また会社休んじゃいました。

ずっとこのブログを読んでくださっている方はご存じでしょうが、ちょいと前から原因不明の倦怠感に悩まされていて、昨日の朝早く映画に出かけたのはいいものの、1本見たらひどくしんどくなったのですぐ帰って寝たんですが、朝になっても状態が変わらないから休んだのです。この時間まで寝てたらだいぶましになったので、というか、とても大切なことが気になり始めたのでこの記事を書いています。

「見て触る」って決して女の体のことじゃないですよ! 念のため。


見て触る
まず会社の上司が教えてくれた、だるさ外来のある病院に行ったんですが、だるさ外来なんて聞いたことはあるけど受診するのは初めてなのでどういうことを調べるのかと思ったら、まず血液検査をして、甲状腺ホルモンや男性ホルモンなど内分泌系の状態を見て、薬を処方する、というのが基本的な治療方針だそうです。

それはいいとして、「内分泌系の状態を見て」と書きましたけど、え、あの医者は「状態を見て」ましたっけ? というのが今日寝ていてすごく気になったところでした。

甲状腺ホルモンがどういう働きをしてるかなんて知らないし、そもそも甲状腺がどこにあるのかも知らないから調べてみると、喉仏の奥にあるらしく、普通は触ってもわからないらしいんですが、何か異常があって腫れてるとわかるらしいです。


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それなら、まずこんなふうに触診するのが先なんじゃないの? あの医者が「状態を見る」と言っているのは、あくまでも血液検査の「数値」のことなんですね。


顔を見ない医者
次に行ったのは、健康診断を受けた町医者に紹介状を書いてもらった大病院の医者で、肝臓の数値がよくなかったので検査を受けることになったんですが、触診どころか、こちらの顔を見ることがほとんどない。画面の数値ばかり見てる。

紹介状を書いてくれた町医者も画面を見てる時間が長かったですが、私をベッドに横にならせて、肝臓やお腹全体をグッと押さえて痛いところがないか診てましたよ。大病院の医者はそれすらしない。

私はもともと精神科にかかっていて、主治医はこちらの話をじっと目を見つめて話を聞いてくれます。ちょっとした表情の変化や、無意識にジェスチャーするときの手の動きも見逃さない感じで見つめている。カルテに会話記録なんか書かない。全部記憶しています。

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主治医の精神科医以外の診察を受けるのって、考えてみれば5年ぶりなんですが、その5年前の医者は形成外科医で、半月板を損傷した膝の具合が悪くなったから行ったんですが、主治医と同じくこちらの話をじっと聞いてくれる。話の内容は助手が電子カルテに記録していましたが、医者自身はこちらの顔を見、そして膝を触る。

形成外科なんだから触らないとどうしようもないとはいえ、レントゲンやMRIの画像が画面に出ているのにあまり見てなかった。

よくよく考えてみれば、患者の顔色を見ない医者に診てもらったのは、はるか12年前、私が初めて脂肪肝との診断を受けたとき以来です。あの医者も血液検査の結果データばかり見てましたっけ。

いまはそんな医者ばかりだよ、という声が聞こえてきそうですが、それでいいのか!


上島竜兵の手
そういえば、先日亡くなったダチョウ俱楽部の上島竜兵さんの遺体の手を芸人仲間たちが触ったら「意外にごつごつした手をしてた」と驚いてたとか。

でも、それって、普段から握手したり、そういうスキンシップをしてなかったってことですよね。

ま、私もスキンシップする仲間がほとんどいないので偉そうなことは言えません。自戒をこめて「見て触る」ことの大切さを説く次第です。

しかし、顔色を見ない、少しも体に触ろうとしない医者に診てもらって高い金を払って、それで何か意味があるんだろうか。何か異常があるとして、本当によくなるんだろうかと不安になる今日この頃です。


蛇足
何しろ、昔はお腹が痛かったら患部にじっと手を当ててたんですよね。温まって血行がよくなって治る。手を当てるから治療のことを「手当て」というらしいです。



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