リーガ・エスパニョーラ

2019年04月07日

もしかしたらジダンまでクビになるのでは、と思っちゃいました。でも勝った。間違いなく2得点のベンゼマがマン・オブ・ザ・マッチでしょう。


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しかし、前半の内容は散々でした。
去年の11月24日、第13節でエイバルのホーム、イプルアでの試合は今日の前半と同じく、最終ラインを高く保ったエイバルのハイプレスにまったくなす術なしで0-3で敗戦。私はすぐ「今季はもう無冠」とツイートしましたが、その予感は完全に的中。ソラーリ新体制になっていい流れのときもありましたけど、結果的には彼もクビ。もし今日もいいところなしで負けるようなことがあればジダンまでクビになるかも、でも他に監督を引き受けてくれる人がいるだろうか、モウリーニョは絶対にいや! などと試合そっちのけでそんなことばかり考えていました。

とか言いながら、過去記事を見てもらえばわかりますが、私はもともとジダンの監督としての手腕にずっと疑問を呈していたんですよね。去年の国王杯でレガネス相手に敗退を喫したときは「クビにせよ」とまで言っていたのをやっと思い出しました。

ジダンが帰ってくると知ったときはやはりCL3連覇という輝かしい実績があるからか大歓迎みたいなツイートをしましたけど、今日の試合のメンバー選びを見るとやはり首をかしげざるをえない。

WOWOWではバルベルデをアンカーに置いた4-3-3と紹介してましたけど、それは後半の話で、前半はバルベルデとモドリッチのダブルボランチ、イスコをトップ下に置いた中盤逆三角形の4-3-3だったように思うんですが、どうでしょうか。

カゼミーロ先発させなかったのは賢明な判断でしょう。最近は立ってるだけみたいな場面が多すぎでしたから。だけど、ベンチ入りさせているのがわからない。今日のような試合で逆転したら守備固めしたくなると思うんですが、それをしない。使わない選手をベンチに入れ、マルコス・ジョレンテは招集外というのはいかがなものか。アンチェロッティはカゼミーロを信用せず、クロースのアンカーにこだわりすぎてクビになりましたが、ジダンはカゼミーロを信用しすぎ、ジョレンテを信用しなさすぎではないか。

ただ、後半頭に2枚替えくらいはあるかな、と思っていたら何と交代なしで最初は怒りましたけど、モドリッチの位置が高くなって攻勢を強め、同点、さらにそこから2枚替えをして逆転にもっていったのは素晴らしい。
とはいえ、今日は選手交代がどうのというよりベンゼマが救ってくれたようなもんですが。ゴールも素晴らしいし、下がってチャンスメイクでも奮闘。ただ下がりすぎてレギロンと交錯したり、ちょっとやりすぎな感もありましたが。

とりあえず勝てたのでよかったです。いまは内容も求められるけど、何より勝って勝ち癖をつけるほうが大事だと思うのでね。ほんとなら4-1、あるいは5-1にできた試合でしたが、まぁいいでしょう。

いまだにベイルにこだわるのがよくわかりませんが、気分良く出て行ってもらおうということなのかな? バランはどうなるのか。イスコは? クロースは?

いやいや、そんなことより今季をいい形で終えるのが先決。アトレティコが負けてバルサ優勝がほぼ決定。それならいっそのこと2位を目指しましょうよ。

しかし、そのためにはマルコス・ジョレンテの起用が求められると思うのですが、はたしてジダンは彼の素晴らしさにいつ気づくのか。

期待と不安が入り混じります。




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2019年03月03日

コパ準決勝クラシコに完敗して敗退に追い込まれましたから、負ける可能性のほうがずっと大きいと思ってたし、12ポイント差で優勝は絶望的とか書かれてますけど、もともと9ポイント差もあったわけだから勝っても6ポイント差。難しいことには変わりがない。
ただクラシコは優勝争いとかそういうことに関係なく勝たねばならない試合なわけですが、今日は「何とかして1点もぎ取ろう」というガッツを随所で見せてくれたのでほとんど不満はありません。バルサもだいぶコンディションが悪かったのか、何でもないボールをトラップミスしたり(メッシですら!)少しもバルサらしくない。ラキティッチに裏を取られたあの場面だけが悔やまれますが、選手たちは最後まで闘志を見せてくれたので何も言うことはありません。


なぜベイルを使ったの?
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中学時代、サッカー部にH君という人がいまして、才能豊かなのに2年の冬くらいからまったく練習に来なくなりました。で、試合前になると突然練習に来て、試合に出してもらってました。そんな奴をなぜ試合に出すのかとみんな不満を言っていました。3年の総体のときは今日が試合だと知ったH君は慌てて家に帰ってユニフォームをもってきました。顧問の先生は何と試合直前の練習にすら顔を見せなかったH君を先発させました。しかし我々ベンチ組の予想通り、いくらH君が声を出しても彼にボールを出すチームメイトはいませんでした。

ベイルも同じだったんじゃないでしょうか。
スペイン語が話せない、だから食事会にも来ない、ゴールを祝おうとした同僚の手を邪険に振り払った、などなどの理由で完全にチームから浮いている。そんな選手を使ってもH君と同じで活躍できないのは自明の理。

前半、ヴィニシウスが左サイドをえぐったとき、ベイルがゴール前にいました。パスを出せばゴールだったかもしれないのにヴィニシウスはかなりマイナス方向にいたベンゼマにパスしました。あのときはヴィニシウスはゴール前で周りが見えてないからかな、ぐらいにしか思ってませんでしたが、そのあと、あれはまだ先制される前だったと思いますが、バランがボールをもったとき、ベイルがするするっと上がったんですよね。それをバランは見ていた。ベイルに縦パスを出せばビッグチャンスになっていたであろうに出さなかった。あれは十中八九意図的でしょう。みんなベイルにボールを出したくないのです。


私情をはさまないでいただきたい
だからなぜそんな選手を先発で使ったのか、ということを言いたいんです。ルカス・バスケスは最近かなり走りまくって疲れてるから休ませたいのはわかります。だから私はアセンシオを使うべきだと思ってましたが、まさかのベイル先発。

ベイルはチームメイトとの間に不和があるけれど監督との間には何もない。
イスコはチームメイトとの間には何もないけれど監督と不和がある。


というわけで、ベイルは61分まで使われ、イスコは75分、つまり残り15分でやっと投入されました。

でも、実際にプレーするのは選手なのだから、H君のようにチームメイトと不和のある選手を入れても勝てませんよ。自分との関係が悪くてもその人を入れればチームが活性化する人を早く入れるべきでした。

というか、そもそもの問題として、あと2点は取らないといけないというときに、なぜ後半頭から選手交代しないのかまったく理解できませんでした。1点差だから3枚替えは危険でしょうけど、2枚替えがセオリーでは? 特にバルサの選手はミスが多く、たぶん、レアルより中二日の試合が少なくて過密日程に慣れてないのもあったでしょう。いったんバルセロナに戻ってるというのもあるし。フレッシュな選手を二人も入れたらだいぶ優位に立てたと思うんですが。

しかも、55分にクロースに代えてバルベルデ投入という意味不明の交代劇。西野さんが言ってたように、後半開始早々はモドリッチとクロースがよくボールに触ってチャンスメイクできていたのに、なぜ??? しかも同じポジションで1枚替えでは劇的な変化は起こせないでしょう。

私は後半頭からベイルに代えてイスコ、それと「何も貢献できてない」と解説者たちから総スカンを食らっていたカゼミーロに代えてバルベルデがいいんじゃないかと思ってました。つまり、ベンゼマとヴィニシウスの2トップ、イスコをトップ下に置いて、モドリッチ・クロース・バルベルデのトリボーテという4-3-1-2という布陣。

でもイスコと仲の悪いソラーリは残り15分まで使わなかった。世界中のサポーターが勝利を望んでいるときに私情をはさまないでいただきたい。アホ会長も問題だけれど監督にも大いに問題あり。グティを呼べ、グティを!

まぁでも、今日は負けたのは残念だし、1点は取ってほしかったけれど、「何とかボールを奪って1点取る!」という選手たちの気迫には感動しました。国王杯敗退、リーガ絶望ですが、まだチャンピオンズリーグが残っています。あれだけの気迫があれば望みはあると思ってます。

頑張れ!

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最後にひとつだけ。私はヴィニシウスよりもレギロンのほうに希望の光を感じます。



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2019年02月10日

国王杯準決勝クラシコで惜しくも引き分けに終わった我がレアル・マドリード。リーガでは敵地でのダービーと厳しい相手が続きます。しかもこの次がCLアヤックス戦。またアウェー。何ともはや。


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内容を伴った勝利をつかむことができましたが、VARのおかげかな、と思うところもあります。

いや、VARの判定がレアル贔屓だったということじゃないですよ。

今回の試合でVARが発動したのは、

①グリーズマンの同点弾
②ヴィニシウスが倒されたときのPK判定
③モラタのオフサイド
④アトレティコの選手がエリア内で倒れたときのハンド

あともう一回くらいあったかと思います。

さすがにヴィニシウスが倒されたのはエリアの外だろうと思うし、逆にグリーズマンの同点弾はヴィニシウスに対するファウルで奪ったボールが起点でした。ただ、結局VARといっても映像を何度も見て判定するだけのこと。人間がやってるんだから間違うこともあろうしバイアスがかかることもある。だから判定がどちらよりかとかそういうことを言いたいのではありません。

「何度も試合が止まった」のが大きかったんじゃないかと。

選手たちも映像を何度も見て判定しているのだからとVARのジャッジに別に不満はなさそうでしたが、やはり試合が止まると休めるじゃないですか。

アトレティコはミッドウィークに試合がなかったのに対し、レアルはバルサとの死闘を演じてしかも中二日。クラシコだって中二日だったのだから、1週間で3試合目。これはきつい。

そんななか、試合が何度も止まったのは、見ているこちらは興が殺がれてイライラしましたが、レアルの選手は休めてよかったんじゃないでしょうか。

とはいえ、やはり解説の野口が言っていたように、先制点のきっかけになったCKですよね。与えなくてもいいCKを与えたのがアトレティコは後手後手に回らざるをえず。しかもあのCK、一回ショートコーナーを使ったんですよね。いい作戦でしたがやり直しとなり、それが結果としてカゼミーロのゴラッソを生み出す。サッカーというのは何が功を奏するかわかりませんね。はっきり言って運がよかった。VARが発動する場面が多発したのだって言ってしまえば運でしょう。

ただ、運を巻き込む動きができているのは確か。最初は体が重そうで心配でしたが、終わってみれば完勝。モドリッチも累積5枚で次節はお休みできるしクラシコ前に清算できた。確かセルヒオ・ラモスとナチョがリーチがかかってるんですよね。特にラモスは次節で清算しないと。

ヴィニシウスが覚醒しかかってるのが本当に救いですね。アヤックス戦では1ゴール2アシストぐらいで覚醒の準備を済ませ、クラシコ2ndレグでハットトリックで正真正銘の覚醒をしてほしいもんです。それならリーガ・クラシコは勝ったも同然。大逆転優勝が見えてくる。

ただ、ヴィニシウスは休ませてもらえてるけど、ルカス・バスケスとベンゼマはあまり休ませてもらえてない。このへんのやりくりが大変そう。ベイルの復調は救いでしょうか。

明日はビルバオに頑張ってもらわないと。(笑)




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