先日の『5時に夢中!』で興味深い話題が上がっていました。


似顔絵AI
警察の事件捜査でよく使われる「似顔絵」。あれを生成AIに書かせると、あまりに精巧すぎて捜査には使えないとのことでした。

スタジオの岩井志麻子や中瀬親方も、

「三億円事件でモンタージュ写真が作られたときも、あまりに精巧で使えなかったって話があるじゃないですか。やっぱり人間っていうのは目の前の人間の一番目立つところに目が行くので、そこをかなりデフォルメしたほうが、リアルに精巧に描くよりよっぽど効果は大きいと思います」とのことだった。


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考えてみれば当たり前のことだが、正確に写し取ればいいというものではない。一番目が行くところをデフォルメして描く。これが似顔絵の鉄則。


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どこをどうデフォルメしているのか、絵心のない私にはよくわからないけど。


AI=果てしない計算機
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考えてみれば、人間は脳の一部を少しずつコンピュータ=AIにアウトソーシングしてきた。

AIと言われるものには、電卓、パソコン、スマホ、スパコン、生成AIなどのいわゆる「AI」などがあるけど(エアコンに組み込まれているコンピュータだってAIです)できるのは、足し算、引き算、掛け算、割り算の四則演算だけ。それ以外はできない。ただ、計算速度があまりに速いので、いわゆるAIは人間にはできないいろんなことができる。

まず、人間は暗算や筆算の能力をアウトソーシングして電卓を作った。
文書作成能力をアウトソーシングしてワープロが生まれた。
電話番号や住所、メールアドレスなどを記憶する能力をアウトソーシングして携帯電話が生まれた。
将棋で使う論理的思考力をアウトソーシングして将棋AIがうまれ、絵を描く能力をアウトソーシングして似顔絵AIが生まれた。

が、である。

似顔絵AIというか生成AIの似顔絵を描く能力は使い物にならないという。なぜだろう。ここまで全部成功して来たのに。

「目が印象的でした。ギラッと光る感じで、目ヂカラが半端なかった」

という人間の言葉を聞けば、鼻や口はほとんどどうでもよく、目をデフォルメすればいいということは小学生でもわかる。でもAIにはわからないの? 目が印象的だと言われても鼻や口も力を入れて描くということ?

もうおわかりでしょう。これはあらかじめAIに入力されている計算式に不備があるだけだと思う。そこを訂正してもっと深い機械学習をさせれば、AIにも捜査に使える似顔絵を書かせることは充分可能だと思う。

私はAIには否定的なたちで、数年前には「自動運転なんて永久に無理」なんてことも書いたけど、昨今の生成AIの発展ぶりはすさまじく、もう降参というしかない。

『5時に夢中!』で言われていた、

「人間にしか出せない味がある」というのはただの誤謬か、希望的観測でしかないと思いました。

以上のこと全部ひっくるめて、私の妄想と思いたい自分がいるけど……


似顔絵検定 公式精選問題集
マイナビ出版
2024-10-21



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