ホームでなかなか思うような結果を残せないレアル・マドリード。乾を擁するエイバルとのホームゲーム。どうなるかと思いましたが、MVPに選びたいカゼミーロの大活躍で無失点勝利。気持ちいいです。
いつものことでしょうが、今日のカゼミーロはすごかった。相手の攻撃の芽を摘む危険察知能力と一対一の強さは特筆もの。控えのマルコス・ジョレンテもあれぐらいできたら何の心配もないんですが、どうでしょうか。バランの速さにもいまさらながら脱帽。
ということを念頭に置いたうえで・・・
まず、フォーメーションがよくわからなかったですね。
WOWOWではアセンシオとイスコを両翼に置いた4-3-3と紹介されてましたが、アセンシオを右サイドハーフに置いた4-4-2に見えるときもあったし、とにかく、MFが5人も入り乱れるのでよくわからない。
MF5人といえばエイバルがそうでしたよね。3バックというのはえてしてウイングバックが下がり気味になって実質5バックになることが多いんですが、解説者が言っていたように、ウイングバックが決して下がらず、最終ラインを高く保つ積極的な守備が功を奏していました。MFが5人もいるのでそこで引っかかってしまうことが多く、キックオフ早々のビッグチャンスをイスコが外してしまったのもあって、嫌な予感が漂いました。
ただ、19分に相手のオウンゴールとはいえ先制できたのが大きかった。あれはあのDFの責任じゃないですよね。もし彼が触っていなければセルヒオ・ラモスが決めてたでしょうから。クロスを上げたアセンシオが讃えられるべきでしょう。
そのアセンシオが9分後に追加点。最近のレアルは、「そのうち追加点が取れるだろう」という安穏とした雰囲気の中で追いつかれることが多いので、この追加点も大きかった。
そして、後半途中から入ったベンゼマ! リネカーが「点を取れないFW」と批判してジダンが怒ってましたが、ベンゼマ自身がリネカーの誤りを証明してみせましたね。
マルセロのダメ押し3点目はまさに「周りを活かす」ベンゼマならではのおしゃれなラストパスから生まれました。それ以外にも、確実なポストプレーで攻撃の起点になったり、クリスティアーノ・ロナウドに取らせようと奮闘したり、相手のカウンターの芽を摘む守備に奔走したり、「現代のCFは点を取るだけが仕事じゃないよ」と体現してくれました。
私はハーフでしたから、自分が決めるより味方に取らせることのほうに悦びを感じるタイプでしたが、そういうタイプのFWがいてもいいんじゃないでしょうか。ロナウドみたいに自分が決めなきゃ少しもうれしくないというエゴイストもいていいし。というか、取ってこそのロナウドと取らせるうまさをもつベンゼマだからうまく共存できてるんだと思います。
しかしそのロナウドが・・・
無得点そのものは心配することはないでしょうが、外した直後の表情を見るかぎりではだいぶ調子が悪そうです。
モドリッチの素晴らしいスルーパスからのビッグチャンスでは、打つタイミングがひとつ遅かったですよね。迷いがあるのかな。前節決めてるし、CLやスーパーカップでたくさん取ってるからあまり心配してなかったですが、今日の試合を見るとかなり心配です。ただ焦りはそれほどないようで、おしゃれなヒールパスでベンゼマにラストパスを供給する余裕もある。
でもシュートチャンスは一瞬しかない。その一瞬をことごとく決めてきた彼ですが、もしその一瞬を逃しているのが加齢によるものだとしたら・・・悲しいですね。
いつものことでしょうが、今日のカゼミーロはすごかった。相手の攻撃の芽を摘む危険察知能力と一対一の強さは特筆もの。控えのマルコス・ジョレンテもあれぐらいできたら何の心配もないんですが、どうでしょうか。バランの速さにもいまさらながら脱帽。
ということを念頭に置いたうえで・・・
まず、フォーメーションがよくわからなかったですね。
WOWOWではアセンシオとイスコを両翼に置いた4-3-3と紹介されてましたが、アセンシオを右サイドハーフに置いた4-4-2に見えるときもあったし、とにかく、MFが5人も入り乱れるのでよくわからない。
MF5人といえばエイバルがそうでしたよね。3バックというのはえてしてウイングバックが下がり気味になって実質5バックになることが多いんですが、解説者が言っていたように、ウイングバックが決して下がらず、最終ラインを高く保つ積極的な守備が功を奏していました。MFが5人もいるのでそこで引っかかってしまうことが多く、キックオフ早々のビッグチャンスをイスコが外してしまったのもあって、嫌な予感が漂いました。
ただ、19分に相手のオウンゴールとはいえ先制できたのが大きかった。あれはあのDFの責任じゃないですよね。もし彼が触っていなければセルヒオ・ラモスが決めてたでしょうから。クロスを上げたアセンシオが讃えられるべきでしょう。
そのアセンシオが9分後に追加点。最近のレアルは、「そのうち追加点が取れるだろう」という安穏とした雰囲気の中で追いつかれることが多いので、この追加点も大きかった。
そして、後半途中から入ったベンゼマ! リネカーが「点を取れないFW」と批判してジダンが怒ってましたが、ベンゼマ自身がリネカーの誤りを証明してみせましたね。
マルセロのダメ押し3点目はまさに「周りを活かす」ベンゼマならではのおしゃれなラストパスから生まれました。それ以外にも、確実なポストプレーで攻撃の起点になったり、クリスティアーノ・ロナウドに取らせようと奮闘したり、相手のカウンターの芽を摘む守備に奔走したり、「現代のCFは点を取るだけが仕事じゃないよ」と体現してくれました。
私はハーフでしたから、自分が決めるより味方に取らせることのほうに悦びを感じるタイプでしたが、そういうタイプのFWがいてもいいんじゃないでしょうか。ロナウドみたいに自分が決めなきゃ少しもうれしくないというエゴイストもいていいし。というか、取ってこそのロナウドと取らせるうまさをもつベンゼマだからうまく共存できてるんだと思います。
しかしそのロナウドが・・・
無得点そのものは心配することはないでしょうが、外した直後の表情を見るかぎりではだいぶ調子が悪そうです。
モドリッチの素晴らしいスルーパスからのビッグチャンスでは、打つタイミングがひとつ遅かったですよね。迷いがあるのかな。前節決めてるし、CLやスーパーカップでたくさん取ってるからあまり心配してなかったですが、今日の試合を見るとかなり心配です。ただ焦りはそれほどないようで、おしゃれなヒールパスでベンゼマにラストパスを供給する余裕もある。
でもシュートチャンスは一瞬しかない。その一瞬をことごとく決めてきた彼ですが、もしその一瞬を逃しているのが加齢によるものだとしたら・・・悲しいですね。
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