あ~~~た~~~らしい~~~あ~さがきた! き~ぼお~~の~あ~~さ~~が!

と試合後に思わず謳い出してしまいうんじゃないかと思った国王杯準決勝クラシコ1stレグ。いや、あくまでも前半終了時点の話ですよ。

それが終わってみれば1-1のドロー。アウェーゴールを奪って引き分けだから悪くないけど、次はメッシが最初から出てくるんだからもっと点を取って勝ちたかった。いや、勝てる試合でした。


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前半は完全にレアルのハーフコートサッカーでした。ハイプレスで奪って短くつないでボールを支配。いつも支配してばかりのバルサはリズムが作れずヴィニシウスの素晴らしいパスからルカス・バスケスが決めて先制。まだ6分。

しかも、ちょっと前のレアルなら「いつか追加点が入るだろう」というぬるい試合を演じてしまってましたが、貪欲に狙っていってました。


4-3-3⇒4-1-4-1⇒5-4-1⇒6-3-1
守備でも、基本フォーメーションは4-3-3なんでしょうが、バルサが自陣でボールを持ったらすかさず4-1-4-1にして、ハーフラインを越える頃にはルカス・バスケスが右サイドバックに入って5-4-1、さらにバイタルエリアまで侵入されたらマルコス・ジョレンテが下がって6-3-1になる守り方がかなり功を奏していたように思います。バランとセルヒオ・ラモスは90分通して素晴らしかったですね。バランのうまさとラモスの落ち着き。10分たたずにイエローもらったときはどうなることかと思いましたけど。(バルサもピケが素晴らしかった)


ヴィニシウス
18歳の神童は躍動するもフィニッシュやラストパスのところで精度を欠いたりしてましたけど、32分でしたか、蘇った超高速カウンターからベンゼマへのパスがずれてしまった場面、あそこでヴィニシウスは責任を感じて強引に奪い取ってショートカウンターを仕掛けてました。あれは素晴らしかった。ああいう真面目で前向きなところが好き。ちょっとくらい雑でも経験を積めば大輪の花を咲かせるのは確実だからいまは大目に見ましょう。


ソラーリの采配ミス
一番の問題は後半の入り方ですよね。バルサは何とかして同点、逆転を狙いに来るのは明らかなのだから、それ以上に強く熱い入り方をしなければならないのに、何ともぬるい入り方。ほとんど意図的にボールをもたせてましたよね。あれはいったい何? 前半は自分たちがボールをもつことで完全に試合を支配していたのだからあんなことしちゃダメ。ボールをもったバルサは水を得た魚のようにどんどん攻撃を仕掛けてきました。メッシが入るまではもたせても大丈夫と思ったんですかね? 10月のリーガ・クラシコではメッシなしで5点も取られたのに。ありえない。

そしてマウコムの同点弾が決まってしまう。メッシが入ってから追いつかれたのならまだしも、その前に同点にされてしまうなんて完全な采配ミス。

采配ミスといえば、そもそもスタメンに疑問。リーガではマルセロを外してレギロンを使ったことで守備の脆さが解消されたのに、国王杯とはいえクラシコという大一番でなぜマルセロを使ったのかわからない。しかもレギロンはベンチにすら入っていない。不可解を通り越して「喝!」と言いたい。マルコス・ジョレンテはいいんですよ。カゼミーロより上だから。


カゼミーロ
カゼミーロといえば、彼もいい選手なんですけど、攻撃が強みのチームと当たると、弱気になってボールを受けてもファーストチョイスがバックパスになっちゃうんですよね。今日の試合でも、もらってすぐ前を向いていればメッシに獲られないですんだ場面がありましたよね。運よくメッシは怪我明けで本調子じゃなかった。

レアルが後半最初にシュートを打ったのって80分ごろじゃなかったでしたっけ? やっぱり入り方に一番の問題があったと思います。

それと、交代で入った選手が全員ダメ。ベイルはビッグチャンスをつぶしたし、アセンシオも彼なら強引に打っていい場面がありましたよね。スーペルコパで華々しいデビューを飾ったときはあの角度でゴラッソを決めてたはずですが、何だか並の選手になってきてしまった。

勝てる試合を落として残念です。引き分けるにしても2点は取りたかったし取れた試合でした。


バルサの精神的支柱
バルサはメッシが入るまではブスケツがゲームキャプテンでしたが、「リーダーがいない」と感じました。引っ張る選手がいない。メッシは技術的にも精神的にもやはりチームの柱だな、と感じました。逆にレアルは引っ張る選手はラモスをはじめ何人もいるのに、やはり監督がよくないな、という感じですかね。

まぁでも、3か月前は1-5で負けた相手に負けなかったのだから、ともかくはよしとすべきでしょうか。