さて、昨日で仕事納めとなり、待望の6連休が始まりました。
というわけで、コロナで新時代が始まった激動の2020年のテレビドラマとテレビアニメのベスト5を選んでみました。ほんとは去年みたいに10本選びたかったんですが、印象に残ったのが少なかったので。
(過去に感想を書いてあるものはリンクを貼ってますので興味のある方はどうぞ。ただし、『コタキ兄弟と四苦八苦』は第8話についてのみ、『M 愛すべき人がいて』は第1話から第3話についてのみです)
第1位『彼女、お借りします』
今年は実写ドラマに「これ!」というのがなかったというのが一番大きいですね。コロナの影響で放送された本数が例年より少なかったのもあるでしょうが、そのぶん過去作品も放送されていたのにその中にも印象に残るものがほとんどなかった。ま、私の選球眼に一番の問題があるような気がしますが。
だからベストワンはアニメ『彼女、お借りします』となりました。
これなんて実写でやろうと思えばできないことはない。別にファンタジーとか時代物とか製作費がかかるわけでもない。現代が舞台でレンタル彼女を題材にしたラブストーリーなのだから、広瀬アリスか池田エライザ、あるいは堀田真由あたりを主演に据えれば充分実写化は可能のような気がします。
なぜこの企画がアニメでないといけないのか。なぜ実写ではないのか。という点についてはいまだによくわからないし、考えなくてはいけない課題のような気がするものの、でも内容の面白さは群を抜いていましたね。
第2期もあるらしく、待ち遠しい。
第2位『有村架純の撮休』第3話「人間ドック」
連続ドラマの1回だけを取り上げるのは反則かもしれませんが、でもこれは1話完結ものですしね。詳しい感想はリンク先に書いてますので、そちらをどうぞ。
「仮面」というテーマの追究が素晴らしかった。女優というだけで「仮面」をかぶっているのに、さらに化粧で二重の仮面をする。元カレの「仮面」を剥ぐために。
第3位『コタキ兄弟と四苦八苦』
これもある意味1話完結ものでしたが、連続ものとしての面白さもありました。
とにかくニート兄弟を「ダメな人たち」とは少しも捉えていないのが素晴らしかった。去年の『俺の話は長い』や今年の『35歳の少女』とは大違いですね。「ニートはいけない」「働かなければいけない」という社会通念をフィクションで語られてもね。そういう「常識」はワイドショーのコメンテーターにでも任せておけばよろしいかと。
芳根京子が好きになったきっかけの作品でもありました。ありがとうございます。
第4位『M 愛すべき人がいて』
往年の大映ドラマ『スチュワーデス物語』を思わせるケレン味たっぷりの作品でした。
「俺の作った虹を渡れ!」
というわけで、コロナで新時代が始まった激動の2020年のテレビドラマとテレビアニメのベスト5を選んでみました。ほんとは去年みたいに10本選びたかったんですが、印象に残ったのが少なかったので。
①彼女、お借りします
⑤半沢直樹
(過去に感想を書いてあるものはリンクを貼ってますので興味のある方はどうぞ。ただし、『コタキ兄弟と四苦八苦』は第8話についてのみ、『M 愛すべき人がいて』は第1話から第3話についてのみです)
第1位『彼女、お借りします』
今年は実写ドラマに「これ!」というのがなかったというのが一番大きいですね。コロナの影響で放送された本数が例年より少なかったのもあるでしょうが、そのぶん過去作品も放送されていたのにその中にも印象に残るものがほとんどなかった。ま、私の選球眼に一番の問題があるような気がしますが。
だからベストワンはアニメ『彼女、お借りします』となりました。
これなんて実写でやろうと思えばできないことはない。別にファンタジーとか時代物とか製作費がかかるわけでもない。現代が舞台でレンタル彼女を題材にしたラブストーリーなのだから、広瀬アリスか池田エライザ、あるいは堀田真由あたりを主演に据えれば充分実写化は可能のような気がします。
なぜこの企画がアニメでないといけないのか。なぜ実写ではないのか。という点についてはいまだによくわからないし、考えなくてはいけない課題のような気がするものの、でも内容の面白さは群を抜いていましたね。
第2期もあるらしく、待ち遠しい。
第2位『有村架純の撮休』第3話「人間ドック」
連続ドラマの1回だけを取り上げるのは反則かもしれませんが、でもこれは1話完結ものですしね。詳しい感想はリンク先に書いてますので、そちらをどうぞ。
「仮面」というテーマの追究が素晴らしかった。女優というだけで「仮面」をかぶっているのに、さらに化粧で二重の仮面をする。元カレの「仮面」を剥ぐために。
第3位『コタキ兄弟と四苦八苦』
これもある意味1話完結ものでしたが、連続ものとしての面白さもありました。
とにかくニート兄弟を「ダメな人たち」とは少しも捉えていないのが素晴らしかった。去年の『俺の話は長い』や今年の『35歳の少女』とは大違いですね。「ニートはいけない」「働かなければいけない」という社会通念をフィクションで語られてもね。そういう「常識」はワイドショーのコメンテーターにでも任せておけばよろしいかと。
芳根京子が好きになったきっかけの作品でもありました。ありがとうございます。
第4位『M 愛すべき人がいて』
往年の大映ドラマ『スチュワーデス物語』を思わせるケレン味たっぷりの作品でした。
「俺の作った虹を渡れ!」
「あいつを選んだのは俺じゃない。俺を選んだのも俺じゃない。あいつを選んだのは、神様だ」
なんていう臭すぎるセリフから、
なんていう臭すぎるセリフから、
「誰かを育てるときに大事なのは、自分も育とうとすることだ」
「未来は見えません。でも未来は作れます」
という普通にいいセリフまで、セリフドラマの真骨頂。こういうのをくだらないと一蹴してはいけないと強く思う。
第5位『半沢直樹』第2シーズン
これはちょっと7年前の第1シーズンに比べると怒鳴り合いが多すぎて辟易しました。「施されたら施し返す。恩返しです」とか「仕事は感謝と恩返しだ」などのセリフは普通に笑いましたが、香川照之の「何とかDEATH!」というセリフは悪ふざけが過ぎて鼻白んでしまいました。ラストシーンも怒鳴り合いの嵐でもうビデオを止めようかと思ったほど。
とはいえ、意外な展開の連続に舌鼓を打ったのも事実。というわけで滑り込ませました。
10月期では『姉ちゃんの恋人』『共演NG』が堂々のランクイン確実か⁉ と思わせるほどの滑り出しだったのに失速してしまったのは残念でした。
始まりこそ低調だった『35歳の少女』は第8話でとんでもない展開を見せてくれ、どう着地するのかと期待したら最低最悪の最終回でげんなりさせられました。
コロナの第3波が猛威をふるい、しかもイギリスで確認された変異種に感染した人も東京で確認されるなど(なぜ帰国したときにすぐPCR検査しなかったのか!)今後どうなるかわからない状態です。再度緊急事態宣言が発出されたらドラマ製作はまた中断を迫られる。
それ自体はしょうがないとしても、もしそうなったら、まずは『家政婦のミタ』を再放送してほしいですね。あとクドカンの『マンハッタン・ラブストーリー』とか。山田太一さんや向田邦子さんの作品とか。
今年は往年の名作と言われるものも再放送されたけど、どれもつまらなかった。
2019テレビドラマ・アニメ ベストテン!
2018テレビドラマ ベスト5!
2020書籍ベストテン!
2020映画旧作ベストテン!
2020劇場映画ベストテン!
「未来は見えません。でも未来は作れます」
という普通にいいセリフまで、セリフドラマの真骨頂。こういうのをくだらないと一蹴してはいけないと強く思う。
第5位『半沢直樹』第2シーズン
これはちょっと7年前の第1シーズンに比べると怒鳴り合いが多すぎて辟易しました。「施されたら施し返す。恩返しです」とか「仕事は感謝と恩返しだ」などのセリフは普通に笑いましたが、香川照之の「何とかDEATH!」というセリフは悪ふざけが過ぎて鼻白んでしまいました。ラストシーンも怒鳴り合いの嵐でもうビデオを止めようかと思ったほど。
とはいえ、意外な展開の連続に舌鼓を打ったのも事実。というわけで滑り込ませました。
10月期では『姉ちゃんの恋人』『共演NG』が堂々のランクイン確実か⁉ と思わせるほどの滑り出しだったのに失速してしまったのは残念でした。
始まりこそ低調だった『35歳の少女』は第8話でとんでもない展開を見せてくれ、どう着地するのかと期待したら最低最悪の最終回でげんなりさせられました。
コロナの第3波が猛威をふるい、しかもイギリスで確認された変異種に感染した人も東京で確認されるなど(なぜ帰国したときにすぐPCR検査しなかったのか!)今後どうなるかわからない状態です。再度緊急事態宣言が発出されたらドラマ製作はまた中断を迫られる。
それ自体はしょうがないとしても、もしそうなったら、まずは『家政婦のミタ』を再放送してほしいですね。あとクドカンの『マンハッタン・ラブストーリー』とか。山田太一さんや向田邦子さんの作品とか。
今年は往年の名作と言われるものも再放送されたけど、どれもつまらなかった。
2019テレビドラマ・アニメ ベストテン!
2018テレビドラマ ベスト5!
2020書籍ベストテン!
2020映画旧作ベストテン!
2020劇場映画ベストテン!
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