アカデミー賞は近年とても予想が難しくなったとファンの間で言われています。もう四半世紀以上アカデミー賞ウォッチャーをやっている私も今年が一番難しいと思いますね。

ただですね、作品賞ノミニー9本のうち4本が公開されましたが、どれもこれも面白くない。昨日の『シェイプ・オブ・ウォーター』はさすがに期待に応えてくれるんじゃないかと思ってたんですが、蓋を開けてみたらとんでもない駄作でした。感想は⇒こちら

でもって、大本命の『シェイプ・オブ・ウォーター』の対抗馬が『スリー・ビルボード』らしく、監督賞にノミネートされていない作品が対抗馬というのはかなり珍しい。数年前に同じく監督賞ノミネートを逃した『アルゴ』が作品賞を受賞しましたが、あれは監督組合賞を獲ってましたから今回と同列に扱えるのは1989年の『ドライビング・ミス・デイジー』だけですね。あのときはまだ授賞式の中継がなくて、事前予想だけやってましたね。監督としては駆け出しだった原田眞人監督が元評論家ということでいまの町山智浩さんみたいに予想をやってましたっけ。

それはともかく、『スリー・ビルボード』も楽しめなかった私は(感想は⇒こちら)予想はこの2作品のどちらかだろうと思いながらも応援する気になれないから大穴に賭けます! 予想は以下の通り。


作品賞:『レディ・バード』
監督賞:ギレルモ・デル・トロ『シェイプ・オブ・ウォーター』
主演男優賞:ゲイリー・オールドマン『ウィンストン・チャーチル』
主演女優賞:フランセス・マクドーマンド『スリー・ビルボード』
助演男優賞:サム・ロックウェル『スリー・ビルボード』
助演女優賞:アリソン・ジャネイ『アイ、トーニャ』
脚本賞:『スリー・ビルボード』
脚色賞:『君の名前で僕を呼んで』
撮影賞:『ブレードランナー2049』
美術賞:『ブレードランナー2049』 
作曲賞:『シェイプ・オブ・ウォーター』
編集賞:『ベイビー・ドライバー』
衣装デザイン賞:『美女と野獣』
録音賞:『ベイビー・ドライバー』
音響編集賞:『ベイビー・ドライバー』
視覚効果賞:『ブレードランナー2049』
主題歌賞:『グレイテスト・ショーマン』
メイキャップ&ヘアスタイリング賞:『ウィンストン・チャーチル』
外国語映画賞:『ラブレス』
長編アニメ賞:『リメンバー・ミー』
長編ドキュメンタリー賞:『イカロス』

前哨戦を先導した『レディ・バード』の大逆転を応援します! 脚色賞は是が非でも『ローガン』に獲ってほしいんですが、まぁないでしょう。でも今年一番の応援ポイントは脚色賞ですな。

もし『レディ・バード』が本当に受賞したら作品賞のみということになりますが、それって90年の歴史で初めてでしょう。2部門なら、『西部戦線異状なし』が作品賞・監督賞、『地上最大のショウ』が作品賞・原案賞、『スポットライト 世紀のスクープ』が作品賞・脚本賞。他にもあるかもしれませんが、さすがに作品賞1部門のみというのはなかったはず。ありえないでしょう。

でも『シェイプ・オブ・ウォーター』も『スリー・ビルボード』も応援する気になれないし『ダンケルク』『ゲット・アウト』も好きじゃないのでこの予想。というか願望です。『フランシス・ハ』の女の子が撮った作品に獲ってほしいという気持ちでいっぱいです。コメディも好きだしね。