聳え立つ地平線

ありえないものを発見すること、それを写し撮ること、そしてきちんと見せること。

スポーツ

第3節 レアル4-1レガネス(まだまだ私は信用していない)

新シーズンに入ってもう3試合目。ヨーロッパ・スーパーカップを入れたら4試合目ですが、感想を書くのは今日が初めてです。何しろ暑さにやられていつもヘロヘロになりながら見ていたものでね。

クリスティアーノ・ロナウドがユベントスへ去るも、フロレンティーン・ペレスの政治力をもってしてもビッグネームの獲得は成功しませんでした。でもそれでよかったんじゃないですかね。


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今季のベスト布陣
ベイルも移籍していたらそんな悠長なことは言ってられなかったでしょうけど、ロナウドがいなくなれば黒子役に徹していたベンゼマがゴールを量産するのは誰の目にも明らかでしたし。今日も2ゴールの大活躍。

スタメンにモドリッチが戻ってきて、これでようやく現チームのベスト布陣となりました。

GK:クルトワ
DF:カルバハル、バラン、セルヒオ・ラモス、マルセロ
MF:モドリッチ、カゼミーロ、クロース
FW:ベイル、ベンゼマ、アセンシオ


何のことはない。ロナウドの代わりにアセンシオが入っただけ。というか、至宝アセンシオをレギュラーとして使えるのだからロナウド移籍はいいほうに作用すると思います。というか、もうしてるし。

モドリッチがやはりワールドカップの疲れが残っているようですが、イスコもいるし、ダニ・セバージョスもいる。セバージョスは開幕戦でスタメンとして活躍してましたから今季はもっと出番が増えそう。問題はマルコス・ジョレンテですね。今日なら3点差あったのだからカゼミーロに替えて試運転させてもよかったと思うんですが。


イスコの使い方
それから、今日はモドリッチに替えてイスコを入れても4-3-3だったと思いますが、先週の試合ではクロースとカゼミーロのダブルボランチでトップ下にイスコという4-2-3-1でしたよね。WOWOWの解説ではなぜか4-3-3と紹介されてましたが。

どうしてもあの布陣だとクロースの位置が下がり目になって、カゼミーロのほうが高い位置にいることも珍しくなく、ビルドアップに問題ありかな、と。カゼミーロ一人アンカーにしたほうが、彼が奪ってインサイドハーフの二人に預けてそこから前線の3人へ、という流れがスムーズだと思います。先週のイスコは半分以上消えてましたよね。トップ下にこだわらなくていい。今日の形でいい。ただ、カゼミーロが使えないときはモドリッチとクロースのダブルボランチのほうが安定すると思いますが。


ゴールキーパーの不安
キーパーはどうなんでしょう。最大の補強が過剰人員のポジションというのは理解できません。確かにアトレティコに負けた試合を見るとケイロル・ナバスでは不安というのもわかりますが、彼にはこれまで何度も助けてもらっているので干すような形になるのはかわいそう。

かといって一番高い買い物をしたペレス会長に反旗を翻すわけにもいかないだろうから、開幕2連勝といういい流れなのにキーパーを替えるという危険なことをせざるをえなかった。ロペテギにしてみればどちらかが大チョンボか大活躍してくれたらはっきり決められるんでしょうけど。

キーパーといえば……


ティキタカ・レアル?
先週までのナバスはどういうゴールキックを蹴っていたか忘れてしまいましたが、今日のクルトワはロングボールを一切蹴らずに短くつないでいました。しかも、巷では「バルサよりレアルのほうがパス本数も成功率も高い」というのが話題になっているようです。でもそれに何の意味があるのかよくわかりません。

ペップ時代のバルサは本当の意味でのティキタカだったと思うんですよね。短くパスをつないで相手の一瞬のずれを見逃さずに狭い中央の隙間を通すスルーパスでゴールゲット!

でも、今期のレアルは私が中学時代にやっていたような、サイドに散らしてセンタリング、あるいはそれが無理ならバックパスで戻して最終ラインで戻してサイドチェンジしてセンタリング、それが無理ならまた戻して……というもの。

確かにこれでも相手のマークはずれますから、1点目のようにカルバハルがフリーでヘディングでのアシストができたりする。でも、ティキタカとは言えないのでは? というか、オシムさんだって「ティキタカはもう古い」と言っていたし、もっと縦に速いサッカーでいいんじゃないのかな。今日の前半、ボール支配率86%と出ましたが、結局ハーフタイムの時点では1-1の同点。支配率がどうであろうと得点で上回らないと意味がないのに何を言ってるんだろうと。

そりゃ支配し続けたからレガネスの中盤以下みんな足に来て最終的に4-1までもっていけましたけど、前半の後半は解説者が言っていたように「回しているというより回さされて」ましたからね。

それに昨季のいまごろは「ボールがゴールに入りたがらない」とジダンがぼやいてましたが、いまは幸運にも入りたがってくれている。つまり運がいいだけ。と私の目には映ります。決してスコア通りの圧勝じゃない。


VARの功罪
最後にVARってどうなんでしょうね。今日は助かりましたが、逆のことだってあるし、いままでよりは判定への文句とかは少なくなるんでしょうけど、やっぱり最終的には人間の目で判断するしかないので変わらないのかな、と。試合がしばらく止まってしまう興ざめ感のほうが強いんですよね。


ロペテギ・レアルが本当に強いのかどうかまだまだ信用なりませんが、とにもかくにも開幕3連勝。いよいよチャンピオンズリーグも始まるし(いい組に入りましたな)括目して見守りたいと思いまする。



内田樹がサッカーを論じる!

ギョッとすることが書いてありました。

内田樹先生の編著による『人口減少社会の未来学』の冒頭、内田先生自らによる「序章」があって、まだそこしか読んでないんですけど、「AIの発達によって最初に失職するのは銀行員だろう」と。

え、私はてっきり見たままを入れるだけのデータ入力なんかが真っ先に淘汰されるとばかり思ってましたが、まさか銀行とは・・・

兄二人が銀行マンでして、でももうすぐ定年だからそんなに心配はない。問題は、兄の子で、この4月に入行したばかりなんですがね。大丈夫だろうか。

それはまた別の機会に譲るとして(最近AIに関する本を読んでるので感想がまとまったときにでも)今日のお題はタイトル通り内田先生がサッカーを論じていることなんですね。




もちろんサッカーを直截的に論じているわけではありませんが、序章には次のような意味のことが書いてあります。

「これから世界中で起こるであろう人口減少という人類誕生以来初めての難事が真っ先に日本を襲うのに、当の日本人はまったくこれを喫緊の課題とは考えていない。そういう『最悪の事態』を想定するのは敗北主義だと排斥し、その真逆の根拠のない楽観にすがりついてあれこれと多幸症的な妄想にふけることは積極的に奨励されている」

と、内田先生はいつものように舌好調で語るんですが、これってあれですよね?

そう、こないだのワールドカップ1次リーグ最終節でポーランドと演じた談合試合。

あれにはいろいろと非難があるようです。クライフの言葉「醜く勝つくらいなら、美しく負けろ」を引き合いに出す美学主義者もたくさんいるようですが、私は戦略的にダメだと思う。(私の感想はこちら→西野ジャパン徹底批判!!!!!(なぜ1位通過を目指さなかったのか)

セネガルがコロンビアに追いつくという「最悪の事態」を想定せず、コロンビアが勝ちきるという楽観にすがった。少子化問題とサッカーというまったく土俵の違う案件ですが、日本人の特質が如実に表れています。

先の大戦では、度重なる空襲と原爆2発で壊滅的な敗戦を強いられましたが、あそこまで壊滅的だと逆に責任のある者も言い逃れができる。実際、東京裁判で「私に責任はない」と主張した人は大勢いたそうな。

中でも浅学のため初めて名前を知った小磯國昭という人は、満州事変にも三国同盟にも真珠湾攻撃にもすべて個人的には反対だったと主張したそうです。ではなぜあなたは自分が反対する政策を掲げる政府の中で重職を累進しえたのかと検察官が問い詰めると、次のような答えが返ってきたそうです。

「われわれ日本人の行き方として、自分の意見は意見、議論は議論といたしまして、国策がいやしくも決定せられました以上、我々はその国策に従って努力するというのが我々に課せられた従来の慣習であり、また尊重せらるる行き方であります」

うーん、なるほど。西野監督から最終ラインでパスを回してセネガルの負けを待て、と指令を受けた選手たちの胸中はこういうものだったのですね。だから最初は「この状況で!?」と意味がわかりかねた長友も「監督の意思だった。すごい選択だと思う」と言っているわけですか。他の選手や元選手たちもこぞってあの判断を英断だとしているわけですね。

そして、もしセネガルが引き分けに終わって敗退に追い込まれていたとしても、「監督の命令だったので」と選手は自分に責任はないと言い、元選手たちは「命令である以上、選手は従わないといけませんから」と選手をかばったのでしょう。

西野監督は男前だから言い訳しないと思うけれど、それが逆に「決勝トーナメントに行くための決断だったのだから」と国中でまたも「感動をありがとう!」という気色悪い歓迎ムードになっていたような気がします。

この国には「批判」というものがないなぁといつも思います。
私はいつも批判的なことばかり書いてますが、「悪口」と思う人もいるようです。悪口って誹謗中傷の類ですよね。でも中傷と批判はぜんぜん違いますよ!(これはまた別の話)


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決勝トーナメント大胆予想!



ワールドカップ決勝トーナメント大胆予想!

始まってから予想を書くというのは大変気が引けますが、昨日は書こうと思いながら寝てしまったので、本日、決勝までの予想を書きます。

○フランスvsアルゼンチン×
×ウルグアイvsポルトガル○
×スペインvsロシア○
○クロアチアvsデンマーク×
○ブラジルvsメキシコ×
○ベルギーvs日本×
×スウェーデンvsスイス○
×コロンビアvsイングランド○


フランスの勝利予想はほんとですよ! 決して後出しジャンケンではありません。というか、ほとんど誰もがこの予想だったのでは? メッシはまったく調子が出ないし、チームとしてのまとまりはないし。
しかし昨日のエムバペはすごかった!!! ポルトガルも負けたし、メッシ・ロナウド時代の終わりの始まりですな。(結局ポルトガルの試合はひとつも見れませんでした)

スペインは1試合も見てないけど、8年前に優勝するまで「万年優勝候補」と言われていたことをみなさん忘れてしまったらしい。みんなが期待してるのにあっけなく負けるのがスペインのお家芸。ロシアも1試合も見てませんが、メンバーを見るとあのジルコフがまだ左サイドバックで頑張っているようで。ユーロ2008でベスト4に勝ち進んだときの立役者。あのとき準決勝でスペインにまるでいいとこなしで0-3で負けたので捲土重来。元マドリディスタのチェリシェフが好調のようだし、ロシア勝利と見ます。

あとはまぁ大方の予想と同じようなもんでしょう。
日本はもうあの「談合試合」のことは忘れてプレーすべきでしょう。ただ日本がボールをもつたびにブーイングが起こるのは必至。その重圧に勝てるかどうか。ただでさえ、いまのベルギーはファンが多いし。

コロンビアはハメスが怪我したようなのでダメでしょう。ハリー・ケインが得点王を狙うべくモチベーション上がりっぱなしだろうし、イングランド優勢と見ます。


では準々決勝。

○フランスvsウルグアイ×
×ロシアvsクロアチア○
×ブラジルvsベルギー○
×スイスvsイングランド○

クロアチアの試合も1試合も見てませんが(すいません、ほとんど見てません)主将モドリッチがバロンドール後方に急浮上するほど充実しているらしく、開催国ロシアはここで力尽きるでしょう。もしスペインが勝ちあがってもクロアチアの勝ちと見ます。

ブラジルとベルギーは、本当ならメキシコとベルギーであってほしいんですが、いずれにしても、ベルギーの勝利を予想、というか期待。もし日本がベルギーに勝てば、ブラジルの勝ち上がりですかね。


では準決勝。

×フランスvsベルギー○
○クロアチアvsイングランド×

そう、決勝カードは、ベルギーvsクロアチア。9か国目の優勝国が出ると見ました。というか、これも期待ですが。

そして優勝予想は・・・・・・・











クロアチア!

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