聳え立つ地平線

ありえないものを発見すること、それを写し撮ること、そしてきちんと見せること。

ロック

ラムゼイ・ルイス・トリオ「ジ・イン・クラウド」がすごすぎ!

ウディ・アレン先生の新作『教授のおかしな妄想殺人』はちょいとファンにとっちゃ残念な映画でしたが選曲のセンスは抜群でした。

何度も繰り返される旋律に「この曲、なんて曲?」と思った方も多いことでしょう。

かくいう私もその一人。

調べてみたら、ラムゼイ・ルイスという人がリーダーを務めるトリオの『ジ・イン・クラウド』というアルバムの一曲目、そのまんま「ジ・イン・クラウド」という曲なんですね。

偶然にも中古屋で激安値で売られていたため速攻買い。で、例によってヘビーローテーション。

すごいですよ。とりあえずは聴いてみてください。





私は普通のジャズとフュージョンの区別もつかない人間なので知りませんでしたが、これは「ジャズ・ロック」というジャンルなんだそうですね。

そのジャンルを極めたのがマイルスの『ビッチェズ・ブリュー』なんでしょうか? よくわかりません。

映画を見るときは映画史の流れを念頭に置いて見ますが、音楽は歴史とか関係なくただ聴くだけなので。ライナーノーツを読んでも「ふうん、そうなんだ」と思うだけですぐ忘れてしまいます。

しかし、このリズムとメロディは忘れることなどできません。

グラミー賞受賞というのにも大納得です。



オールマン・ブラザーズ・バンド「ウィッピング・ポスト」in『アット・フィルモア・イースト』

ある人の強い勧めで、オールマン・ブラザーズ・バンドという私はまったく聞いたことのないバンドの最も有名かつすぐれたアルバムを購入しました。

『アット・フィルモア・イースト』

一曲目から静かでいながら力強さを感じさせるブルースが続きます。しかも一曲一曲が長いのですよ。5分ぐらいの曲もあるにはあるけど、20分ぐらいの曲もあったり、何だかそのへんはブルースロックというよりはプログレみたい。

最初から最後まで静かなこのアルバム、聴けば聴くほどに味があります。

ライナーノーツによると、このバンドは「ライブ・バンド」としての評価が非常に高いわりにレコードの評価が低く、レコードでもいいものが作れることを証明するために、フィルモア・イーストというスタジオで開いたライブを録音したそうです。
しかし、それじゃあ結局ライブ・バンドとしての評価がさらに高まっただけなんじゃないの?と思うのは私だけでしょうか。ライブじゃなくて完全に録音のために演奏しないとそのへんの評価は覆らない気がしますが。

ま、そのへんの事情はできあがった音楽とはまったく関係ないわけで、私は特に最後の7曲目、「ウィッピング・ポスト」というのが大好きです。長いです。

秋の夜長にぜひお聴きください。







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