サッカー

2020年08月08日

昨日は気が高ぶって眠れずやっと眠れたかと思ったらすぐアラームが鳴る。

浅い眠りだったのですぐ起きれたものの、最近極度の睡眠不足のためあまり集中できなかった約半年ぶりの欧州チャンピオンズリーグ。

第1戦、ホームで逆転負けを喫した我がレアル・マドリードは、コロナ禍の影響で3か月中断した国内リーグを破竹の10連勝で逆転優勝を飾り、意気揚々とマンチェスターに乗り込みました。ただし、主将セルヒオ・ラモスは出場停止。


バランを責めたい人はお好きにどうぞ
varane

そのセルヒオ・ラモスの不在が響いたとか何とか言われています。そりゃま、バランのあれはないわな。1点ならまだしも2点目も彼のミス。

でも彼を戦犯扱いすることに私は興味がありません。それより、シティにあれだけ前線からプレスを掛けられただけでビルドアップがまったくできなくなるのはチーム全体の問題じゃないかと。

ミスをした選手を責めるだけなら猿でもできる。だいたいバラン自身が「自分のせいで負けた」と言っているのだからそれ以上責めるのは酷というもの。バランのおかげで勝てた試合だっていままでたくさんあったわけだし、もういいのでは? ジダンも何も言わなかったというし。おそらくチームメイトも。たぶん。

ベンゼマの最初の枠内シュートが決まっていたら……とは思うけれど、そのちょっと後には見事にヘディングシュートを決めてくれたし、やはり今季のレアルはベンゼマが文句なしにMVPですね。

もともとホームで負けてたわけだから可能性は低いと思っていたし、それほどショックではありません。

それより気になったのは、ラ・リーガ全体が低調になっていることと、3年前にリーガとCLの2冠を達成したときとのチーム状況というかコロナを含めた周りの状況の違いのほうが気になりました。


バルサ失速のおかげ
レアルが優勝できたのはやっぱりバルサが失速してくれたおかげですよね。今日の試合、あれが本当にスペインで優勝したチームなのかと思うほど相手の術中にはめられていました。

今季のラ・リーガは、アトレティコも引き分けが多く最近よく言われる「3強」という状況じゃなかったし、3連覇を狙っていたバルサはメッシ依存症がより深刻になってしまい、かつての華麗なサッカーは鳴りをひそめてしまいました。

それに、今季のレアルは中断前はかなり不安定なチームでした。クラシコで勝ったと思ったら次のベティス戦で簡単に負けてしまうし、そこで中断が入ったので助かりました。

再開後、10連勝したとはいってもVARに勝たせてもらったも同然の試合もあったし、コロナによる中断が大きく影響しました。ベンチ入りメンバーが23人まで、交代選手が5人までに増えたり、前半30分と後半30分にクーリングブレイクを導入するなどルール変更もありました。

5人まで替えられるなら選手層の薄いバルサより有利なのは誰の目にも明らか。

しかし、その有利さを今日の試合では活かせなくなっていました。名前だけ見れば錚々たるメンバーが控えにひしめくものの、状況を変えられる選手がいない。下げていい選手も少ない。


16-17シーズンとの違い
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リーガとCLの2冠を達成した3年前は、ジダンの手腕がかなり高く評価されました。

何しろ、チームを2つ作ったのです。週半ばのCLではクリスティアーノ・ロナウドなど主力選手中心のAチーム、週末のリーガでは控えメンバー中心のBチームを起用。スタメン11人のうち9人が違うなんてこともありましたっけ。

結局ジダンはこのギャンブルに勝ち2冠を達成したわけですが、あのときと状況が違うのが、やはりコロナ禍。

3年前は普通にリーガとCLを両立させねばなりませんでした。だからロナウドを中心に主力選手を休ませた。ロナウドに休養を受け容れさせたのは稀代のカリスマゆえでしょう。主力が休むということは控えが試合に出るということで、チーム全体の力が底上げされました。

が、今季は中断後、まずリーガを一気に終わらせ、そのあとCL、というふうに変わってしまいました。

何が言いたいかというと……

ジダンはリーガ終盤戦であまりスタメンをいじりませんでしたよね。ほぼ同じメンバーで戦っていた。だからベンチ入りできても試合に出られない選手がたくさんいました。いくら選手層が厚くても試合に出なければ勘が鈍るし、ここぞというときに信頼して送り出せない。

カルバハルのバックアッパーがいないのは最後まで響きました。FWのルカス・バスケスを使うのは奇策でしかないし。ナチョは怪我の期間が長くて今季はほとんど試合に出ていない。そんな選手は怪我が治ってもこの大一番では使えませんよね。マンディとマルセロはローテーションできてたけど、最後の最後で副将マルセロが怪我してしまった。

今日の試合、2点目を取られてからどうしようかと考えても下げられるのはウイングの二人くらいでしょ? 

キーパーは替えられない。
使えるDFは先発の4人だけ。
ボランチも1人だけ。
インサイドハーフも2人しかいない。なぜかバルベルデはリーが再開後に調子をかなり落としてしまった。体が重そう。
ベンゼマはずっと絶好調であるがゆえに替えが利かない。

なぜまったく調子のよくないアザールをあそこまで引っ張ったのか、そもそもなぜ先発で使ったの?  という不満はありますが、仮にヴィニシウスを先発で使ったとしても、同じようにあと20分で最低2点必要という状況になったとき、局面を変えられるウイングはアセンシオ1人だけです。

交代枠5人という新しいルールを十全に活用できない状態になっていました。2失点目から3枚替えまで15分もかかったのは、ジダン本人の問題というより特別な状況が生んだチーム構造の問題だと思います。

ジダンはリーガ最終盤の記者会見で、「明日は新しい決勝戦」みたいなことを毎試合言っていました。勝ち点を落とせない状況が続くためにメンバーを変えられず、主力と控えの力の差がどんどん開いてしまった。

普通にリーガとCLを同時並行で戦うという従来のスケジュールなら、リーガ優勝を決めたあとにこんな惨状を見せずにすんだと思います。







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2020年06月15日

3か月に及ぶ中断を経て、このたびめでたく再開したリーガ・エスパニョーラ。

我がレアル・マドリードは乾の所属するエイバルとホームで対戦。ホームといっても無観客ということでサンティアゴ・ベルナベウではなく、カスティージャ用のアルフレッド・ディ・ステファノが舞台でした。


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危ないところもあったけれど、再開してすぐだし、いまは勝ち点3を積み重ねてバルサにプレッシャーをかけることのほうが重要だから内容は別に問いません。

そりゃ、クロースの狙いすましたインサイドシュートは相変わらず絶品でしたし、インターセプトして猛然と上がっていったセルヒオ・ラモスがアザールからのプレゼントパスを豪快に蹴り込んだ2点目などは胸のすくものでした。

でも、何だか今日はいまいち集中できなかったのもまた事実。大味というか面白みに欠けるというか。

別に、最近寝不足でぎりぎりに起きたので出勤時間に間に合わせるためにところどころ飛ばさざるをえなかったとか、最近まったくサッカーを見てなかったので動体視力が落ちてるとか、そういうものもありますが、もっと大きな理由がいくつかあります。


無観客なのに……
ビデオを再生して目を疑いました。無観客のはずなのに観客席が埋まっているし、歓声も聞こえる。

え、マジで? なぜ???

と思ったら、モザイクをCGで作り、歓声も合成して入れているとか。ゴール前に迫ると大歓声が沸き上がるという仕掛け。

これには興醒めしました。

無観客試合というのは、制裁を科された場合とか稀ですが見たことはあります。本来はCGや合成した歓声とかじゃなく、普通に誰もいないスタジアムで選手たちの肉声とボールの音だけが響く奇妙な感じなんですよね。

あの感覚を久しぶりに楽しめるのかと思ったら見た目にはいつもと変わらない。がっかり。

そりゃ、この1試合だけでなく少なくとも今季の残り試合はすべてこんな感じだから何とか「普通」を装いたい気持ちはわかります。でも金と時間をかけてわざわざそんなことしなくても、とも思う。第一波は終息しつつあるとはいえ(日本では首都で盛り返してきていますが)いまはやはり非常事態。いつもと違う雰囲気を楽しんだらいいんじゃないかな。


5人の交代枠
何しろあと1か月ちょっとでシーズンを強引に終わらせるというんですから、超過密日程で戦わないといけない。それに加えてこのコロナ禍。だから少しでも疲労が蓄積して免疫力が落ちないように交代枠を5人まで増やしたのはしょうがない。

でも、ここまで試合がつまらなくなるとは思わなかった。

今日のレアルのスタメンは次の11人。

GK:クルトワ
DF:カルバハル、バラン、セルヒオ・ラモス、マルセロ
MF:モドリッチ、カゼミーロ、クロース
FW:ロドリゴ、ベンゼマ、アザール

これが、60分すぎに4つの交代枠を使うとこうなりました。

GK:クルトワ
DF:マンディ、バラン、ミリトン、マルセロ
MF:モドリッチ、カゼミーロ、クロース
FW:ベイル、ベンゼマ、ヴィニシウス

何かちょっと別のチームですよね。これが別の試合でこういうイレブンになるのなら何も問題はないけれど、同じ試合のしかも60分過ぎでこうなってしまうというのは問題でしょう。

しかも、エイバルもレアルも同時3枚替えを行っていました。普通3枚替えというのは0-3ぐらいで負けてるチームが劇的に局面を変えたいときに使う「奇策」です。それがごく普通に行われる。健康面に留意するならやったほうがいい。それはわかっています。

でも、やっぱりサッカーファンとしては戦術的に不要な采配を見せられると正直、興醒めしてしまうのです。

しかも、まったく知らなかったんですが、交代は5人まででも試合を止めての交代は従来通り3回まで、と。

ということは、3枚替え、1枚、1枚、と替えるか、2枚替え、2枚替え、1枚と替えるか、あるいは、ハーフタイムに2枚替えて、あと1枚ずつとか?

でも、ハーフタイムに選手を替えるのって調子がよければしたくないですよね。流れを変えたくないから。でも健康面を考えるならそれも戦術のひとつとして取り入れていかなくてはいけないということか。

でも、それはつまらない! 交代枠が2枚増えただけっでこんなにつまらなくなるとは思ってもみませんでした。


クーリングダウンタイム
これもまったく知らなかったんですが、前半30分と後半30分にクーリングダウンタイムというのがあって、ドリンクを飲んだり頭からかぶったり。監督と選手も話していいみたいだし、これはコロナ終息後も残していいんじゃないですかね。

ただ時計は止めたらどうでしょうか? サッカーでは絶対時計を止めないのは常識だけど、もしクーリングダウンタイムを残すなら、その間は時計は止めるというふうにルールを変えてほしい。どっちみちアディショナルタイムに追加するなら同じことだし。休んでいる間は止めたらいいと思う。


嗚呼、今季はしょうがないとしても、来季もこのルールかもしれず、しばらくは従来通りの楽しみ方ができないようでちょっと暗い気分。

今日の試合、私が選ぶマン・オブ・ザ・マッチはクルトワ。








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2020年04月22日

サッカーのスペイン1部リーグのバルセロナが、本拠地「カンプ・ノウ」のネーミング・ライツ(命名権)を売るというニュースを見て、マドリディスタの私は思わずほくそ笑んでしまいました。


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新型コロナウイルスの研究、ワクチン開発をする組織に寄付をするためらしい。そのために命名権を売るというのは、一見、類まれなる善行のように見えます。

しかし私にはそうは思えません。

なぜなら、バルサは3年ほど前にもカンプ・ノウの命名権を販売しようとしていたからです。それも30年契約で。

今回は1年契約とのことですが、それで終わるとは思えません。

確かに新型コロナは長期化するだろうと言われています。いまはあくまでも第一波であって、一度終息しても第二波、第三波が来る。

とはいえ、100年前のスペイン風邪だって3年だったのだから、その程度でしょう。いくら長く見積もっても5年くらい。それだけの時間があればワクチンもできるだろうし、抗体をもった人が大多数派になるからそれ以上のパンデミックなどありえない。

とすれば……

もともと30年契約でボロ儲けしようとしていたクラブならそれ以上の甘い汁を吸おうとするのは目に見えています。おそらく、コロナが終息すれば別の企業と30年契約に近い形で儲けようという寸法でしょう。何がしかの口実を設けて。

そうです。
「新型コロナのために寄付をするため」というのは口実です。見え見えです。

もともとバルサは、以前は「ユニセフ」のロゴをユニフォームに付けていて、広告料を取ってないばかりか、逆に寄付金を払ってたんですよね。

そのお金はすべてソシオ(会員)からの会費と入場料収入やグッズ販売の収益だけで賄っていた。それがいまや「RAKUTEN」のロゴを入れて広告収入を得ています。

そこまでは別にいいです。どこのクラブもやっていることだから。

ただ、命名権を売るというのは名前を売るということ。いくら「カンプ・ノウ」という名前はそのままにスポンサーの名前を追記するだけとはいっても、名前を売ることには違いない。

名前とは「魂」に等しいもの。『千と千尋の神隠し』で主人公が湯婆婆によって「千尋」という名前を奪われて「千」という名前をつけられ、そのために元の世界に戻れなくなったことからもわかるように、名前は魂そのもの、この世で生きるための重要な何かなのです。

それをカネで売る? ありえない。

まあ、レアル・マドリードだってサンティアゴ・ベルナベウの命名権を売る売らないでもめたことがあるからあまり人のことは言えませんが、それでもあのフロレンティーノ・ペレスが実権を握っていてもまだそういう事態は出来していないわけで、まだバルサよりは自分たちの魂を大切にしていると思われます。


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メッシには常に移籍の噂が絶えません。クラブ幹部との軋轢もよくニュースになります。火のないところに簡単に煙を立たせられる時代なのでどこまで信用できる情報かわかりませんが、彼はカネのことしか頭にないクラブの幹部たちに苛立っているんじゃないでしょうか?

バルサまた内紛⁉

マドリディスタは思わずほくそ笑んでしまいます。












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