昔、『懐かしのカンツォーネ』みたいな安物のCDをなぜかもっていました。ほんとなぜもってたのかわからない。普通、あんなの買わないし。
でも、カンツォーネのことを「イタリアの民謡」だと思っていた私は、ちょうど兄がミラノに住んでいたこともあって「イタリアの文化を知ろう」と思って買ったのでしょうね。
ただ、完全に騙されていました。
曲がひどかったんじゃないんですよ。どれも活きのいい曲ばかりで、買った直後だけでなく、何度もヘビロテ状態が訪れたほど。
買ってから1年後くらいに映画の専門学校に進学したんですが、そこでヘヴィメタルのバンドをやってる奴がいて、「とにかくいろんなジャンルの音楽から吸収したい」と言っていたので、「カンツォーネなんかどう?」と聞いたら「ぜひ!」というから貸したんですよ。
以下は数日後の彼と私の会話です。
「聴いた」
「どうやった?」
「あんなん聴いてんの?」
「あかん?」
「いや、あかんていうか」
「何」
「だから」
「だから何」
「何ていうかさ、カルチャーショック受けたんよ」
「ほんじゃよかったんや」
「いや悪い意味のカルチャーショックなんよ」
何でも最初はあまりの衝撃で笑いが止まらなかったらしいんですが、聴けば聴くほど「こんなのを聴いてる奴はアホや」という結論に至ったそうな。
とかいいながら「あのカーーーンツォーネ、ダーーーモーレっていうやつはすごかったね」と盛り上がってしまったんですよね。
「カンツォーネ・ダモーレ」というこんな歌です。
サビの部分の2回目、「カ、ア、アンツォーネ、ダ、ア、アモーレ」というところがツボだったらしく、まったく一緒だった私は爆笑しました。
でも彼は最後に言いました。「あんなのを聴いとったらアカン」と。
こうも言ってましたっけ。「これはカンツォーネじゃない」と。
こんなやつだと教えてくれました。当時はYouTubeなんかなかったから、自分で歌って教えてくれました。こんな感じのやつです。
完全に違いますね。そうか、これがイタリアの民謡か。
でも、「カンツォーネ・ダモーレ」をはじめとする、私が買ったCDのカンツォーネは何だったのでしょう?
と思って調べてみたら、「カンツォーネ」というイタリア語は単に「歌」を意味するとか。
うーん、なるほど。私は騙されていたわけです。
あのCDは目先の金ほしさにかなり前に売ってしまいましたが(二束三文にしかならなかったはずなのでもっとけばよかった)いま「カンツォーネ・ダモーレ」を聴いてもカルチャーショックを受けてしまいます。
あの友人も何だかんだ言って楽しんで聴いたみたいだし。もう一人、ハードロックをやってる友人もいて、私らの会話を聴いてかなり興味をひかれたらしく、貸してほしいというので貸したら「同じ感想。笑ったけど、こんなの聴いてたらダメだと思う」
何でだよ! さんざん楽しんだくせに!!
というわけで、最後に、かのCDに収録されていた歌で、「カンツォーネ・ダモーレ」以外でいまだにタイトルも旋律も憶えていた唯一の曲をご紹介しましょう。
これは私がイメージしていた「イタリアの民謡」にちょっと近いかも。「ユッピ・ドゥー」という歌です。おっぱいも見れますよ!
↓「カンツォーネ・ダモーレ」を歌っているのはこの3人。↓
でもこのアルバムに「カンツォーネ・ダモーレ」が入ってるのかどうかはわかりません。

でも、カンツォーネのことを「イタリアの民謡」だと思っていた私は、ちょうど兄がミラノに住んでいたこともあって「イタリアの文化を知ろう」と思って買ったのでしょうね。
ただ、完全に騙されていました。
曲がひどかったんじゃないんですよ。どれも活きのいい曲ばかりで、買った直後だけでなく、何度もヘビロテ状態が訪れたほど。
買ってから1年後くらいに映画の専門学校に進学したんですが、そこでヘヴィメタルのバンドをやってる奴がいて、「とにかくいろんなジャンルの音楽から吸収したい」と言っていたので、「カンツォーネなんかどう?」と聞いたら「ぜひ!」というから貸したんですよ。
以下は数日後の彼と私の会話です。
「聴いた」
「どうやった?」
「あんなん聴いてんの?」
「あかん?」
「いや、あかんていうか」
「何」
「だから」
「だから何」
「何ていうかさ、カルチャーショック受けたんよ」
「ほんじゃよかったんや」
「いや悪い意味のカルチャーショックなんよ」
何でも最初はあまりの衝撃で笑いが止まらなかったらしいんですが、聴けば聴くほど「こんなのを聴いてる奴はアホや」という結論に至ったそうな。
とかいいながら「あのカーーーンツォーネ、ダーーーモーレっていうやつはすごかったね」と盛り上がってしまったんですよね。
「カンツォーネ・ダモーレ」というこんな歌です。
サビの部分の2回目、「カ、ア、アンツォーネ、ダ、ア、アモーレ」というところがツボだったらしく、まったく一緒だった私は爆笑しました。
でも彼は最後に言いました。「あんなのを聴いとったらアカン」と。
こうも言ってましたっけ。「これはカンツォーネじゃない」と。
こんなやつだと教えてくれました。当時はYouTubeなんかなかったから、自分で歌って教えてくれました。こんな感じのやつです。
完全に違いますね。そうか、これがイタリアの民謡か。
でも、「カンツォーネ・ダモーレ」をはじめとする、私が買ったCDのカンツォーネは何だったのでしょう?
と思って調べてみたら、「カンツォーネ」というイタリア語は単に「歌」を意味するとか。
うーん、なるほど。私は騙されていたわけです。
あのCDは目先の金ほしさにかなり前に売ってしまいましたが(二束三文にしかならなかったはずなのでもっとけばよかった)いま「カンツォーネ・ダモーレ」を聴いてもカルチャーショックを受けてしまいます。
あの友人も何だかんだ言って楽しんで聴いたみたいだし。もう一人、ハードロックをやってる友人もいて、私らの会話を聴いてかなり興味をひかれたらしく、貸してほしいというので貸したら「同じ感想。笑ったけど、こんなの聴いてたらダメだと思う」
何でだよ! さんざん楽しんだくせに!!
というわけで、最後に、かのCDに収録されていた歌で、「カンツォーネ・ダモーレ」以外でいまだにタイトルも旋律も憶えていた唯一の曲をご紹介しましょう。
これは私がイメージしていた「イタリアの民謡」にちょっと近いかも。「ユッピ・ドゥー」という歌です。おっぱいも見れますよ!
↓「カンツォーネ・ダモーレ」を歌っているのはこの3人。↓
でもこのアルバムに「カンツォーネ・ダモーレ」が入ってるのかどうかはわかりません。

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