2015年07月30日

昨日、何の気なしにテレビをザッピングしていたら、BSジャパンで『武田鉄矢の昭和は輝いていた』という番組に目が留まりました。

昭和

いい響きですね。
私にとって昭和と平成で大きく違うのが、音楽。最近のJポップとやらはまったく好きになれないというか、どれもこれも同じ歌にしか聞こえないんですけど、昭和の歌謡曲はどれもこれも個性があって味があります。

それはともかく、『昭和は輝いていた』で扱われていたのは「オカルト」。

月刊ムー編集長とこういう話題が大好きそうな大槻ケンジ、そして武田鉄矢とぜんぜん名前も顔も知らない女子アナさんの4人で昭和に話題となったオカルト、すなわち、ノストラダムスの大予言、ツチノコ、UFOにUMA、宇宙人、ユリ・ゲラーなどを真剣に語り合います。しかも4人が4人とも「その手の話」が大好きだけでなく、「信じている」らしいのが素晴らしい。こういう話題で「そんなのあるわけない」と一蹴する人は嫌いです。

で、途中から見始めた私にとっての最初の話題が超強烈でした。

ノストラダムスについて語り合ったあとらしく、「予言」なるものが俎上に上っていたんですよね。

で、月刊ムーの編集長さんが、ブルガリアにはもっとすごい預言者がいる、ババ・ヴァンガという名前の盲目の女性で、ソ連崩壊や9・11や3・11をも予言した人なんだと。


hqdefault

















9・11については、「2001年、鋼の鳥がアメリカの双子を殺すだろう」と言ったらしく、まさしくジェット機がツインタワーに突撃したことを予言しています。

3・11については、「2011年、北半球が放射能で汚染される」と言ったとか。
最も、これについては地震による原発事故ではなく、第三次世界大戦で核ミサイルが発射されて…という前置きがあるらしいのでちょっと違いますが。でも放射能汚染は当たってます。

そして、驚くべきは、「アメリカ合衆国の第44代大統領は黒人である」との予言!

第44代大統領とはまさに現在大統領であるオバマで大当たりです。

そして、ヴァンガさんはこうも言っているとか。

「その大統領は、任期半ばで失脚する。そして彼はアメリカ最後の大統領となる」

!!!!!!!!!??????????

えーーーーーーーっ、マジですか。

確かにオバマはまだあと1年半の任期があります。去年の中間選挙で確か大敗したはずだし、失脚は充分ありえる話かもしれません。

しかし、「アメリカ最後の大統領」というのはいったいどーゆーこと??

アメリカの政治制度が大統領制から別の制度へ移行するということなのか、それともアメリカ合衆国自体がなくなってしまうのか。どちらもありえる話とは思えません。

とはいえ、このババ・ヴァンガさん、予言的中率80%以上を誇り、あまりに当たりすぎるのでブルガリア政府が彼女の予言を国家機密に指定しているらしいんですね。で、もうこれは世間に公表しても大丈夫だろうというものだけを順次公開していく、ということになっているとか。

もう19年前に亡くなっているんですが、あのヒトラーがこの先の世界がどうなるかをヴァンガさんのもとまでわざわざ足を運んで聞きに来た、というから、本当に只者ではないようです。

そしてヴァンガさん最後の予言は「5079年、世界は終わる」。

あと3000年後のことなので、私たちには当たるかどうかわかりませんが、世界が終わるとはどういうことなのか。膨張した太陽によって地球が灼熱地獄になって呑み込まれるのはもっとずっと後のことだし、もしかしたら現在膨張し続けている大宇宙自体が急激にどんどん縮んでビッグバン以前の状態に戻ってしまうとか?

うーん、わかりませんね。

気になるのはオバマのこと。そしてアメリカの運命。当たるのか、それとも当たらないのか。

これからあと1年半。眠れない日々が続きそうです。







  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2015年07月28日

本職は美術評論家らしいS・S・ヴァン・ダインの『僧正殺人事件』を読みました。
すごい名作、あの乱歩も大絶賛したと聞いていたので、かなり期待して読んだんですが…


51tFwX462nL__SY344_BO1,204,203,200_



















うーん、これのどこが名作なんでしょうか。

確かに、マザー・グースの童謡の内容をなぞって連続殺人が起こる「見立て殺人」というアイデアは面白いと思うんですけど、犯人がこういう遊び心満載の殺人に手を染めた動機に無理があると思うのは私だけでしょうか?

アイデアは面白いけれど、そのアイデアを活かそうとするあまり、人物の内面というか心理描写が疎かになってる気がします。登場人物のうち誰一人として好きになれなかったし。

ここ十数年で読んだ本のうち最もつまらなかった小説は、『金融腐蝕列島』とその続編『金融腐蝕列島 呪縛』なんですけど、あれも銀行業界や財界の内幕情報としての面白さはあったものの、肝腎要の人物描写がものすごくおざなりで、読んでて疲れるだけでした。

事件の謎を解く探偵ヴァンスが読む本として、数学や物理や哲学の本のタイトルがたくさん出てきますが、これはやはり作者ヴァン・ダインの好きな本なんでしょうか。それはいいんですけど、ああいう本ばかり読んでいたら人間の心理に疎くなるんじゃないのかなぁ、とこれは邪推ですかね。

実は、推理小説ってあんまり読んだことないんです。最後の最後だけに興味が集中する読書というのがどうも性に合わなくて。

逆に、犯人の側から描く、いわゆる倒叙型のミステリなんかは好きなんですが。もっと言えば、犯罪者たちの悪戦苦闘を描く犯罪小説は好きなんですよ。ジム・トンプスンとか、パトリシア・ハイスミスとか、ハドリー・チェイスとか。

ヴァン・ダイン。この『僧正殺人事件』が面白いと踏んで他のも2冊買っちゃってるんですが、もう読む気がなくなってしまいました。だってこんなつまらないのが一番の代表作らしいですから。

他に買ってある推理物は、ディクスン・カー(カーター・ディクスン)のが2冊。これにはまだ期待したいです。

しかし、ほんとこれのどこが名作なんだか…





  • このエントリーをはてなブックマークに追加
さっきニュースを見ていて驚きました。

何でも、滋賀県というのは全国でもどこにあるのか、何で有名な県なのか、認知度が最も低いとかで、もっと認知度の高い「近江」や日本人なら誰でも知ってる「琵琶湖」を冠して「近江県」または「琵琶湖県」にしよう、なんてことを何と知事が率先して検討しているんだとか。

滋賀よりも近江のほうがどこかわからないんじゃないの? と思いますし、名前を変えたからといって滋賀の存在感が高まるのか甚だ疑問です。が、このニュースそのもののアホさ加減よりもニュースの作り手の悪意のほうがたちが悪いな、と思いました。

渋谷の若者なんかに聞くなよ! あんなアホばっかり歩いてる街で「滋賀県ってどこにありますか?」とか「滋賀県には何があるか」とか聞いたってそりゃ誰も知らないでしょう。新橋の酔っ払いサラリーマンに聞いてくれたほうがまだしも、というもの。

しかし、名前を変えるというのはやはり重大なことなんですよね。命名権を売るなんてそれこそアホさ20000%なことを言い出さなかったのがせめてもの救いでしょうか。

県民3千人にアンケートを取ったところ、80%以上が名前の変更に反対だと。「滋賀県」という名前に愛着があるから、などの理由が示されていましたが、まぁそりゃそうでしょうね。

だいたい、滋賀にかぎらず、地方ってどこでも都会の人には認識されてないと思いますよ。私だって東北の各県の位置関係がいまだに完璧にはわかりません。

いまだに「甲子園は大阪にある」と思ってる人は関西以外ではほぼ100%に近いし(甲子園は兵庫県にあります!)何でもかんでも東京に一極集中しているこの国で地方都市が存在感を示そうと思ったら、香川県みたいに正式に県名を変えるんじゃなくて「うどん県」と書いても郵便物が届くとか、眞鍋かをりみたいな有名人に愛媛県を宣伝してもらうとか、そういう話題作りしかないのでは?





  • このエントリーをはてなブックマークに追加