スペイン・スーパーカップ第2戦。90分以内にバルサが4点以上取らないかぎりビルバオの優勝が決まるこの一戦。守りに入らないでくれと思っていたら、こちらの思惑どおり、ラインを高めに設定して前からプレスかけてましたね。よかった。

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それでもルイス・スアレスの胸パスからメッシが意地のゴールを決めたのはさすがでした。もしかして後半、怒涛のゴールラッシュで逆転されてしまうのか。そんなことになったらウルトラ大逆転ということで今週末から始まるリーガでもバルサが調子よくなってしまうではないか。何とかしのいでくれ、ビルバオ!!

と思っていたら、後半も前から激しいプレスでなかなかチャンスを作らせない。この状態を試合終了のホイッスルまで維持できれば優勝できる、と祈る気持ちでいたら、何とピケが副審への暴言で退場と。これで勝ったも同然。いやぁ~、ピケ様様ですよ。

ピケといえば、ちょっと前は紳士的発言で知られていたけど、最近変わったみたいで、CLで優勝したときとか、先日のUEFAスーパーカップを取ったときとか、「レアルの奴ら、いまごろ悔しがってることだろう」みたいな発言をツイッターでしたとかで、クラシコで勝ってそういうこと言うならわかるけどレアルと関係ないところでそういうこと言うのは許せない!

というわけで、バチが当たったんでしょうな。審判に何と言ったのかは不明ですが、ちょっとやそっとでは一発レッドなんて出ない。

しかもそのあとのルイス・エンリケの采配もわからなかった。

解説者が言ってたように、2枚替えしたことでトーンダウンしてしまったんですよね。
いったいどういう風に戦うのか、システムは何なのか、さっぱりわからない。メッシが下がってイニエスタとインテリオールなのはわかったけど、問題はブスケツですよね。センターバックに入って攻撃時はひとつ上がるのか、どうなのか。サイドバックのダニエウ・アウベスとマテューも何か中途半端な位置取り。入った若いFW2人にはまったくボールが入らないし。

と思っていたら、後方からのフィードでマテューが競ったこぼれ球がアドゥリスの足元に…。そこにバルサの選手は誰もいない。何というザル守備。いったんはキーパーが弾いたものの、押し込んだアドゥリスはこれで2試合合計バルサから4得点。間違いなく今大会のMVPでしょう。

何しろ敗因はやはり第1戦のスタメンを間違えたことでしょうね。あれじゃ勝てない。

いま知ったんですが、ビルバオとバルサは何とリーガの第1戦でも対戦するらしい。スーペル・コパで対決すると知っててこの組み合わせ。しかも舞台はサン・マメス・バリア! こりゃビルバオ絶対優位ですぜ。

このままバルサが沈んでくれるとマドリディスタの私としてはうれしくてしょうがないんですがね。ははははは。(その前に自分のチームがどうなのか、ですな。とりあえず、セルヒオ・ラモスと契約延長にこぎつけたのは朗報です)



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