聳え立つ地平線

ありえないものを発見すること、それを写し撮ること、そしてきちんと見せること。

スポーツ

甦った決定力! 欧州CL アヤックス1-2レアル

バルサ、アトレティコとのアウェー戦を引き分け、勝利としのぎ、調子の上がってきた我がレアル・マドリード。今日は再開した欧州チャンピオンズリーグのアヤックス戦。またアウェー。また中二日。でも何とか勝つことができました。


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世界中で物議を醸しているであろうVAR。今日はレアルの味方でした。え、今日も? そうかな。

問題のアヤックス先制かと思われた場面。私の目にはオフサイドに見えましたけどね。ほんの少しだけ最終ラインより出てるし、クルトワの動きを妨害しているからプレーに関与している。だからオフサイドで間違ってないと思いますが? ただ、試合が止まるのはやはり興を殺がれますね。ただ、テクノロジーの導入は誰よりも選手たちが望んでいるはずだからしょうがないのでは? しかし本当は来季からの導入が先日のトンデモ判定によって今季からに前倒しされて命拾いしました。

そんなことよりレアルの先制シーンの素晴らしさよ! レギロンがヴィニシウスをマークしていた相手DFの頭上にパスを出し、ヴィニシウスはうまく抜け出してドリブルでカットイン。彼は強引にシュートを打つ癖があるので嫌な予感がしましたが、充分マークを引き付けてから落ち着いてベンゼマにラストパス。美しい。ヴィニシウス(とレギロン)がチームを変えてくれました。何だかんだ言っても、彼らをBチームで指導していたソラーリが昇格したのが大きかったのかな。もしコンテ招聘に成功していたらいまの良好なチーム状態はなかったでしょう。

そういえばアヤックスの本当の先制シーンにもVARが発動してましたが、あれはアヤックスのファウルを認めずゴールが認められたじゃないですか。レアルばかりが恩恵を受けているという主張には説得力がありません(さすがにダービーでヴィニシウスが倒されたのはエリアの外だったと思いますが)。

さて、タイトルにある「甦った決定力」というのは1点目ももちろんですけど、むしろ2点目ですかね。

決めたのはアセンシオでしたが、彼は交代で入って最初のタッチが決まっていたらゴラッソというシュートで、そのせいでシュートを打つことしか考えられなくなり2度ほどチャンスをつぶしてましたが、カルバハルからの素晴らしいクロスにはインサイドできれいな面を作って落ち着いたゴールへのパス。今季は打っても打っても入らないことが多く、特に今日のアセンシオみたいに打つことに貪欲な選手ほど入らない。だから嫌な予感がしてたんですよ。このままゴールが入らず引き分けか、あるいは逆転負けか、と。

そしたら一番心配していたアセンシオが決めたのでね。マリアーノも先日、途中出場で再三再四の空回りの挙げ句ものすごいダイビングヘッドを決めていたし、振り返れば先週の国王杯クラシコでもベンゼマの素晴らしいラストパスがあったとはいえルカス・バスケスの先制点はちょっと前なら入ってなかった。

ようやく決定力が戻ってきたかというのはそういうことです。もう「クリスティアーノ・ロナウドの不在」なんて言わせない。

とりあえず強敵とのアウェー3連戦を2勝1分けで終えることができ、ホッと胸をなでおろしています。今日の試合はともかく、クラシコとダービーは内容も伴ってましたし、これはひょっとするとひょっとするかも。



VARが勝利を呼び込む! 第23節 アトレティコ1-3レアル

国王杯準決勝クラシコで惜しくも引き分けに終わった我がレアル・マドリード。リーガでは敵地でのダービーと厳しい相手が続きます。しかもこの次がCLアヤックス戦。またアウェー。何ともはや。


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内容を伴った勝利をつかむことができましたが、VARのおかげかな、と思うところもあります。

いや、VARの判定がレアル贔屓だったということじゃないですよ。

今回の試合でVARが発動したのは、

①グリーズマンの同点弾
②ヴィニシウスが倒されたときのPK判定
③モラタのオフサイド
④アトレティコの選手がエリア内で倒れたときのハンド

あともう一回くらいあったかと思います。

さすがにヴィニシウスが倒されたのはエリアの外だろうと思うし、逆にグリーズマンの同点弾はヴィニシウスに対するファウルで奪ったボールが起点でした。ただ、結局VARといっても映像を何度も見て判定するだけのこと。人間がやってるんだから間違うこともあろうしバイアスがかかることもある。だから判定がどちらよりかとかそういうことを言いたいのではありません。

「何度も試合が止まった」のが大きかったんじゃないかと。

選手たちも映像を何度も見て判定しているのだからとVARのジャッジに別に不満はなさそうでしたが、やはり試合が止まると休めるじゃないですか。

アトレティコはミッドウィークに試合がなかったのに対し、レアルはバルサとの死闘を演じてしかも中二日。クラシコだって中二日だったのだから、1週間で3試合目。これはきつい。

そんななか、試合が何度も止まったのは、見ているこちらは興が殺がれてイライラしましたが、レアルの選手は休めてよかったんじゃないでしょうか。

とはいえ、やはり解説の野口が言っていたように、先制点のきっかけになったCKですよね。与えなくてもいいCKを与えたのがアトレティコは後手後手に回らざるをえず。しかもあのCK、一回ショートコーナーを使ったんですよね。いい作戦でしたがやり直しとなり、それが結果としてカゼミーロのゴラッソを生み出す。サッカーというのは何が功を奏するかわかりませんね。はっきり言って運がよかった。VARが発動する場面が多発したのだって言ってしまえば運でしょう。

ただ、運を巻き込む動きができているのは確か。最初は体が重そうで心配でしたが、終わってみれば完勝。モドリッチも累積5枚で次節はお休みできるしクラシコ前に清算できた。確かセルヒオ・ラモスとナチョがリーチがかかってるんですよね。特にラモスは次節で清算しないと。

ヴィニシウスが覚醒しかかってるのが本当に救いですね。アヤックス戦では1ゴール2アシストぐらいで覚醒の準備を済ませ、クラシコ2ndレグでハットトリックで正真正銘の覚醒をしてほしいもんです。それならリーガ・クラシコは勝ったも同然。大逆転優勝が見えてくる。

ただ、ヴィニシウスは休ませてもらえてるけど、ルカス・バスケスとベンゼマはあまり休ませてもらえてない。このへんのやりくりが大変そう。ベイルの復調は救いでしょうか。

明日はビルバオに頑張ってもらわないと。(笑)


残念! 国王杯準決勝クラシコ1stレグ バルサ1-1レアル

あ~~~た~~~らしい~~~あ~さがきた! き~ぼお~~の~あ~~さ~~が!

と試合後に思わず謳い出してしまいうんじゃないかと思った国王杯準決勝クラシコ1stレグ。いや、あくまでも前半終了時点の話ですよ。

それが終わってみれば1-1のドロー。アウェーゴールを奪って引き分けだから悪くないけど、次はメッシが最初から出てくるんだからもっと点を取って勝ちたかった。いや、勝てる試合でした。


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前半は完全にレアルのハーフコートサッカーでした。ハイプレスで奪って短くつないでボールを支配。いつも支配してばかりのバルサはリズムが作れずヴィニシウスの素晴らしいパスからルカス・バスケスが決めて先制。まだ6分。

しかも、ちょっと前のレアルなら「いつか追加点が入るだろう」というぬるい試合を演じてしまってましたが、貪欲に狙っていってました。


4-3-3⇒4-1-4-1⇒5-4-1⇒6-3-1
守備でも、基本フォーメーションは4-3-3なんでしょうが、バルサが自陣でボールを持ったらすかさず4-1-4-1にして、ハーフラインを越える頃にはルカス・バスケスが右サイドバックに入って5-4-1、さらにバイタルエリアまで侵入されたらマルコス・ジョレンテが下がって6-3-1になる守り方がかなり功を奏していたように思います。バランとセルヒオ・ラモスは90分通して素晴らしかったですね。バランのうまさとラモスの落ち着き。10分たたずにイエローもらったときはどうなることかと思いましたけど。(バルサもピケが素晴らしかった)


ヴィニシウス
18歳の神童は躍動するもフィニッシュやラストパスのところで精度を欠いたりしてましたけど、32分でしたか、蘇った超高速カウンターからベンゼマへのパスがずれてしまった場面、あそこでヴィニシウスは責任を感じて強引に奪い取ってショートカウンターを仕掛けてました。あれは素晴らしかった。ああいう真面目で前向きなところが好き。ちょっとくらい雑でも経験を積めば大輪の花を咲かせるのは確実だからいまは大目に見ましょう。


ソラーリの采配ミス
一番の問題は後半の入り方ですよね。バルサは何とかして同点、逆転を狙いに来るのは明らかなのだから、それ以上に強く熱い入り方をしなければならないのに、何ともぬるい入り方。ほとんど意図的にボールをもたせてましたよね。あれはいったい何? 前半は自分たちがボールをもつことで完全に試合を支配していたのだからあんなことしちゃダメ。ボールをもったバルサは水を得た魚のようにどんどん攻撃を仕掛けてきました。メッシが入るまではもたせても大丈夫と思ったんですかね? 10月のリーガ・クラシコではメッシなしで5点も取られたのに。ありえない。

そしてマウコムの同点弾が決まってしまう。メッシが入ってから追いつかれたのならまだしも、その前に同点にされてしまうなんて完全な采配ミス。

采配ミスといえば、そもそもスタメンに疑問。リーガではマルセロを外してレギロンを使ったことで守備の脆さが解消されたのに、国王杯とはいえクラシコという大一番でなぜマルセロを使ったのかわからない。しかもレギロンはベンチにすら入っていない。不可解を通り越して「喝!」と言いたい。マルコス・ジョレンテはいいんですよ。カゼミーロより上だから。


カゼミーロ
カゼミーロといえば、彼もいい選手なんですけど、攻撃が強みのチームと当たると、弱気になってボールを受けてもファーストチョイスがバックパスになっちゃうんですよね。今日の試合でも、もらってすぐ前を向いていればメッシに獲られないですんだ場面がありましたよね。運よくメッシは怪我明けで本調子じゃなかった。

レアルが後半最初にシュートを打ったのって80分ごろじゃなかったでしたっけ? やっぱり入り方に一番の問題があったと思います。

それと、交代で入った選手が全員ダメ。ベイルはビッグチャンスをつぶしたし、アセンシオも彼なら強引に打っていい場面がありましたよね。スーペルコパで華々しいデビューを飾ったときはあの角度でゴラッソを決めてたはずですが、何だか並の選手になってきてしまった。

勝てる試合を落として残念です。引き分けるにしても2点は取りたかったし取れた試合でした。


バルサの精神的支柱
バルサはメッシが入るまではブスケツがゲームキャプテンでしたが、「リーダーがいない」と感じました。引っ張る選手がいない。メッシは技術的にも精神的にもやはりチームの柱だな、と感じました。逆にレアルは引っ張る選手はラモスをはじめ何人もいるのに、やはり監督がよくないな、という感じですかね。

まぁでも、3か月前は1-5で負けた相手に負けなかったのだから、ともかくはよしとすべきでしょうか。



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