『5時に夢中!』は今日も、滝川クリステルと小泉進次郎の結婚を取り上げていて、というか、滝クリと同じく神戸出身の宇垣美里のコメントが紹介されていました。


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神戸の神格化
宇垣は高校の後輩だから当然知っていたけれど、滝クリが神戸出身とは知らなかった。それはともかく、二人の結婚についてイベントで語ったとされる言葉は、

「神戸の女性は自立している」

というもので、え、そうなの? と。

コメントを求められた同じく神戸出身の大橋未歩(何と彼女は須磨区出身とか。私も30年前まで須磨区在住でした)は、

「なぜ神戸ってここまで神格化されてるんでしょう」

と神戸人なら誰もが抱いている疑問を口にしました。

そうなんです。なぜか神戸は「おしゃれ」とか何とかポジティブなイメージがあるらしく、それでいて「気取ってる」という裏返しのネガティブなイメージもないらしい。


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大橋未歩は最後に「神戸の女は品がいい」と言っていましたが、あれは冗談にしても、そういう冗談が嫌味にならない何かがあるような気もします。


大阪人の神戸コンプレックス
一番それを強く感じているのは大阪人じゃないですかね。

以前、ケンミンSHOWでやってました。

「大阪のおばちゃんに、奥さん、何かちょっと神戸っぽいですね、というと異常に喜ぶ」と。

確かに、大阪の人と喋っていると「神戸にだけはかなわない」みたいな強烈なコンプレックスを感じます。なぜそこまで? ほとんどお隣さんじゃないですか。なぜそこまで。

大阪人の東京コンプレックスは有名ですが、あれは裏返ってほとんど殺意みたいな感じになっちゃってますけど、なぜか神戸コンプレックスは少しも裏返らず、素直に「参りました」という感じらしい。


美人が多い
神戸人同士で喋っていると、「神戸なんてそこらへんの小さな街と何も変わらない」とみんな口をそろえて言いますけどね。

しかし、ちょっと前に東京に住んでいたとき、東京生まれの人間ですら「神戸って美人が多いらしいですね」と言ってきた。「それはただのイメージでは?」「横浜みたいな?」「そうそう!」と少しも東京人の横浜イメージを知らないくせに肯定しちゃいましたけど、しかしよく考えてみれば、神戸と東京では人口が10倍近く違うのに美人に遭遇する頻度があまり変わらない。ということはこっちのほうが美女率が高いのか。うーん、わからない。ま、確かに北川景子とか藤原紀香とか戸田恵梨香とか美人芸能人はたくさんいるけど。(他に誰がいるのか忘れちゃった。能年玲奈と有村架純は神戸じゃないですよね。兵庫県ではあるけど)


インスタントラーメン
もう20年ほど前ですけど、何かの番組で京阪神をまたにかけるナンパ男たちにインタビューしていて、彼ら三人が意気投合していたのが、

「大阪や京都の女と違って、神戸の女はインスタントラーメンなんか食わへん」

ということでしたが、まさか! 普通にカップラーメン食ってまっせ!


神戸スイーツ
そういえば東京にいた頃、「神戸はスイーツが種類も多いしおいしいし」と言われたことがあって、さすがにそれに関しては「そうかもしれん」と思ったものの、仙台から移り住んできた人に言わせると、こっちのスイーツはダメだそうです。仙台のほうが断然いいと。他は神戸大好きだけどお菓子だけは不満と言っていました。

その人からもらった「萩の月」ってお菓子は確かにめちゃくちゃうまかった!

というわけで、神戸がなぜここまで神格化されているのかは、結局わかりませんでした。(笑)

イメージだけが一人歩きしてるんでしょう。宇垣だって別にそれほどの美人じゃないし。かなりの闇キャラであることが明らかになってしまったし。


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