去年、全米オープン4回戦で逆転負けを喫したセバストワ相手の2回戦。シャラポワ何とか逃げ切り。

スコアは、6-1、7-6(4)で、第1セットは圧倒したものの第2セットはギリギリの勝負でした。もし最終セットにもちこまれてたら負けてましたね。

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第1セットは途中までサービスゲームで1ポイントも失わない圧倒的な試合運びで安心して見ていられましたが、第2セットはいきなりブレイクを許し、すぐさまブレイクバックに成功するもブレイク合戦となって、もともとサービスに不安のあるシャラポワの苦手な展開になっていきました。

第2セット、シャラポワの4-2となったときだったでしょうか。はっきり憶えてませんが、セバストワが去年逆転勝ちを収めたときと同じような粘り勝ちのラリーが続いたんですよね。で、4-4のタイにもちこまれる。

ここでセバストワが粘りのラリー合戦を続けていればおそらくこのセットはセバストワが取り、そのままの流れで逆転できていたでしょう。なぜならシャラポワはサービスにかなり不安をもっていましたから。ファーストサービスなのにセカンドみたいな入れに行くサーブを打っていて、あれでは最終セットは一方的な展開になっていても不思議ではありませんでした。

なのにセバストワは、いい流れのときにドロップショットを連打してしまったんですよね。これがいい感じに決まっていればよかったんでしょうが、どちらも甘くシャラポワのウィナーに。あれがセバストワの敗因でしょう。

タイブレークになったとき、シャラポワは少し落ち着きを取り戻してサービスもよくなっていましたが、6-2のマッチポイントになってからまたサービスの不安が戻ってしまったようで、マッチポイントが4回あったから勝てましたが、危ないところでした。

今年から、↓この子も応援しようと思ってたんですが、いきなり初戦で負けちゃいました。


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キャサリン・ベリス。期待の18歳。でもシャラポワみたいに強くはなれないのかな。シャラポワは17歳でウィンブルドンを制しましたし。でも応援しますよ!


マリア・シャラポワ自伝
マリア シャラポワ
文藝春秋
2018-06-29




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