おととい久しぶりに風邪をひきました。

風邪っていまは要注意じゃないですか。コロナかもしれないんで。


20201222-01-02

私の症状は、
微熱36.7度(平熱36度)
悪寒
喉の痛み
倦怠感
だけでしたが、基準となる37.5度には至らずとも、平熱より0.5度高ければ休まなくてはいけないのがいまの会社のルールなので、また給料減るのか……と嘆きながら休みの連絡を入れました。

ただ、コロナかどうかなんて最初は疑わなかったんですよね。2年半前、仕事中に37度の熱が出て「帰ってくれ」と言われ、帰宅してからコロナの相談窓口に電話したら、「その程度のことで」とは言わないものの、やんわりと「様子を見てください」と言われたことがあるので。

ただ、最近、感染者が急増しているうえに、身内や友人、同僚さんや上司にも感染者が出ているため、一応電話で聞こうかなと思ったんです。でもすぐ、最近神戸市が抗原検査キットを無料配布しているという情報を思い出して、検索かけたところすぐヒットし、申し込みしようかと思ったんですが、でも熱が37度未満なのに申し込んでいいもんだろうか。在庫は1日当たり9000個とあるし、本当に必要な人に渡らない可能性もある。というわけで、ひとまず検査の必要の有無を相談しようと、そのページに記載のあった「神戸市オンライン確認センター」というところに電話したんです。すると……

「あの、風邪の症状が出ているので、抗原検査キットを申し込むべきかどうか、それをちょっと聞きたくてお電話したんですが」
「あ、それでしたらね、e-kobeと抗原検査のワードで検索したいただいたら、申込のページが出てきますので、そちらからお申し込みください。このお電話では受付できないんですよ。インターネットからでないと」
「いや、その前に、検査の必要があるかどうかを聞きたいんですが」
「あ、それでしたらね、お近くのドラッグストアに行っていただいて聞いてみてください。ただ、その場合、検査の必要があるとなった場合は自費で検査キット買っていただかないといけないんです」
「いや、無料のほうがいいというか(⇐いくらなのか知らない)この電話で検査の必要があるかどうかは教えてもらえないんでしょうか」
「ですから、それでしたらね、お近くのドラッグストアに行って……」

ここで、ハタと思い当たったのです。先月お盆に会う約束をしていた友人が「微熱しかないのに陽性だった」と言っていたのを。私は矢も楯もたまらず、

「わかりました。すぐ申し込みます!」

と電話を切り、当該ページで新規登録をしてから抗原検査キット申し込みをしました。午前中に申し込むと翌日、午後に申し込むと翌々日に配送されるとか。

それから、ぶっ倒れるように寝て、3時ごろに起きて食事をしたところ、あれ? ぜんぜんしんどくない。熱は下がってるし、喉の痛みはあるものの、悪寒もないし倦怠感もほぼない。

ゲボッ。ただの風邪だったのか。そういえば申し込むとき「おひとり様2回までしかご利用になれません。よろしいですか?」と出たんですが、そんなのもろともせずに突き進んでしまったんですよね。

2年半前に電話したコロナの相談窓口にかけて検査の要否を聞くべきだった。これだから母親から「あなたは猪突猛進すぎる。目の前しか見えてない」なんてこの歳になっても言われるんだなぁ、と嘆いたんですが、もう申し込んでしまったものはしょうがない。どうせ無料だし。元気になったんだからそれだけでいいじゃないか。

翌日(つまり今日)は、検査キットが届いたらすぐ検査して、陰性が判明したらすぐ出勤しよう、と思ってたんですよ。少しでも給料が減らないように。

などと考えていたら、8時ごろまただるくなってきたので即寝て、目覚めたら5時でした。最近はトイレですぐ目が覚めるので9時間も連続で寝たなんて何年ぶりかわかりませんが、とにかくよく寝ました。が、めちゃしんどいのです。熱もまた36.8度まで上がっています。悪寒もする。喉の痛みも倦怠感も昨日よりひどい。

とにかく二度寝しましたが、7時半ごろ起きても状態は同じ。会社には今日も全日休ませてほしいと連絡してぶっ倒れるように寝ました。これはひょっとして本当にコロナでは……???

何かよくない夢を何度も見た気がしますが、まったく憶えていません。起きると11時半。とりあえずトイレで用を足して出てくると、ドアにパサッと何かが入る音。

キットが来ました。しかし、前日の12時半ぐらいに「配送手続き完了メール」を寄越しておいて、実際に配送完了までほぼ24時間というのはどう考えても遅い。10時くらいには届くんだとばかり思ってました。

それはさておき、届いたのは↓こんなもの。↓

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説明書きに従って、長い棒で鼻の穴を左右5回ずつくらいゴニョゴニョして、何やら得体の知れない透明の液体に1分間浸しました。(キッチンタイマーできっちり測りました)

そして、長い棒を抜いてゴミ箱に放り、鼻の汚い粘液と混じった透明の液体にキャップをしました。そのキャップは頭の部分に小さな穴が開いてて、逆さにして一滴ずつ、陽性か陰性かを判定してくれるもの(⇐名前知らない)のまるい部分に4滴たらしました。(4滴とはっきり書いてありました)

すぐ液体がサーッと「C」と「T」と記載のあるほうへ沁み通っていきました。「C」にだけラインが浮かび上がれば「陰性」、「C」と「T」両方にラインが浮かび上がれば「陽性」、「T」だけにラインが浮かび上がれば「検査失敗」とあります。検査失敗だけは勘弁してくれ! と願いながら、再度キッチンタイマーで15分の時間が過ぎ去るのを待ちました。

結果は「C」のみ。つまり陰性でした。よかった! すぐ会社へ連絡。「安心した」と返事がありました。

しかし、コロナじゃないかとビクビクしていたらしんどさ倍増でしたが、陰性と判明したら嘘のように元気!

夕方、外を散歩しました。あんなに空気がうまいと感じた散歩も久しぶりですね。今年の初めに死んだ実家の愛犬を初めて外に連れて行ってやったとき(あれからもう17年近くたつのか)と同じぐらい空気がうまかったかも。

スーパーでちょっとだけ買い物をしてから帰宅したんですが、レジで待ってるときに、くだんの友人とのLINEをよく読んでみると、「微熱が2週間続いた」「短時間だが38度越えがあった」とあり、うーん、やはり一日二日微熱が続いただけでコロナと疑ったのは間違いだったか。貴重な2回の権利のうち1回を使ってしまった。もう少し様子を見るべきだった。

でも、いいや。いい経験になりました。

ていうか、こんなに安いんですね。知らなかった。↓ 注文しました!





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