聳え立つ地平線

ありえないものを発見すること、それを写し撮ること、そしてきちんと見せること。

雨男から晴れ男へ!

実は、私は雨男です。いや、雨男でした。

なぜ過去形なのかはとりあえず措くとして、まず、なぜ自分を雨男だと思っていたか、そこからお話ししましょう。


ameotoko

意識しだしたのは高校生くらいの時分だったか、20歳すぎてからか定かではありませんが、とにかく、天気予報で「いつ降ってもおかしくない」と言っていると、必ずと言っていいほど家を出た途端に雨が降り始めるんですね。で、家に着くとやむ。これで雨男じゃないと思うほうがおかしい。

でも、その程度なら雨男とは言えない、という人もいるんですね。人はどうしてもネガティブな経験が頭に定着するから、家を出た途端に雨が降ってばかりと思いがち。家を出たら晴れたこともあるはずなのに忘れているだけだと。

うーん、なるほど。そういう考え方もあるか。浅はかだった。

と思っていたのは7年前まで。

7年前にシナリオコンクールで受賞したんですが、その電話があった日が雨だったんですね。そして約1か月後の東京での授賞式。表参道のおしゃれなホテルで開催されたんですが、まさにその日が土砂降り。あのときに確信しました。「やはり俺は雨男なんだ」と。

ところが!

ここに来て、変わりつつあるのです。

先週の超強力な台風の日、電車が止まって帰れなくなる可能性が高いということで職場の同僚さんはほとんどがお休みでした。一部の偉い人と近くから歩いて来てる人だけ来ていて、私も歩きだから当然出勤しました。

すると、何と行きも帰りもまったく降られなかったんですね。職場にいる間に土砂降りになって、帰る頃には完全にやんでいました。

そのときはあまり意識してなかったんですが、昨日の夜、ちょっと買い物に近くのスーパーまで行ったところ、雨が降ってるので傘を差して行ったんですがすぐにやみ、そして買い物を済ませて家に帰り着くと同時に土砂降りになったのです。

しかも!

今朝出勤するときも雨が降っていたのに、私が傘を差した途端に雨がやんだ……!


kaisei

これはもしかするともしかして、相当な運気が来ているのかもしれません。

『王様のレストラン』で、無能な支配人を演じる西村雅彦が「とてつもなく永い厄年が続いているだけなんだ」と息巻いて実際にその厄年が終焉しましたが、私の永い厄年ももうそろそろ終わりに近づいているという暗示でしょうか。

甘いわい、ってな声が聞こえてきそうですが、そういう声には耳を傾けません。

雨男から晴れ男へ! この運気は大事にせねば。


吉澤ひとみのひき逃げ事件(若き映画人志望者に向けて)

注:あくまでもこの記事は、将来映画を作りたい、物語を語りたいという若い人に向けて書かれています。それ以外の方は素通りしてください。
それから、私は過去に警察に捕まったことのある人間です。そんな奴の言葉など聞きたくないという人も素通りしてください。


平均アクセス数200にも満たない当ブログですが、いまだに、
「あなたのスタイルとは何か」(若き映画人志望者に向けて)
「映画を作りたい人はあまり映画を見ないほうがいいと思う件」
「坂本裕二さんに学ぶ『超簡単! キャラクターの作り方」
などの記事が根強い人気を誇っているので、今日はそういう映画人志望者のために日記を書こうと思いまして。


YoshizawaHitomi

吉澤ひとみの「弱さ」
元モーニング娘。の吉澤ひとみがひき逃げ事件を起こして世間の耳目を集めていますが、私は逃げてからたった15分後に自ら110番通報して逮捕されたということに、吉澤のというより人間という生き物がもつ本源的な「弱さ」を見る気がしました。

あわよくば何とか逃げ切れるかも、と思ったけれど良心の呵責に耐えかねた……としたら本当に弱い人間だと思うし、今日になって「飲酒ひき逃げで多いのが逃亡している最中に水を多量に飲んで検出されるアルコール量を少なくすること」という情報が入ってきて、なるほど、その可能性もあるわい、とも思いますが、仮にそうだとしても、吉澤ひとみが「あわよくば……」と考えた弱い人間であることに変わりはありません。悪人であることも変わりません。

私は何も彼女が悪人じゃないとは言っていません。悪人の中の弱さを見るのが映画人として大事じゃないか、と言いたいだけ。

だから、弟を飲酒運転による交通事故で亡くしたのに自分が飲酒運転をするなんて……と憤る人の言い分はもっともだと思うし、昨日くらいからは「飲酒量を少なく申告しているのでは?」といった疑惑も囁かれています。かなり悪質と言われても何ら否定できません。

でも、そのような「世間的な価値観」しかもっていなかったら人を面白がらせる映画なんか作れないと思うし、そんな人が作った映画を私は見たいと思わない。

吉澤ひとみがやったことはまぎれもない犯罪だし、断罪されてしかるべきでしょう。いくら15分後に自首したとはいえ逃げたことに変わりはないのだから。

とはいえ、罪を憎んで人を憎まずという言葉があるように、彼女の所業に「悪」しか見出さない人に映画が作れるとは私には到底思えません。

悪人に「弱さ」を自然に観取できる人こそ物語の語り部と言えると私は思います。そしてその能力は己の弱さ・卑小さを見つめる目でもある。

そういう目をもっていないとヤクザ映画なんか作れないし、見ても少しも面白くないのでは?

ヤクザ映画なんか作りたくない? でも、主人公がヤクザでなくても、愚か者とか半端者でないと人は感情移入して見てくれませんよ。以前、マザー・テレサを主人公にした映画を見に行った知人が「少しも面白くなかった」と愚痴をこぼしていましたが、立派な人が主人公の映画なんか面白くないに決まってます。マザー・テレサ自身は100人に1人の聖人でしょうが、それとこれとは話が別。映画は半端者を描いてこそ映画です。

半端者・愚か者に愛情をもつことが大事。一寸の虫にも五分の魂。それこそ物語の要諦ですぜ。ということは声を大にして言いたい。


依存症
吉澤ひとみはもう1年も前から現場で酒の匂いを漂わせていたとかで、それならなぜ事件を起こす前に周囲が注意しなかったのか、私はそちらをこそ問題にしたい。事件を起こしてからでは遅い。何かTOKIOの山口達也みたいだな、という気もしてきます。

依存症は弱い人間がかかる疾患であって、自分は関係ない。みたいな論調が多いですが、なぜですかね? 誰でもそうなる可能性があるのに。

宮崎勤が捕まったとき「俺もあいつみたいになるのかも」とものすごく恐くなった経験がありますが、いまは誰かが事件や不祥事を起こすと「自分もああなるかも」と考える人はごく少数で、誰も彼もが叩く側に回る。その気持ちはわからんではないが、少なくとも物語を語りたいと考える人は、そのような罠には嵌らないでほしいと切に望みます。

依存症に関しては、過去にいろいろ書きました。何しろ私に脚本の書き方を教えてくれた先生がアルコール依存症でしたから。私も半端者だし、周りも半端者ばかりです。正しい人間なんて糞くらえと思ってます。正義ほど危険なものはありません。


関連記事→「中動態の世界①TOKIO山口達也の事件をめぐって 
立川志らくといじめ問題


文芸社からの手紙

二日も仕事を休んでしまいました。
原因ははっきりしています。猛暑の疲れがボディブローのように効いてきたのと、台風が去ったあと晴れ、またすぐ雨というふうに気圧が急激に変化したせいでしょう。

もともと来週金曜日までの短期限定の仕事で、今月は10日出勤しかないのにそのうちの2日も休んでしまい本当に悔しい。何でこんな体になってしまったのかと誰かを恨みたくなります。

さて、さっき食材を買いに外へ出たら、郵便受けに多量の郵便物が入っていまして、そのうちのひとつが文芸社からの手紙でした。

文芸社といえば、私がこないだ生まれて初めて書いた小説を出したところ。毎日新聞との共催だったんですが見事に沈没しました。(関連記事→「小説を書き始めました」

募集要項には「応募者全員に通知」と書いてあったのにHPで結果発表するだけというのはけしからんと思っていたら「選考結果のお知らせ」が来たんですね。


juunintoiro (2)

何と作品の講評をしてもらえるとか。これはぜひお願いしてみようと思います。

何て言われるだろうか。ドキドキ、ワクワク!?

というわけで、もう寝ます。


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