2015年07月17日

城定秀夫監督の『嘆きの天使 ナースの泪』を見ました。

na-sunonamida

取り立てて面白いという映画ではありませんでした。城定監督の作品なら、例えば『女の犯罪史』とか『悦子のエロいい話 ~あるいは愛でいっぱいの海~』とかは傑作と思いますが、この映画はそれほどの作品とは思えません。主演の神咲詩織はよかったですけど。

さて、この映画を見ていて「お」と思ったのが、主役のナースが、「看護婦さん」と呼ばれて、「あ、いまは看護師さんですよね、すいません」と言われたとき、「看護婦さんでいいですよ。看護師って何かあたしイヤで…」と言っていたシーン。

これは、主人公の気持ちとして描かれているけれど、おそらくは脚本を書いた城定監督か貝原クリス亮さんのどちらかの、あるいはお二人ともの思いなんだろうなぁ、と思いました。

私も「看護師」という言葉が大嫌いでして。いつからでしたっけね、看護師と言わねばならなくなったのは。もう10年ぐらいたつんでしょうか。

よく、最後の「シ」がきつく冷たい印象を与える、と言われますが、まったくそのとおりかと。「カンゴシ」と「カンゴフ」では圧倒的に後者のほうに温かみを感じます。

でも、いまは非常にうるさい時代になってまして、文字にするときに「看護婦」だと女性差別になるんですってね。スチュワーデスをキャビンアテンダントと言い換えなければならなかったり、世の中のいったいどれだけの人がそれを望んでるのか知りませんが、おそらくごく少数だと思います。

さて、看護婦がダメならやっぱり看護師しかないのか、というと事態は簡単でして。

女なら「看護婦」、男なら「看護夫」と文字にするときだけ書き分けて、発音するときはいずれも「カンゴフ」でいいと思うんですよね。

いかがでしょうか?







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