2015年08月03日

BS日テレの「久米書店」を昨日初めて見ました。前から見よう見ようと思いながらずっと未見だったんですけど、テレビ欄に「キラキラネーム大研究」とあって、かねてよりキラキラネームにめちゃ興味のある当方としてはすぐさま録画予約したというわけです。

で、キラキラネームに関する著書を出した女性をゲストに迎えて、久米宏と壇蜜が議論するという内容。まぁ、議論というか「こんな名前あり!?」という驚きと呆れ顔満載の雑談でしたね。

例を挙げると、

「光宙(ぴかちゅう)」
「苺苺苺苺(まりもね)」(読み方ちょっと違うかも)
「紗冬(しゅがあ=さとうと読めるから)」
「心(ぴゅあ)」
「月(るな)」

という、もうこれぐらいで驚いちゃいけないのかもしれないけれど、やはり驚く。というか呆れ果ててしまいます。

名前に使える「当用漢字」なる概念があって、昔に比べてかなり増えてきてるそうです。これは「こういう漢字も使えるようにしてほしい」という親の要望に応えているかららしいですが、ここで仰天しまくったのは、

「胱」や「腥」という感じを使いたい親がいるそうなんです。

胱って「膀胱」の胱ですよ!
腥の訓読みは「なまぐさい(生臭いは当て字)」ですよ!

でも、胱は「月が光る」、腥は「月と星」という字面がいいんだとか。うーん、字面も大事だとは思うけど、意味だって同じぐらい大事でしょう。

というか、そもそも当用漢字という概念自体が間違ってると思うんですよね。
かつて息子に「悪魔」と名付けた父親がいましたが、ああいう非常識な名前はつけない、というごくごく普通の常識を失った親が多いから当用漢字なるものが必要になってくるわけです。

政党名も同じですよね。


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「減税日本」という政党。あれ、絶対おかしいでしょ?

いまのこの国で減税してはたしていいものかどうかという議論は置いといて、仮にあの政党が政権を取って減税を敢行し、景気が回復したとします。でも、そのまま減税し続けるわけにはいかないでしょう。将来何が起こるかなんて誰にもわかりません。5年後、10年後には増税が必要になってくるかもしれない。そのときに「減税日本」という政党名でいいんですかと。いいはずがありません。

みんなの党も同様。野党で居続けるならその名前でもいいかもしれないけど、政権を取ったときに「みんなの党」なんて子どもの遊びみたいな名前でいいの、と。「自分たちが政権を取ったとき」というありうべき未来の時間を少しも想像してないと言わざるをえません。

そう、キラキラネームや減税日本、みんなの党に欠けているのは「時間」の概念です。

いまはピカチュウくんでもかわいいかもしれません。でも、その子が成人したとき、中年、老年になったとき、はたしてピカチュウという名前がふさわしいのかどうか、ということを少しも考えていない。キラキラネームをつける親は「いま」しか見えていないのです。いまこの目の前の子が未来永劫かわいい赤ちゃんのままでいると信じこんでいる。

政府は未来のことを考えていないと嗤うことなどできません。庶民も未来のことを少しも考えていないのですから。

だから、「次世代の党」という政党名は結構いいと思ってるんですがね。橋下徹は大嫌いですが「日本維新の党」という名前はいいんじゃないですか。

子どもにもそういう名前を付けてやってくださいな。

最後に、番組では四股名にキラキラネームが多く、それは昔からだったということですが、あれは「芸名」なのだから議論の対象にならないと思いますね~。







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