白人至上主義の暴動に対してトランプが「どっちもどっち」的発言をして非難され、一方でオバマが誰でも言えるようなツイートをしてツイッター史上最多のいいねを獲得したとか。

そういう国内事情を踏まえてなのか、アメリカで「50人の偉大な黒人スポーツ選手」なるものが載ったウェブサイトが公開されたそうです。

上位3人はこの人たち

1位 マイケル・ジョーダン
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2位 ジャッキー・ロビンソン
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3位 モハメド・アリ
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人種の壁に立ち向かったロビンソンやアリよりもジョーダンが上というのに納得がいかない人が多いとか。
また、50人の中にはタイガー・ウッズが入っていないらしく、いくらいろいろ問題を起こしたとはいえ、歴史的な選手なのだから入っていないのはおかしい、という意見もあるそうです。

まぁ、こういうのは映画のベストテンと同じで、人それぞれ意見が違って当たり前なので、私は何とも思いません。

思うのは、こういう黒人に特化したランキングは「差別」だということです。

黒人を称揚しようと思ってのことなのは重々承知していますが、でもやはり「黒人」と十把一絡げにするのは差別でしょう。

「女」とか「ユダヤ人」とか「障害者」とか、一人一人見ずにカテゴライズすることが差別の本質なのだから。

こういう記事に対して「いや、あの選手が入っていないのはおかしい」と反論するのは「筋違い」だと思います。




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