以前の日記に書いたことがありますが、私は「神経症」という病気でした。
「でした」というからには治ったのか、と思う人もいるかもしれませんが、違います。別の病気に変わったのです。
神経症とはドイツ語で「ノイローゼ」で、フロイトが発見した病気ですが、鬱にならないように抗うつ剤を飲み、睡眠をよく取り、朗らかに過ごしていれば何もないんですが、調子が悪いと鬱になります。
他に、うつ病、抑うつ症、自律神経失調症などがありますが、すべて悪いときは鬱になるのは一緒ですが、厳密にはすべてまったく違う病気なので、治療法や薬も違うらしいです。
もうずっと、高校生の頃から神経症でしたが、今回ガラッと変わってしまいました。
躁うつ病、いまの言葉では「双極性障害」と呼ばれる病気です。

図にあるように、いままでは普通か鬱か、どちらかしかなかったのが、いまは上がりまくって躁になったり、普通になったり、鬱になったり、また躁になったりを繰り返すのです。
なぜ急にこうなったのか。前の主治医が胃ガンで閉院してしまったとか、もともと飲んでた薬が終売し、変えないといけなくなったとか、そういうのが理由かな、と思ったんですが、何と「遺伝」が大きいらしいのです。
「家族に躁うつの方、おられますか」と新しい主治医に訊かれたので、だいぶ前から母がそうだというと、大きくうなずいてました。「もしかして遺伝するんですか」と訊いたら、「はっきりとわかってるわけではないけど、鬱より躁うつのほうが遺伝子が関係していると言われている」とのこと。調べてみても、いろんな病院や精神医学会とかのサイトにそう載っています。
これは驚きました。私はてっきり父親が原因だとばかり思ってました。
幼い頃からあの男に心をずたずたに引き裂かれたきた私がまず神経症になり、その15年後くらいに今度は母親が躁うつになった。母親は父に奴隷扱いされてたから、それが原因だろうと思ってたんですが、そういう環境因子も関係しているだろうけれど、遺伝がかなり大きいらしいですね。
だから、医者が変わったとか、薬が変わったとかはあまり関係ないみたい。母親も急に躁うつになったが、私も突然なった。
あまりに突然すぎて戸惑うばかり。いままでは鬱にならないように気をつけていればよかった。それは裏を返せば、落ち込めば上げればよかったんですね。抗うつ剤で上げるだけでよかった。
でも、いまは抗うつ剤はNG。抗うつ剤を飲むと上がりすぎて躁になってしまうからです。
便利な薬があって、躁のときは下げ、鬱のときは上げてくれる薬があるとかで飲んでるんですが、この副作用が結構きつい。
しんどくなるわけじゃないけれど、ものすごく眠くなる。朝飲まないといけないので、起きたあとに眠くなるのは勘弁してほしいが、でもこれはまだいいほう。
躁になって初めて病院に行ったときは、あまりにハイテンションで、外に出たら車にひかれるんじゃないかと恐怖が先に立って家から出られず、勇気を振り絞って病院まで行ってそれを訴えたら、「いまはあまり外に出ないほうがいい」と言われ、躁状態を強制的に抑える薬を処方したもらったんですが、この副作用がとんでもない。
眠気とめまいだけですが、この眠気が尋常じゃないんですよ。一個でも飲んだらいつ起きられるかまったくわからない。トイレ行く以外は眠り続けてましたから。いまはちょっとましになって、昨日は映画に行けたりもした。あの薬を最後に飲んでもうそろそろ一週間になるんですが、飲む必要が出てきたら飲まねばならないし、飲んだらいつ起きられるかわからないというのはきつい。
いまは失業しているので一日中寝ていたって別にいいのだけれど、いつまでもこの状態は困る。職探しもいまは中断したほうがいいといわれてるが、というか、いまこの状態でどこか決まったところでまともに働けないので探したところで無意味。いまは我慢のときと思ってるけど、この状態がいつまで続くかと考えると途方に暮れてしまう。
年明けすぐくらいから軽い躁になったので、「そのときに何かありましたか」と訊かれ、「小説を書き上げ、読んでくれた人の反応がとてもいい」「ブログのアクセス数が格段に増えた」「ツイッターのフォロワーが増えて、新しいフォロワーさんがみんないいねやリツイートをしてくれる」などなどを話しました。
つまり「承認欲求が満たされすぎ」なんですよね。それが大きな原因だろうからブログを書いたりツイッターを更新するのを控えてたんですが、まさかの「遺伝が大きく関係している」ということで、それだと自分ではどうすることもできませんね。
神経症のときは、親父が死んで薬の量も順調に減っていたのに、まさかの「遺伝」が原因で躁うつになってしまうとは思いもしなかった。薬の量も増えた。肝臓に負担がかかる。2週間後にまた肝臓の検査だけど、その結果を見せてほしいと言われてます。やはり向精神薬はかなり肝臓に負担を強いるらしい。
まだまだ書きたいことはあるけれど、これ以上書いたらまた躁になってしまうので、今日はこのへんで。


「でした」というからには治ったのか、と思う人もいるかもしれませんが、違います。別の病気に変わったのです。
神経症とはドイツ語で「ノイローゼ」で、フロイトが発見した病気ですが、鬱にならないように抗うつ剤を飲み、睡眠をよく取り、朗らかに過ごしていれば何もないんですが、調子が悪いと鬱になります。
他に、うつ病、抑うつ症、自律神経失調症などがありますが、すべて悪いときは鬱になるのは一緒ですが、厳密にはすべてまったく違う病気なので、治療法や薬も違うらしいです。
もうずっと、高校生の頃から神経症でしたが、今回ガラッと変わってしまいました。
躁うつ病、いまの言葉では「双極性障害」と呼ばれる病気です。

図にあるように、いままでは普通か鬱か、どちらかしかなかったのが、いまは上がりまくって躁になったり、普通になったり、鬱になったり、また躁になったりを繰り返すのです。
なぜ急にこうなったのか。前の主治医が胃ガンで閉院してしまったとか、もともと飲んでた薬が終売し、変えないといけなくなったとか、そういうのが理由かな、と思ったんですが、何と「遺伝」が大きいらしいのです。
「家族に躁うつの方、おられますか」と新しい主治医に訊かれたので、だいぶ前から母がそうだというと、大きくうなずいてました。「もしかして遺伝するんですか」と訊いたら、「はっきりとわかってるわけではないけど、鬱より躁うつのほうが遺伝子が関係していると言われている」とのこと。調べてみても、いろんな病院や精神医学会とかのサイトにそう載っています。
これは驚きました。私はてっきり父親が原因だとばかり思ってました。
幼い頃からあの男に心をずたずたに引き裂かれたきた私がまず神経症になり、その15年後くらいに今度は母親が躁うつになった。母親は父に奴隷扱いされてたから、それが原因だろうと思ってたんですが、そういう環境因子も関係しているだろうけれど、遺伝がかなり大きいらしいですね。
だから、医者が変わったとか、薬が変わったとかはあまり関係ないみたい。母親も急に躁うつになったが、私も突然なった。
あまりに突然すぎて戸惑うばかり。いままでは鬱にならないように気をつけていればよかった。それは裏を返せば、落ち込めば上げればよかったんですね。抗うつ剤で上げるだけでよかった。
でも、いまは抗うつ剤はNG。抗うつ剤を飲むと上がりすぎて躁になってしまうからです。
便利な薬があって、躁のときは下げ、鬱のときは上げてくれる薬があるとかで飲んでるんですが、この副作用が結構きつい。
しんどくなるわけじゃないけれど、ものすごく眠くなる。朝飲まないといけないので、起きたあとに眠くなるのは勘弁してほしいが、でもこれはまだいいほう。
躁になって初めて病院に行ったときは、あまりにハイテンションで、外に出たら車にひかれるんじゃないかと恐怖が先に立って家から出られず、勇気を振り絞って病院まで行ってそれを訴えたら、「いまはあまり外に出ないほうがいい」と言われ、躁状態を強制的に抑える薬を処方したもらったんですが、この副作用がとんでもない。
眠気とめまいだけですが、この眠気が尋常じゃないんですよ。一個でも飲んだらいつ起きられるかまったくわからない。トイレ行く以外は眠り続けてましたから。いまはちょっとましになって、昨日は映画に行けたりもした。あの薬を最後に飲んでもうそろそろ一週間になるんですが、飲む必要が出てきたら飲まねばならないし、飲んだらいつ起きられるかわからないというのはきつい。
いまは失業しているので一日中寝ていたって別にいいのだけれど、いつまでもこの状態は困る。職探しもいまは中断したほうがいいといわれてるが、というか、いまこの状態でどこか決まったところでまともに働けないので探したところで無意味。いまは我慢のときと思ってるけど、この状態がいつまで続くかと考えると途方に暮れてしまう。
年明けすぐくらいから軽い躁になったので、「そのときに何かありましたか」と訊かれ、「小説を書き上げ、読んでくれた人の反応がとてもいい」「ブログのアクセス数が格段に増えた」「ツイッターのフォロワーが増えて、新しいフォロワーさんがみんないいねやリツイートをしてくれる」などなどを話しました。
つまり「承認欲求が満たされすぎ」なんですよね。それが大きな原因だろうからブログを書いたりツイッターを更新するのを控えてたんですが、まさかの「遺伝が大きく関係している」ということで、それだと自分ではどうすることもできませんね。
神経症のときは、親父が死んで薬の量も順調に減っていたのに、まさかの「遺伝」が原因で躁うつになってしまうとは思いもしなかった。薬の量も増えた。肝臓に負担がかかる。2週間後にまた肝臓の検査だけど、その結果を見せてほしいと言われてます。やはり向精神薬はかなり肝臓に負担を強いるらしい。
まだまだ書きたいことはあるけれど、これ以上書いたらまた躁になってしまうので、今日はこのへんで。


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