永野芽郁と西島秀俊共演ということで見始めた『ユニコーンに乗って』。

最初はえらく不評でしたよね。スタートアップ企業に見えない。学生のサークルみたい。小鳥(西島秀俊)以外はサイテーな社員ばかりでこんな会社が3年も存続してきたなんて信じられない。云々かんぬん。
私も同感でした。特に、1話冒頭の面接のシーンで、面接官たちが小声で話をするのはいくら何でもありえないと、そこで止めてリタイアしようかと思ったんですが、しかし、やはり西島秀俊の初々しさにやられてしまい、続けて見ることに。3話の初恋回想編も世間と同じく「これ、まるまる1話いらないのでは?」と思いましたが、何だかんだでまた見てしまう。
それはなぜだろうと考えると、西島秀俊の魅力や、永野芽郁がやたらかわいいだけでは説明がつかないんですよね。少しでもつまらないとすぐリタイアする私が続けて見ているというのは。
で、先日の5話を見ながら、いろいろ考えました。
①スタディポニーキャンパスの良い面と悪い面
②色と光
③恋愛
この3つかキーワードです。では順に見ていきましょう。
①スタディポニーキャンパスの良い面と悪い面

永野芽郁CEOが何年も前から開発するのが夢だった「スタディポニーキャンパス」は、金銭的な理由やいじめなどで学習機会を得られない人が気軽に学びの機会を得られるアプリ。高卒の永野芽郁が、大学のプログラミングや経営学の授業をモグリで聴講して開発に躍起になっていた夢のアプリ。
5話でとてもよかったのは、ビジネスコンテストでデモンストレーションするときのために天才SE君(⇐いまだに名前を憶えられない)が作った素晴らしいプログラムでは高スペックのスマホでないとアプリが作動しない。誰でも気軽に平等に、というコンセプトに反するということで徹夜で作り直すところ。
永野芽郁が大学に行けなかった理由はいまだ明らかにされてませんが、おそらく家が貧乏だったとか、そういう理由でしょう。スタディポニーキャンパスは課金制ではなく無料というのも重要なコンセプトですからね。
代わりに、バーチャル空間にさりげなく協賛企業のロゴや商品名をもぐりこませることで、広告収入を見込めるうえに、ユーザーがどの商品に興味をもったかなどのデータを協賛企業に提供できる。よけい儲かる。という仕組み。これはとてもいいと思いました。
親ガチャなんて言葉がはやるように、いまは親の年収で入れる学校が決まってしまういやな時代です。そんな時代へのアンチテーゼとして、「無料」「低スペックのスマホでも作動」を謳うのは素晴らしい。私が見続けている理由のひとつは、やはり永野芽郁CEOの「青臭さ」にあると思いました。
が、肝心要の「スタディポニーキャンパス」がいかなる学びを提供してくれるのかをいまだに見せてくれません。
4話だったか2話だったかは忘れましたが、スタディポニーキャンパスを実際にプレイするシーンがありました。あれを見るかぎり、どうも「一問一答形式」の問題が出題されてそれに答えるみたいな感じなんですかね?
ビジネスコンテストのデモでは、遠方の友人と一緒に、なんて言葉もありましたが、「授業」はないんですかね? ただ知識を授けるだけでは不充分でしょう。それでは「教養」を育むことはできない。
人と会ってその人から直接学ぶのとでは情報量に差がありすぎませんかね? 無料とか広告収入とか、アプリの外側ばかりの情報は盛りだくさんですが、アプリの中身をもっと見せてほしい。
②色と光

話は変わってビジュアルについて。
まず、ドリームポニーという会社の内装がいいと思いませんか? この背景の棚のデザインはとてもいいですよね。

光の加減もいい。

登場人物の衣装のデザインもいい。デザインというか、バランスですね。つまりは配色。
会社を出ても色や光のバランスはとてもいいです。

黄色を基調にして、かつ、他の原色は使わない。青山テルマが青系統の服を着てますが、色が薄いのでほとんど気にならず、逆にいいアクセントになっている。天才SE君が着ている黒が少しよけいかな。みんなと同じ白か黄色系統の服だとなおよかった。
ネットニュースで、「他は画面が薄暗いドラマが多いなかで、この『ユニコーンに乗って』だけ画面が明るくてきれいだから好き」という声が紹介されていました。やはりこの色と光に対する感受性の良さは視聴者にも伝わっているんですね。とてもうれしくなりました。
③恋愛

「社内恋愛禁止」という服務規程のあるドリームポニーで、自身も「30歳までは恋愛しないと決めてるんだ」と言っていた杉野遥亮が、ビジネスコンテストで優勝した永野芽郁に突然の告白。
小鳥にご執心だった永野芽郁CEOの心の揺れはどうなるのか。これは、次週以降のお楽しみですね。
これからも色と光を今楽しみつつ、恋模様ももちろん楽しみ、そしてひそかにスタディポニーキャンパスの中身が見れることを期待します。
しかし、リタイア必至かと思われていた作品がいま一番楽しみな作品になるとは思ってもみませんでした。

最初はえらく不評でしたよね。スタートアップ企業に見えない。学生のサークルみたい。小鳥(西島秀俊)以外はサイテーな社員ばかりでこんな会社が3年も存続してきたなんて信じられない。云々かんぬん。
私も同感でした。特に、1話冒頭の面接のシーンで、面接官たちが小声で話をするのはいくら何でもありえないと、そこで止めてリタイアしようかと思ったんですが、しかし、やはり西島秀俊の初々しさにやられてしまい、続けて見ることに。3話の初恋回想編も世間と同じく「これ、まるまる1話いらないのでは?」と思いましたが、何だかんだでまた見てしまう。
それはなぜだろうと考えると、西島秀俊の魅力や、永野芽郁がやたらかわいいだけでは説明がつかないんですよね。少しでもつまらないとすぐリタイアする私が続けて見ているというのは。
で、先日の5話を見ながら、いろいろ考えました。
①スタディポニーキャンパスの良い面と悪い面
②色と光
③恋愛
この3つかキーワードです。では順に見ていきましょう。
①スタディポニーキャンパスの良い面と悪い面

永野芽郁CEOが何年も前から開発するのが夢だった「スタディポニーキャンパス」は、金銭的な理由やいじめなどで学習機会を得られない人が気軽に学びの機会を得られるアプリ。高卒の永野芽郁が、大学のプログラミングや経営学の授業をモグリで聴講して開発に躍起になっていた夢のアプリ。
5話でとてもよかったのは、ビジネスコンテストでデモンストレーションするときのために天才SE君(⇐いまだに名前を憶えられない)が作った素晴らしいプログラムでは高スペックのスマホでないとアプリが作動しない。誰でも気軽に平等に、というコンセプトに反するということで徹夜で作り直すところ。
永野芽郁が大学に行けなかった理由はいまだ明らかにされてませんが、おそらく家が貧乏だったとか、そういう理由でしょう。スタディポニーキャンパスは課金制ではなく無料というのも重要なコンセプトですからね。
代わりに、バーチャル空間にさりげなく協賛企業のロゴや商品名をもぐりこませることで、広告収入を見込めるうえに、ユーザーがどの商品に興味をもったかなどのデータを協賛企業に提供できる。よけい儲かる。という仕組み。これはとてもいいと思いました。
親ガチャなんて言葉がはやるように、いまは親の年収で入れる学校が決まってしまういやな時代です。そんな時代へのアンチテーゼとして、「無料」「低スペックのスマホでも作動」を謳うのは素晴らしい。私が見続けている理由のひとつは、やはり永野芽郁CEOの「青臭さ」にあると思いました。
が、肝心要の「スタディポニーキャンパス」がいかなる学びを提供してくれるのかをいまだに見せてくれません。
4話だったか2話だったかは忘れましたが、スタディポニーキャンパスを実際にプレイするシーンがありました。あれを見るかぎり、どうも「一問一答形式」の問題が出題されてそれに答えるみたいな感じなんですかね?
ビジネスコンテストのデモでは、遠方の友人と一緒に、なんて言葉もありましたが、「授業」はないんですかね? ただ知識を授けるだけでは不充分でしょう。それでは「教養」を育むことはできない。
人と会ってその人から直接学ぶのとでは情報量に差がありすぎませんかね? 無料とか広告収入とか、アプリの外側ばかりの情報は盛りだくさんですが、アプリの中身をもっと見せてほしい。
②色と光

話は変わってビジュアルについて。
まず、ドリームポニーという会社の内装がいいと思いませんか? この背景の棚のデザインはとてもいいですよね。

光の加減もいい。

登場人物の衣装のデザインもいい。デザインというか、バランスですね。つまりは配色。
会社を出ても色や光のバランスはとてもいいです。

黄色を基調にして、かつ、他の原色は使わない。青山テルマが青系統の服を着てますが、色が薄いのでほとんど気にならず、逆にいいアクセントになっている。天才SE君が着ている黒が少しよけいかな。みんなと同じ白か黄色系統の服だとなおよかった。
ネットニュースで、「他は画面が薄暗いドラマが多いなかで、この『ユニコーンに乗って』だけ画面が明るくてきれいだから好き」という声が紹介されていました。やはりこの色と光に対する感受性の良さは視聴者にも伝わっているんですね。とてもうれしくなりました。
③恋愛

「社内恋愛禁止」という服務規程のあるドリームポニーで、自身も「30歳までは恋愛しないと決めてるんだ」と言っていた杉野遥亮が、ビジネスコンテストで優勝した永野芽郁に突然の告白。
小鳥にご執心だった永野芽郁CEOの心の揺れはどうなるのか。これは、次週以降のお楽しみですね。
これからも色と光を今楽しみつつ、恋模様ももちろん楽しみ、そしてひそかにスタディポニーキャンパスの中身が見れることを期待します。
しかし、リタイア必至かと思われていた作品がいま一番楽しみな作品になるとは思ってもみませんでした。
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