昨日の早朝、曲者マラガを2-0で降して見事5季ぶりのリーガ・エスパニョーラ優勝を決めたレアル・マドリード。最後の最後までハラハラしましたが、よくぞ勝ちきってくれました。

何しろ、バルサが乾のゴラッソ2発で負けていたのでね、一時は「こりゃもう優勝したも同然」と思っていたら、さすがバルサ、意地を見せて逆転勝ち。

こちらも勝ちはしたものの、ベンゼマの2点目がオフサイドだったので、柄沢アナと同じく「疑惑のゴールで優勝」とかって言われるのかなぁと思っていたら、バルサもPK2本とも疑惑渦巻くものだったらしく、しかも決めたPKが決勝点になったわけだからおあいこだったとか。

よかった、よかった。


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さて、今季のMVPは誰だろうと考えてみますに、私はこの男を挙げたいのです。

右端の男、ナチョ・フェルナンデス。

そりゃ、難しい相手に決めまくってくれたクリスティアーノ・ロナウドにも感謝していますし、主将としてチームを牽引し、さらには劇的弾を決めまくって「93分の男」と呼ばれたセルヒオ・ラモスにも燃えさせられましたし、また、副将としてという気負いはムードメイカーの彼にはまったくないと思うけれど、左サイドを切り裂いて再三再四素晴らしいクロスを上げまくったマルセロにはぜひともバロンドールを取ってもらいたいと思っています。

それに、カゼミーロ、モドリッチ、クロースの絶対的レギュラー3人による黄金の中盤をこそ表彰すべきかもしれませんが、この3人は3人で1人みたいなものなので、誰か1人だけを挙げるのもどうかな、と。

というわけで、私はやはり、ペペが怪我しても、バランが怪我しても、セルヒオ・ラモスが怪我しても出場停止を食らっても、センターバックに穴をあけず、カルバハルが怪我しても、マルセロが怪我しても、コエントランが少しも使い物にならなくても、両サイドバックを務め上げたナチョ君をMVPに挙げたいのです。

だって、彼がいなかったら絶対優勝できてませんよ。彼があそこまで優秀なDFで、しかも両サイドバックをこなせるポリバレントな選手じゃなかったら、負け試合が続いてとっくの昔にチャンピオンズリーグでも敗退していただろうし、リーガでも4位に入れたかどうかも怪しい。いくら攻撃陣が多彩でも、後ろがしっかりしてなければ勝てませんからね。

だからナチョ君がMVP!!!

よく監督をMVPに挙げる人がいますけど、MVPはMOST VALUABLE PLAYER(最も価値の高い選手)の頭文字を取ったものだから監督を挙げるのは筋違いですよ~~~




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