28年前に『ツイスター』という竜巻映画がありましたけど、それをリブートというんですかね? 今日的に作り直した『ツイスターズ』を見てきました。(以下ネタバレあり)
『ツイスターズ』(2024、アメリカ)
キャラクター原案:マイケル・クライトン&アン・マリー・マーティン
ストーリー原案:ジョセフ・コシンスキー
脚本:マーク・L・スミス
監督:リー・アイザック・チョン
出演:デイジー・エドガー・ジョーンズ、グレン・パウエル、アンソニー・ラモス
この映画には3つの物語、いや、3つのサスペンスがあります。
①主人公ケイトをめぐる三角関係
②確執のある実家の親との物語
③巨乳のサスペンス!
順にみていきましょう。
三角関係
気象学の天才ケイトは、竜巻を止める方法を研究していて実践もする。でも、そのせいで大切な恋人を失ってしまう。田舎の故郷を捨ててニューヨークでオフィスワークをしていたら、かつての仲間ハビがやってきて3Dで竜巻を撮影して解決策を探る方法を提示する。それに乗るケイトだったが、5年前と違って、地元にはタイラーというユーチューバーが闊歩していて、竜巻の生配信をして稼いでいる。
ケイトをめぐってハビとタイラーの二人が彼女のことを好きなことを隠さない。さて、ケイトが出す答えは? と思って見ていたら……何とタイラーのケイトへの気持ちを察したハビが自ら身を引くんですね。何じゃらほい。たぶんタイラーだとは思ったけど、どういう変化球で見せてくれるかと期待してただけにがっかり拍子抜け。
親との確執
ニューヨークで働いていたとき、朝の電車で実家からの電話を拒否るじゃないですか。親との間に何かあって、それが竜巻ドラマに何らかの形でかかわってくるんだろうと期待したいたら、これもがっかり拍子抜けでした。
タイラーと実家近くまで来ていたケイトは、こっそり実家に帰り、こっそり寝て帰ろうとするんですが、母親に見つかります。
確執があるのにあっさり帰るの? と思ったら、母親とは普通にハグしたり、何の確執もないのでありました。
だからタイラーが来て食事していっても、母親は何も言わずにやさしく話を聞いてあげるだけ。何かもう「葛藤」も何もないじゃないですか。
巨乳
この画像ではわかりにくいですが、ケイトを演じるデイジー・エドガー・ジョーンズ、若手実力派女優ナンバーワンの彼女はかなりの巨乳の持ち主なのです。
28年前の『ツイスター』では、ヘレン・ハントが巨乳担当でしたね。常に白いタンクトップで、映ると巨乳も大きく映るので眼福眼福といった感じでしたっけ。
主役がデイジー・エドガー・ジョーンズと知った時点で、「これは28年前と同じく巨乳で攻めてくるな」と思ったんですが、前半はあの大きなおっぱいが鳴りをひそめています。
すると、徐々に彼女が上着を脱いでいき、中盤くらいにはヘレン・ハントと同じく白のタンクトップ姿になるんですよね。おわん型の丸いおっぱい。眼福眼福!
と思ったら、これも長続きせず。どうせならあのまま白のタンクトップで攻めぬいてほしかったなぁ。前作の監督ヤン・デ・ボンはアホだったからああいうまねができたんでしょう。リー・アイザック・チョンは賢いんだと思う。映画のノイズになるようなものは避ける。あるいは、ニナ・メンケスの『ブレインウォッシュ セックス‐カメラ‐パワー』を見て、そういう見せ方をやめたか。
うーん、別にエロ目的の映画があってもいいと思うけど。特にデイジー・エドガー・ジョーンズのおっぱいは世界遺産に登録したいくらいですしね
ところで、「じゃあ、おまえは『ツイスターズ』はつまらなかったのか」
と問われたら、答えははっきりノーです。いろいろ煮え切らない面はあるとはいえ、面白かった。
なぜかといえば、それはもう「ディザスタームービーだから」、その一点に尽きますね。
前作では牛が飛んでましたが、今回も家や水のタンクやらなんやらが飛びまくる。主役たちがほとんど傷ひとつないのは、こういうジャンルゆえの「お約束」だろうし、その代わり周りがどんどん死んでいく。
あの容赦のなさに時間を忘れるんですよね。あ、危ない! と思いながら、死ね死ねもっと死ね! と願っている残酷な自分に気づく。
私はかねてより、こういうパニック映画というかディザスタームービーは、観客自身が己の中の残酷さと向き合うべく作られていると思っています。
私はこういうの作りたいと思ったことないけど。そりゃだって、脚本家志望でしたから。ちゃんとキャラクターを作って、その人たちの変化をきちんと追っていきたかった。
それはそれとして、デイジー・エドガー・ジョーンズの巨乳をこれからどう見せていくかは今後の映画界の課題でしょうね。
『ツイスターズ』(2024、アメリカ)
キャラクター原案:マイケル・クライトン&アン・マリー・マーティン
ストーリー原案:ジョセフ・コシンスキー
脚本:マーク・L・スミス
監督:リー・アイザック・チョン
出演:デイジー・エドガー・ジョーンズ、グレン・パウエル、アンソニー・ラモス
この映画には3つの物語、いや、3つのサスペンスがあります。
①主人公ケイトをめぐる三角関係
②確執のある実家の親との物語
③巨乳のサスペンス!
順にみていきましょう。
三角関係
気象学の天才ケイトは、竜巻を止める方法を研究していて実践もする。でも、そのせいで大切な恋人を失ってしまう。田舎の故郷を捨ててニューヨークでオフィスワークをしていたら、かつての仲間ハビがやってきて3Dで竜巻を撮影して解決策を探る方法を提示する。それに乗るケイトだったが、5年前と違って、地元にはタイラーというユーチューバーが闊歩していて、竜巻の生配信をして稼いでいる。
ケイトをめぐってハビとタイラーの二人が彼女のことを好きなことを隠さない。さて、ケイトが出す答えは? と思って見ていたら……何とタイラーのケイトへの気持ちを察したハビが自ら身を引くんですね。何じゃらほい。たぶんタイラーだとは思ったけど、どういう変化球で見せてくれるかと期待してただけにがっかり拍子抜け。
親との確執
ニューヨークで働いていたとき、朝の電車で実家からの電話を拒否るじゃないですか。親との間に何かあって、それが竜巻ドラマに何らかの形でかかわってくるんだろうと期待したいたら、これもがっかり拍子抜けでした。
タイラーと実家近くまで来ていたケイトは、こっそり実家に帰り、こっそり寝て帰ろうとするんですが、母親に見つかります。
確執があるのにあっさり帰るの? と思ったら、母親とは普通にハグしたり、何の確執もないのでありました。
だからタイラーが来て食事していっても、母親は何も言わずにやさしく話を聞いてあげるだけ。何かもう「葛藤」も何もないじゃないですか。
巨乳
この画像ではわかりにくいですが、ケイトを演じるデイジー・エドガー・ジョーンズ、若手実力派女優ナンバーワンの彼女はかなりの巨乳の持ち主なのです。
28年前の『ツイスター』では、ヘレン・ハントが巨乳担当でしたね。常に白いタンクトップで、映ると巨乳も大きく映るので眼福眼福といった感じでしたっけ。
主役がデイジー・エドガー・ジョーンズと知った時点で、「これは28年前と同じく巨乳で攻めてくるな」と思ったんですが、前半はあの大きなおっぱいが鳴りをひそめています。
すると、徐々に彼女が上着を脱いでいき、中盤くらいにはヘレン・ハントと同じく白のタンクトップ姿になるんですよね。おわん型の丸いおっぱい。眼福眼福!
と思ったら、これも長続きせず。どうせならあのまま白のタンクトップで攻めぬいてほしかったなぁ。前作の監督ヤン・デ・ボンはアホだったからああいうまねができたんでしょう。リー・アイザック・チョンは賢いんだと思う。映画のノイズになるようなものは避ける。あるいは、ニナ・メンケスの『ブレインウォッシュ セックス‐カメラ‐パワー』を見て、そういう見せ方をやめたか。
うーん、別にエロ目的の映画があってもいいと思うけど。特にデイジー・エドガー・ジョーンズのおっぱいは世界遺産に登録したいくらいですしね
ところで、「じゃあ、おまえは『ツイスターズ』はつまらなかったのか」
と問われたら、答えははっきりノーです。いろいろ煮え切らない面はあるとはいえ、面白かった。
なぜかといえば、それはもう「ディザスタームービーだから」、その一点に尽きますね。
前作では牛が飛んでましたが、今回も家や水のタンクやらなんやらが飛びまくる。主役たちがほとんど傷ひとつないのは、こういうジャンルゆえの「お約束」だろうし、その代わり周りがどんどん死んでいく。
あの容赦のなさに時間を忘れるんですよね。あ、危ない! と思いながら、死ね死ねもっと死ね! と願っている残酷な自分に気づく。
私はかねてより、こういうパニック映画というかディザスタームービーは、観客自身が己の中の残酷さと向き合うべく作られていると思っています。
私はこういうの作りたいと思ったことないけど。そりゃだって、脚本家志望でしたから。ちゃんとキャラクターを作って、その人たちの変化をきちんと追っていきたかった。
それはそれとして、デイジー・エドガー・ジョーンズの巨乳をこれからどう見せていくかは今後の映画界の課題でしょうね。
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