思えばもうだいぶ昔の話になります。
私は脚本家を目指していました。上京もしましたが、結局うまく行かず、都落ちしたのが8年前。
そして、今度は小説を書き始めました。別に本気で目指そうというのではなく、趣味でね。
2018年4月から5月。
1作目の小説を書きました。自分のダメダメな人生を振り返る苦行のような創作でしたが、それなりの成果はあったかもしれません。原稿用紙51枚。
2020年3月から9月。
2作目。アクチュアルな小説を書こうと、コロナ禍まっただなかということで、コロナで客足が遠のいている古本屋店主の喜怒哀楽を描きました。これは職場の人なんかには結構好評でしたが、自分としてはキャラクター描写に難ありかなというのが正直なところでした。原稿用紙71枚。
2020年11月から2021年12月。
3作目。最後に書いていたシナリオが若い女の子を主人公にしたもので、しかも未完成のまま筆を折ったので、いまだにその亡霊に憑りつかれており、どうしても思いつく話は若い女の子が主人公のものが多いです。
この3作目では、スクールカースト最下層の主人公が一発大逆転の革命劇を演じる内容でした。原稿用紙132枚。
というわけで、ちょっとずつ作品が長くなってきてるし、自分としちゃ内容が洗練されてきてる気もするんですよね。(妄想かもしれんが)
でも、いまは先述の通り、趣味でやってるだけなので、書いてるときに楽しければいいのです。
今回のアイデアは、ずっと前にシナリオにしようとして頓挫したものにちょっと変化を加えたものです。いつもなら詳細なキャラクター設定をするんですけど、今回は書きながらキャラクター作りをしたらどうだろうと、そんな感じでやってます。本気で小説書いてる人が聞いたら怒るかもしれないけど。いいんです。趣味だから。
最初の出だしが昨日浮かんだので、今日書き始めました。1時間半だけ。原稿用紙9枚。
枚数はともかく、いまは時間が大事。何時間連続で書けたか。
何しろいまは病気のため、連続数時間書けるかどうかが仕事に復帰するための最低条件なのでね。
今日は1時間半。そこがキリがよかったというのもあるけど、やはり限界でしたね。キーを打つ指が震え出したし、そのあと本を読んでてもまったく集中できなかった。
この疲れが明日出るようだとさらに都合が悪い。
だから、いまは趣味で小説を書いてるというのもおこがましくて、職場復帰のためのバロメーターとしいて書いてる、といったところでしょうか。ほんと、本気で小説書いてる方々、怒らないでくださいね。
書きながら筒井康隆さんの『創作の極意と掟』を読み直していこう。
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