
「過眠症ではないが、風邪の後遺症のために一時的にたくさん眠らないといけない状態になっている。いまはよく眠るように」
と主治医から言われて1か月たちますが、ようやく上向いてきました。
でも、かなり寝ました。一日17時間くらい。少しよくなって今月頭には13時間くらいに減りましたが、それでもまだ寝すぎですよね。
それで「あまりに寝すぎなんです。本当に風邪の後遺症なんでしょうか?」と主治医に問うと、彼は薄く笑いながらこう答えました。
「あなたは寝すぎの生活に染まってしまったんですよ。しんどいから寝る、寝るから体中の筋肉が弱ってよけいしんどいという悪循環にはまってしまっているんです」
うーん、それはそうかもしれないが、「いまはよく眠るように」と言ったのはあなたのほうではないか。
釈然としないものを抱えながら、主治医のアドバイスを聞きました。
「筋トレをするといいです。体を動かすというのは脳を動かすということ。体を動かさないかぎり脳は動かない。5分でもいい。1分でもいい」
これには少し解説が必要ですね。
多くの人は、「脳が筋肉に指令を出して、だから筋肉が動いて立ったり歩いたりできる」と思い込んでいますが、事態は真逆です。
例えば、食事中に醤油を取る場合、脳が手の筋肉に指令を出すから手が醤油を取るのではなく、先に体が動いて醤油を取る、そのあとで脳が「あ、俺は醤油が取りたかったんだ」と思う。というのが正しい順番だそうです。だから「体を動かさないかぎり脳は動かない」となる。
ウォーキングもいいそうですが、それはいまの私にはちょいと無理だなぁと思っていたら、この一週間、筋トレをよくした。いつもは上体ばかり鍛えているけど、下半身も鍛えた。それでウォーキングにも行けるようになった。毎日はちときついですが。
脚、つまり一番太い筋肉である太ももを動かすと、やはり頭も活発化するのか、このところまったく読めていなかった本が読めるようになった。ま、簡単なエッセイですけどね。
映画は寝転がりながら何の努力もなしに見れるから見てたけど、最近、ちょっと前より深く見れるようになってきたように思う。感想を書くにはもうちょっと体力が必要ですが。

というわけで快復してきました。ただ、昨日地下鉄に乗ってあるところに行ったんですけど、電車に揺られている25分くらいがだいぶきつかった。筋肉が弱っているので、正しい姿勢を保つのに一苦労。それで、筋トレでも姿勢を保つのに必要な下半身の筋肉をユーチューブ見ながら鍛えてます。
そうそう、母が明日退院することになりました。ちょうど明日が誕生日なんです。「誕生日退院」ということで、めでたいことですな。
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体調、その後のその後
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