友人からの依頼で短編シナリオを昨日から書き始めたんですが、面白くなるかどうかはまったくわかりません。まぁなるようになるでしょう。どういうシナリオになるかは自分が一番楽しみなのです。
それはともかく、久しぶりに創作に手を染めるといろいろ過去の脚本家の発言を思い出しまして。

今回思い出したのは、『踊る大捜査線』の君塚良一さんの言葉。
「テレビドラマというものは『その人の一年に一回』を描かないといけない」というもの。
要は日常じゃなくて非日常を描け、というような主旨でしたが、テレビじゃなくて映画を主戦場にしたかった私は、それまで見てきた映画が「一年に一回」どころか「一生に一回」あるかないかの出来事ばかりを描いていたので「やはりテレビって呑気なのね」と鼻白んだりする生意気な若者でした。
でも、よく考えてみると、『踊る大捜査線』って本当に「一年に一回」だったでしょうか。あれは青島巡査部長の「一生に一回」を描いてたと思うのですけどね。
いままで好きだったテレビドラマを列挙してみると、
『傷だらけの天使』
『早春スケッチブック』
『岸辺のアルバム』
『王様のレストラン』
『その男の恐怖』
『池袋ウエストゲートパーク』
『マンハッタン・ラブストーリー』
『幽婚』
他にもいろいろあると思いますが、とりあえず思いついたものだけ。
しかし、やはりほぼすべて「一生に一回」だと思うんですよね。
唯一、『傷だらけの天使』だけは、主人公ショーケンの「一週間に一回」だったかもしれません。一週間に一度もあんな殺人とか強盗とか誘拐とか詐欺とか裏切りとかさまざまなことが展開してしまうのがあの連続ドラマの真の恐ろしさかもしれないといま初めて気づきました。
が、あれはやはりショーケンがやばい仕事に手を染めているからで、いや、現在と同じような過酷な格差社会を生きる下層民だったからそういう仕事しかできず、という「階級闘争のドラマ」でもあったわけで、その階級闘争という日常の中で殺人すらも日常になってしまったショーケンとその弟分たる水谷豊を描いた『傷天』の凄みはいまのほうがはるかに身に沁みるなぁ、と半年前に再見したときに痛感しましたが、それはそれ。
あれは特例であって、やはりたいていの名作は「一生に一回」を描いているのですよね。
もしかしたら君塚さんは「一生に一回は映画の領分で、自分がやってるテレビは一年に一回で充分」という謙虚な姿勢からそうおっしゃったのかもしれませんが、真意はわかりません。
ともかく、自分の好きな作品がほぼすべて「一生に一回」を描いているのだから、自分が描く作品も同じでなきゃね。
と決意を新たにした猛暑日の夕暮れでした。

それはともかく、久しぶりに創作に手を染めるといろいろ過去の脚本家の発言を思い出しまして。

今回思い出したのは、『踊る大捜査線』の君塚良一さんの言葉。
「テレビドラマというものは『その人の一年に一回』を描かないといけない」というもの。
要は日常じゃなくて非日常を描け、というような主旨でしたが、テレビじゃなくて映画を主戦場にしたかった私は、それまで見てきた映画が「一年に一回」どころか「一生に一回」あるかないかの出来事ばかりを描いていたので「やはりテレビって呑気なのね」と鼻白んだりする生意気な若者でした。
でも、よく考えてみると、『踊る大捜査線』って本当に「一年に一回」だったでしょうか。あれは青島巡査部長の「一生に一回」を描いてたと思うのですけどね。
いままで好きだったテレビドラマを列挙してみると、
『傷だらけの天使』
『早春スケッチブック』
『岸辺のアルバム』
『王様のレストラン』
『その男の恐怖』
『池袋ウエストゲートパーク』
『マンハッタン・ラブストーリー』
『幽婚』
他にもいろいろあると思いますが、とりあえず思いついたものだけ。
しかし、やはりほぼすべて「一生に一回」だと思うんですよね。
唯一、『傷だらけの天使』だけは、主人公ショーケンの「一週間に一回」だったかもしれません。一週間に一度もあんな殺人とか強盗とか誘拐とか詐欺とか裏切りとかさまざまなことが展開してしまうのがあの連続ドラマの真の恐ろしさかもしれないといま初めて気づきました。
が、あれはやはりショーケンがやばい仕事に手を染めているからで、いや、現在と同じような過酷な格差社会を生きる下層民だったからそういう仕事しかできず、という「階級闘争のドラマ」でもあったわけで、その階級闘争という日常の中で殺人すらも日常になってしまったショーケンとその弟分たる水谷豊を描いた『傷天』の凄みはいまのほうがはるかに身に沁みるなぁ、と半年前に再見したときに痛感しましたが、それはそれ。
あれは特例であって、やはりたいていの名作は「一生に一回」を描いているのですよね。
もしかしたら君塚さんは「一生に一回は映画の領分で、自分がやってるテレビは一年に一回で充分」という謙虚な姿勢からそうおっしゃったのかもしれませんが、真意はわかりません。
ともかく、自分の好きな作品がほぼすべて「一生に一回」を描いているのだから、自分が描く作品も同じでなきゃね。
と決意を新たにした猛暑日の夕暮れでした。


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