国王杯準決勝クラシコで惜しくも引き分けに終わった我がレアル・マドリード。リーガでは敵地でのダービーと厳しい相手が続きます。しかもこの次がCLアヤックス戦。またアウェー。何ともはや。


real-560x373

内容を伴った勝利をつかむことができましたが、VARのおかげかな、と思うところもあります。

いや、VARの判定がレアル贔屓だったということじゃないですよ。

今回の試合でVARが発動したのは、

①グリーズマンの同点弾
②ヴィニシウスが倒されたときのPK判定
③モラタのオフサイド
④アトレティコの選手がエリア内で倒れたときのハンド

あともう一回くらいあったかと思います。

さすがにヴィニシウスが倒されたのはエリアの外だろうと思うし、逆にグリーズマンの同点弾はヴィニシウスに対するファウルで奪ったボールが起点でした。ただ、結局VARといっても映像を何度も見て判定するだけのこと。人間がやってるんだから間違うこともあろうしバイアスがかかることもある。だから判定がどちらよりかとかそういうことを言いたいのではありません。

「何度も試合が止まった」のが大きかったんじゃないかと。

選手たちも映像を何度も見て判定しているのだからとVARのジャッジに別に不満はなさそうでしたが、やはり試合が止まると休めるじゃないですか。

アトレティコはミッドウィークに試合がなかったのに対し、レアルはバルサとの死闘を演じてしかも中二日。クラシコだって中二日だったのだから、1週間で3試合目。これはきつい。

そんななか、試合が何度も止まったのは、見ているこちらは興が殺がれてイライラしましたが、レアルの選手は休めてよかったんじゃないでしょうか。

とはいえ、やはり解説の野口が言っていたように、先制点のきっかけになったCKですよね。与えなくてもいいCKを与えたのがアトレティコは後手後手に回らざるをえず。しかもあのCK、一回ショートコーナーを使ったんですよね。いい作戦でしたがやり直しとなり、それが結果としてカゼミーロのゴラッソを生み出す。サッカーというのは何が功を奏するかわかりませんね。はっきり言って運がよかった。VARが発動する場面が多発したのだって言ってしまえば運でしょう。

ただ、運を巻き込む動きができているのは確か。最初は体が重そうで心配でしたが、終わってみれば完勝。モドリッチも累積5枚で次節はお休みできるしクラシコ前に清算できた。確かセルヒオ・ラモスとナチョがリーチがかかってるんですよね。特にラモスは次節で清算しないと。

ヴィニシウスが覚醒しかかってるのが本当に救いですね。アヤックス戦では1ゴール2アシストぐらいで覚醒の準備を済ませ、クラシコ2ndレグでハットトリックで正真正銘の覚醒をしてほしいもんです。それならリーガ・クラシコは勝ったも同然。大逆転優勝が見えてくる。

ただ、ヴィニシウスは休ませてもらえてるけど、ルカス・バスケスとベンゼマはあまり休ませてもらえてない。このへんのやりくりが大変そう。ベイルの復調は救いでしょうか。

明日はビルバオに頑張ってもらわないと。(笑)


このエントリーをはてなブックマークに追加