすぐわかりますけどね。チケット単価が昔は安かったうえに、『南極物語』の客層は子どもが多かったのでたくさん動員しても興収を稼げなかった。
ところでみなさん、観客動員数で歴代1位の映画って何か知ってますか? 私はずっと『風と共に去りぬ』だと思ってました。だって、「世界中で『風と共に去りぬ』が上映されない日はない」と言われてましたからね。高校の頃。

何とその『風と共に去りぬ』は第3位で、2位が何と日本の『君よ憤怒の河を渉れ』(中国で超大ヒットしたからとか)そしてな何と何と超意外な1位は、1981年中国映画の『白蛇伝』で7億人の動員とか。
興収なら1位は『アバター』なんですが、観客動員数では上のほうに顔を出してこない。
やっぱりどれだけ売り上げたかではなく、どれだけ多くの人に見られたかで測るべきだと思うんですよ。先述した通り、チケット単価が時代や国によって違うし。
といっても、観客動員数で測ると、中国で大ヒットした映画が上位に顔を出す。興収で測るべきという人たちは、それがいやなんじゃないでしょうか。
日本国内だけの観客動員数だけを見ても、市川崑のドキュメンタリー『東京オリンピック』が上位に顔を出しているんですが、これは、当時の小学生中学生を大量動員して作った記録らしく、それもどうなんだろう……と思ってしまいます。
タロジロで有名になった『南極物語』は当時私も母と兄と三人で見に行きましたけど、『国宝』に比べたらもっと話題になってましたよね。そりゃ観客動員数が400万人以上も違うんだから当たり前か。
そういえば、毎週発表される週末の興収ランキングって観客動員数で測ってるんじゃなかったでしたっけ?
サッカーや野球など、スポーツの試合でどれだけ注目を集めたかは観客動員数で測られます。
やっぱり観客の数で比較すべきだと思う。でも、この「伝統」は変わらないのか……


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