もともと気が弱く、細かいことが気になるタイプではありますが、最近、自分でも笑ってしまう状態に陥ってしまいました。
名づけて「ルーティーン症候群」。
朝、家を出るとき、私は次に挙げる4点を確かめます。
①窓はちゃんと閉めて施錠してあるか
真冬でも朝起きたらすぐ換気をするのでね、閉め忘れると空き巣被害に遭う可能性大なので要注意なのです。
②トイレの窓は閉めてあるか
別に施錠はしなくていいんです。ものすごく小さい窓なので入ってこれるのは虫くらい。しかし、その虫が大問題。
このアパートにはかつて変な小さな虫が棲息していました。ゴキブリみたいに生命力の強い憎たらしい奴じゃなく、ティッシュで押さえてつぶしてやろうとしてやり損なったとき、ティッシュの端が当たっただけで体がぼろぼろに崩れてしまうものすごく弱い虫。昆虫ってもっと頑丈だと思うんですけど。死んだ親父は「それは絶対新種の虫や」と言っていたけど、はてさて。しかも、なぜかまったく姿を見なくなった。
それはさて、それなら網戸を閉めればいいじゃないかと思うでしょ。ついてないんです。網戸。引っ越してきてすぐ、つけてほしいと管理会社に電話したけどダメの一点張り。つけたければ自分のお金で、と。隣に住んでたお婆さん(すでに他界)も「ここの管理会社は何もしてくれへんよ。あたしだってこないだトイレの修理代2万も全部自腹やで」と言ってたっけ。
というわけで、換気扇もないうちのトイレは窓を開けて喚起するしかないので、だいたい朝起きて部屋の窓を全開にしたあと、トイレの窓も開けるのです。それがちゃんと閉まっているかどうかの確認。
去年のいまごろ帰ってきてから閉め忘れていたことに気づき、その数日後の深夜にふと目覚めたら、壁をゴキブリが這ってたんですよ。叩き潰しましたが(ゴキブリを虐殺するのって楽しいですね!)あのとき目が覚めなかったら、どこかで繁殖していまごろこの部屋はゴキブリの巣窟になっていたでしょう。恐ろしや。
③洗濯機の蛇口が閉まっているか
洗濯は週に1~2回なので洗濯した翌日だけ確認したらいいんですけど、なぜか毎日やってます。念のために。ま、開いてたとしても全自動洗濯機の場合は電源を入れないかぎり水は出ませんがね。ただ、ホースの接続部分がもし外れたら、と思うと気が気でない。実際、前の職場の同僚さんは、閉めてない状態で不在中にホースが外れたらしく、家じゅうが水浸しになったとか。恐ろしや。
④ポットのお湯の量
「給水」のライン近くまで少なくなっていたらお湯をぶち込んでから出勤します。ぎりぎり大丈夫だと思うんですがね。でも、以前ホテル客室清掃の仕事をしていたときは、ステイ(今日も泊まるお客さん)の部屋のポットのお湯が半分以下だったら電源を抜かねばならなかった。火事の危険があるからと。さすがに私は「給水」ラインより1㎝上までお湯があればそのままにしてますが、やはりぎりぎりは危ないと気にしています。
あ、それから、家出るときにポットの電源を落とすのはやめたほうがいいですよ。エアコンと同じでつけっぱなしのほうが電気代は安いです。もちろんその日帰ってこないのであれば電源を抜いたほうがいいですが、普通に10時間後くらいに帰ってくるのであればつけっぱなしのほうがいいのです。冷蔵庫がそうでしょ。ずっと冷やし続けているのに電気代そんなに食わないじゃないですか。ティファールで毎回沸かすなんてほんと電気代がもったいない。沸かしすぎて捨てたりしますしね。保温機能のあるポットのほうが省エネですよ。
確認するのは以上の4点だけで、なんてことはないんですが、いままでは、例えば、窓を見て、トイレの中も見て、ポットのお湯を見たら少ないから足して……このあと、残りの洗濯機の蛇口さえ確認すれば普通に家を出れたんですよ。
なのにいまは……
再び一から、窓を見てトイレを見てポットのお湯も見て(いま足したばかりなのに)洗濯機の蛇口を見て、そこでもし閉まってなかったら、また窓を見てトイレを見て……と、上記4点を頭からやり直さないといけなくなってしまったんです。
もう見たんだから大丈夫といくら自分に言って聞かせてもダメ。このルーティーンをスムーズに最後までこなさないかぎり家を出ることができない。

何かもう、自分が作ったルールに縛られているというか(そんなルールを作った憶えはないが)もう一人の自分に追いまくられているような今日この頃なのです。
やはり生来の気の小ささが災いしているのでしょうか。何かこのルーティーン症候群から抜け出る方法はないものでしょうか。
ルーティーン自体はいいんですけどね。戸締りなどは大切なので。ただ、途中で止まったら最初からやり直さないと気がすまないというのはどうにかならんのかと。


名づけて「ルーティーン症候群」。
朝、家を出るとき、私は次に挙げる4点を確かめます。
①窓はちゃんと閉めて施錠してあるか
真冬でも朝起きたらすぐ換気をするのでね、閉め忘れると空き巣被害に遭う可能性大なので要注意なのです。
②トイレの窓は閉めてあるか
別に施錠はしなくていいんです。ものすごく小さい窓なので入ってこれるのは虫くらい。しかし、その虫が大問題。
このアパートにはかつて変な小さな虫が棲息していました。ゴキブリみたいに生命力の強い憎たらしい奴じゃなく、ティッシュで押さえてつぶしてやろうとしてやり損なったとき、ティッシュの端が当たっただけで体がぼろぼろに崩れてしまうものすごく弱い虫。昆虫ってもっと頑丈だと思うんですけど。死んだ親父は「それは絶対新種の虫や」と言っていたけど、はてさて。しかも、なぜかまったく姿を見なくなった。
それはさて、それなら網戸を閉めればいいじゃないかと思うでしょ。ついてないんです。網戸。引っ越してきてすぐ、つけてほしいと管理会社に電話したけどダメの一点張り。つけたければ自分のお金で、と。隣に住んでたお婆さん(すでに他界)も「ここの管理会社は何もしてくれへんよ。あたしだってこないだトイレの修理代2万も全部自腹やで」と言ってたっけ。
というわけで、換気扇もないうちのトイレは窓を開けて喚起するしかないので、だいたい朝起きて部屋の窓を全開にしたあと、トイレの窓も開けるのです。それがちゃんと閉まっているかどうかの確認。
去年のいまごろ帰ってきてから閉め忘れていたことに気づき、その数日後の深夜にふと目覚めたら、壁をゴキブリが這ってたんですよ。叩き潰しましたが(ゴキブリを虐殺するのって楽しいですね!)あのとき目が覚めなかったら、どこかで繁殖していまごろこの部屋はゴキブリの巣窟になっていたでしょう。恐ろしや。
③洗濯機の蛇口が閉まっているか
洗濯は週に1~2回なので洗濯した翌日だけ確認したらいいんですけど、なぜか毎日やってます。念のために。ま、開いてたとしても全自動洗濯機の場合は電源を入れないかぎり水は出ませんがね。ただ、ホースの接続部分がもし外れたら、と思うと気が気でない。実際、前の職場の同僚さんは、閉めてない状態で不在中にホースが外れたらしく、家じゅうが水浸しになったとか。恐ろしや。
④ポットのお湯の量
「給水」のライン近くまで少なくなっていたらお湯をぶち込んでから出勤します。ぎりぎり大丈夫だと思うんですがね。でも、以前ホテル客室清掃の仕事をしていたときは、ステイ(今日も泊まるお客さん)の部屋のポットのお湯が半分以下だったら電源を抜かねばならなかった。火事の危険があるからと。さすがに私は「給水」ラインより1㎝上までお湯があればそのままにしてますが、やはりぎりぎりは危ないと気にしています。
あ、それから、家出るときにポットの電源を落とすのはやめたほうがいいですよ。エアコンと同じでつけっぱなしのほうが電気代は安いです。もちろんその日帰ってこないのであれば電源を抜いたほうがいいですが、普通に10時間後くらいに帰ってくるのであればつけっぱなしのほうがいいのです。冷蔵庫がそうでしょ。ずっと冷やし続けているのに電気代そんなに食わないじゃないですか。ティファールで毎回沸かすなんてほんと電気代がもったいない。沸かしすぎて捨てたりしますしね。保温機能のあるポットのほうが省エネですよ。
確認するのは以上の4点だけで、なんてことはないんですが、いままでは、例えば、窓を見て、トイレの中も見て、ポットのお湯を見たら少ないから足して……このあと、残りの洗濯機の蛇口さえ確認すれば普通に家を出れたんですよ。
なのにいまは……
再び一から、窓を見てトイレを見てポットのお湯も見て(いま足したばかりなのに)洗濯機の蛇口を見て、そこでもし閉まってなかったら、また窓を見てトイレを見て……と、上記4点を頭からやり直さないといけなくなってしまったんです。
もう見たんだから大丈夫といくら自分に言って聞かせてもダメ。このルーティーンをスムーズに最後までこなさないかぎり家を出ることができない。

何かもう、自分が作ったルールに縛られているというか(そんなルールを作った憶えはないが)もう一人の自分に追いまくられているような今日この頃なのです。
やはり生来の気の小ささが災いしているのでしょうか。何かこのルーティーン症候群から抜け出る方法はないものでしょうか。
ルーティーン自体はいいんですけどね。戸締りなどは大切なので。ただ、途中で止まったら最初からやり直さないと気がすまないというのはどうにかならんのかと。


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