2020年06月23日

このところ体調不良で仕事を休んでいます。金曜日から今日まで、土日も入れたら5日も寝てばかり。

食欲もなく、食べなきゃと思っても冷蔵庫の食べ物に手が伸びない。

そうなったきっかけは、職場で疑われたことです。

私が言った言葉がある人にまったく信用されなかった。しかし、そんなことは日常茶飯事であって、いまさらその程度のことで心煩わせるほどナイーブではないつもり。でも許せなかった。どうしても許せなかった。

最初はなぜあの程度のことが許せないのか少しもわかりませんでした。帰ってすぐ寝たけれど、もともと梅雨のせいで体調が悪かったので、翌日起きたら蒲団に体がへばりついている。

だけでなく、職場で疑われたことが気になっていたはずなのに、起きると「なぜ自分はこの世に生まれてしまったんだろう」ということを考えている。え、なぜ?

そりゃ、なぜ生まれてきたのか、どうも自分はこの世に合っていない、そういう懐疑的な気持ちでこれまで生きてきたのは事実。でも最近そういうことを言葉にして考えたことはなかったのに、なぜ急に……?

金曜日はとりあえず休み、土曜日、日曜日と寝続けました。こんなに疲れていたのかと驚くくらい寝た。

そして日曜の夜中に目が覚めると、睡眠導入剤を飲んでも眠れなくなり、そのときにハッと気がつきました。

なぜ信用されなかったことをあれほどまでに許せないと思ったのか。

私は幼少の頃から両親から常に疑われていました。

兄二人の言うことはすぐ鵜呑みにするくせに、私の言うことはまったく信用しなかった。

「おまえはなぜ嘘ばかり言うのか」「何でそうやっていつもごまかすのか」

私が体のいい嘘が言えず、馬鹿正直にほんとのことしか言えないのは、おそらく「嘘を言ってはいけない」という強迫観念に駆られているからでしょう。

ずっと忘れていた心の傷がぱっかり口を開けてしまい、涙が溢れました。しかも、その父親が元気に退院するという。

許せない。ちょっと前に死にかけたときは心配もしたけれど、心配した自分が許せない。

何であんな奴の心配をせにゃならんのか。アホらしい。

昨日は病院で上記のことを言って涙が止まらず、今日も何度も涙が止まらなかった。いつもは厳しい主治医も「とにかくゆっくり休むように」とやさしい言葉をかけてくれた。

親父さんよ、あんたのせいだとはもう言うまい。

しかし、実家を出て6年。両親を恨むことはほとんどなくなったのに、ほんの些細なことで心の傷が開いて流血が止まらない。

あんたのせいだとは言わない。言わないから、せめて早く死んでほしい。それが嘘偽りのない正直な気持ちです。


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