『ガキの使いやあらへんで』で、ベッキーが「禊」と称してタイキックを見舞われたのが物議を醸しています。

かわいそう、いくら何でもやりすぎ、との声が上がっているそうで、それも当然でしょう。あれは集団リンチというよりほとんどレイプです。

しかしながら、いくら何でも「不倫した女なのだから何やってもいい」と考えていたわけではないと思います。

ベッキーが何も知らされていなかったとしたら犯罪ですが、それはないでしょう。

とすれば、問題は、あの場にいた芸人でも番組制作者でももちろんベッキーでもなく、ベッキー劇場を楽しんでいた人たちではないでしょうか。



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今回、ベッキー側に立って非難している人たちが、ゲス不倫騒動のときにどういう発言をしていたのかは正確にはわかりません。

とはいえ、普通に考えて両者はイコールでしょう。

つまり、彼らは「非難できるネタ」が見つかれば炎上騒ぎに加担して楽しむだけの「本当のゲス(以下「本ゲス」)なのです。

だって、あれだけ日本中がベッキーを非難していたのに、今度はベッキーを擁護するほうが圧倒的というのは、どう考えてもおかしい。自殺に追い込まれるんじゃないかとまで心配されたほどの非難があったわけだから、普通ならいまごろ、

「これでようやくベッキーも禊がすんだな」
「あれだけ痛い思いをしたんだから復帰してもいい」
「あれではまだまだ足りないと思う」

というような声があふれてないとおかしいでしょう?

番組製作者たちとベッキーは、非難の祭りに参加したい昨今の「本ゲス」たちの心理を逆手に取ったのだと思われます。

レイプにも見えかねない暴力をベッキーに振るえばベッキー擁護の声が高まるだろう、そうすればベッキーが本当にテレビに復帰できる。

逆にいえば、あんなひどいことを自分たちでやらないかぎりベッキーの真の復帰はない。

ベッキーを本当にレイプしたのは、つまり「本ゲス」は誰なのでしょうか?


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