今日はバルサとアトレティコの頂上決戦。
勝ち点で並んでるように見えますが、バルサはクラブワールドカップ出場のために消化が1試合少ないのであくまでも暫定で同点。アウェイとはいえヒホン相手にバルサが負けるとは思えないので実質アトレティコが2位での対決。

マドリディスタの私としては引き分けてくれるのがいいかな、いや、でもできるだけバルサが勝ち点落としてくれたほうが後々いいかな、などと、まぁどちらのファンでもないので純粋に試合を楽しもうと思って見たんですが、残念な試合になっちゃいましたね。

アトレティコが先制して「お!」となるも、メッシが同点弾。さすがメッシ。

無題

知らない人が見たら「何でこんな選手を先発させるの?」と思われてもしょうがないほど並み以下のプレーに終始してましたが一発で仕留めてしまった。ああいうところが「もってる人」と言われる所以なのでしょう。

そしてダニエウ・アウベスからのフィードに抜け出したルイス・スアレスがDFを振り切って泥臭いゴールで逆転。でもまだまだ前半。何がどうなるかわからない、面白い試合だ。

と思っていたら、フィリペ・ルイスが足の裏でメッシの足を削りに行ってしまい一発レッド。フィリペ・ルイスは最初から苛々したラフプレーを連発してたけど、何かあったの? 
ただここまではまだよかったんですよ。サッカーでは一人少ないほうが勝つことって少しも珍しくないから。逆に堅守速攻で点取れるかも。

と思っていたら、後半ゴディンが2枚目のイエローで退場。

何と11人対9人。

もう万事休すか。いくら何でも2人も少なくてしかもバルサ相手では同点すら不可能だろう、ここからティキタカ・ショーが始まる。

と思っていたら、バルサ、最後まで1点も取れなかった。逆にアトレティコのほうに何度かチャンスがありました。

これはレアルには朗報ですね。

アトレティコはこれでリーガ2試合続けて勝利なし。国王杯も含めると公式戦4試合連続で勝利なし。しかも2連敗。次節はフィリペ・ルイスとゴディンだけでなく、怪我で交代を余儀なくされたアウグスト・フェルナンデスも出られないだろうし、苦しい戦いを強いられます。

それよりマドリディスタとして希望が見えたのはバルサの戦いぶり。得点シーンはさすがの一言ですが、他に見るべき場面があまりなかった。

逆に、前半アウグスト・フェルナンデスがミドルシュートを打った場面なんか、なぜ誰も当たりに行かないのか不思議なくらいのいいかげんな守備。ルイス・エンリケ監督も激怒してました。

さらに、スタッツを見るとボール支配率が70対30。この数字は絶好調のバルサなら11人対11人でも簡単に記録できる数字。それを2人も少ない相手にこれですから。パスミスも200本近くあるし、バルサらしくない。

加えて、ゴールチャンスが5対4、枠内シュートも6対4って、試合を見てない人なら最後まで退場者が出なかった普通の試合と思うでしょう。

国王杯は見られないのでよく知りませんが、このところバルサはビルバオやエスパニョール、マラガといったチームとのアウェイ戦で「らしくない」戦い方をしているとか。それが今日はホームで出てしまった。退場者が出なかったら負けてた可能性のほうが高いのでは?

だから、実質7ポイント差とはいえ、レアルにもチャンスありですね。アトレティコはおそらくこのまま沈んでくれる。あとはバルサが勝ち点を少しずつ落として…そしてクラシコで仕留める!

というのが最上のシナリオでしょうか。



このエントリーをはてなブックマークに追加