速いもので、今年ももう4分の1が終わってしまいました。

というわけで、4月期の新ドラマおよびアニメの感想を例によって見た順につらつらと綴ります。すべてネタバレ含みます。ご注意ください。


『晴れたらいいね』(単発ドラマ)
永野芽郁と芳根京子共演ということで見てみました。脚本が岡田惠和さんというのも大きい。

が、これは、、、うーん、どういうんでしょう。まったく内容を知らずに見始めたんですが、「タイムスリップもの」と判明した瞬間、一気にボルテージが下がりました。

主演の永野芽郁が「これってタイムスリップってやつ? あの八月になったら戦争中の日本に行っちゃうやつ?」と、いみじくも言っていたように、「あの」タイムスリップなんですよね。よくあるやつなんですよね。もうタイムスリップには食傷気味の当方としては、見続けるのがしんどかった。

それに加えて、映像面でもきつかったです。一時期の韓国ドラマがそうだったように(いまでもそうかもしれんが)『冬ソナ』でも『チャングム』でも、画面の隅々に至るまで光が当てられていて、映画というのは「光と影」の芸術なのに、まったく影がないのはいかがなものかと思います。それはテレビドラマでも一緒だろうに。30分でリタイア。


『俺の話は長い ~2025・春~(前後編)』(単発ドラマ)
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これについては↓別記事↓に感想を書きました。





『しあわせは食べて寝て待て』(連続ドラマ)
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兄嫁が原作マンガの大ファンらしく、見てみました。桜井ユキも出てるし。

ところが……これまた「病気」ですか。病気や癖はキャラクターじゃないと教わってシナリオを書いていた者としては、「生きづらさ」を描くのに「病気」をもちだすのは安易だと思います。

病気だから生きづらい。それはそうでしょう。私もその一人です。が、だからといって、フィクションに病気をもちだして生きづらさをアピールするのは違うんじゃないですかね。『夜明けのすべて』がなぜあんなに高い評価を受けたのか少しもわからない当方としては、この『しあわせは食べて寝て待て』もここで斬って捨てるべきか、とリモコンに手が伸びました。が、やめました。

いや、別に桜井ユキに免じてというわけじゃないんですけど、すぐに風邪をひき、治ったらまた風邪をひく桜井ユキと、病人に薬膳は教えられないと冷たい顔で言う宮沢氷魚とその母親(ではないらしいが)加賀まりこのドラマをもう少し見てみたい気もする。というわけで、とりあえず2話は見ます。

この作品には何かがあるような気がする。薬膳を必要とする桜井ユキとそれを拒否する宮沢氷魚には、何かが。たぶん。去年の『団地のふたり』のシリアス版という体も感じられますな。


『ボールパークでつかまえて!』(アニメ)
専門学校時代の先輩・村越繁さんがシリーズ構成をやっているので見てみました。

これも、、、うーん主人公かと思われた男性サラリーマンは主人公ではなく、ルリコという暑苦しい球場の売り子が主人公らしい。

あのサラリーマンが主人公ならまだ続きを見たいと思ったが、そういうことなら退散します。あのルリコの声を演じる声優は、絶対どこかで聞いたことがあると思うのだけど……もう結構です。村越さんには申し訳ないが、1話でリタイア。


『ジョフウ ~女性に✕✕✕✕って必要ですか?~』(連続ドラマ)
山崎紘菜が出てるので見てみました。

展開の仕方はとてもいいと思います。主役の山崎紘菜は失業中で、食事に誘ってくれた友人から「女性用風俗の内勤をやってみないか」と誘われる。普通なら「風俗なんて! でも仕事必要だし、でも風俗なんて!」と堂々巡りするところだけど、その友人が「金がないと誘うのに気が引けるのよ」と言われて即座に決心。まったく関心のなかった風俗店で内勤の事務員として働き始めるのに5分とかかっていない。「誘うのに気が引けるのよ」と、自分が仕事ほしいだけじゃなく、周りに気を遣わせていると思わせることで話をスピーディーに展開できています。こういうの私もやりたかったけど結局できなかった。。。

それはさて、話を急ぐやり方には諸手を挙げて絶賛したいが、肝心の語られている内容にあまり関心がもてなかった。処女に近い客に、男のセラピストがどう接しどう語るのか。靴の脱ぎ方とか座らせ方とかそんなに驚きがなかった。

そう、「驚き」がない。女性用風俗というほとんどの人が知らない世界の「情報」をどう驚きをもって紹介できるかが勝負だと思うのに、それができていない。来週はそういうのがあるみたいだけど、遅いと思う。初回で視聴者の喉元に喰らいついて話さないくらいの情報量や珍しさがほしい。

のっぺりんとした顔ばかりのセラピストたちにも失望。1話でリタイア。


『地震のあとで』(連続ドラマ)
阪神大震災から30年間を射程に置いたドラマということで見始めました。唐田えりかが出てるのも大きい。やっと地上波復帰ですか。次は民放ですな。

それはさて、これ少しも面白くなかった。『ドライブ・マイ・カー』の脚本家・大江崇允さんが書いているということで期待したんですがね。全4話のオムニバスだから次はまた違うお話とはいえ、初っ端がこれでは続けて見る気が起きません。1話でリタイア。


『いつか、ヒーロー』(連続ドラマ)
桐谷健太が出てるので見てみました。

2005年。小学校の卒業式の日、教師の桐谷健太は卒業する5人と一緒にタイムカプセルを埋める。だが、何者かに後頭部を殴られ、ほとんど植物状態で20年を過ごす。

2025年。桐谷健太が目を覚ます。リハビリを頑張り、タイムカプセルを開ける日に小学校へ向かうが来ていたのは女生徒だった長濱ねるだけ。

桐谷健太は他の生徒たちにタイムカプセルを届けると決意するが、何やら悪の手が迫っているようで……という内容。

うーん、1時間かけてこの展開ですか。30分でここまで描いてほしいと正直思いました。

それから、若い男優が『ジョフウ』と同じくみんな水商売顔で見てられない。もうちょっとましな男優はいなかったんでしょうか。というわけで1話でリタイア。


さて、7本のうち2本は単発もの。残り5本のうち4本が1話でリタイアという大凶作な前半戦で残念無念。

後半戦は、『キャスター』『Dr.アシュラ』『アポカリプスホテル』などを見る予定です。


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