聳え立つ地平線

ありえないものを発見すること、それを写し撮ること、そしてきちんと見せること。

東京の言葉に「直す」だと!?

ちょっと前ですが、職場の人と一緒に電車で帰る途中、地方出身者としてどうにも腹に据えかねるというか、いらだたしい言葉を聞かされました。

私は神戸出身者で、東京でも関西弁を喋っています。
その人は青森出身ですが完璧な東京弁を喋っています。

すると、「なぜ関西の人って東京に来ても関西弁を喋るんですか?」と聞かれました。

確かに、ちょっと前にネットで見ましたが、上京しても地元の言葉を喋る人間は関西出身者がダントツで多いらしい。

しかし、そんなのはどっちでもいいことです。

その人が言うには、「東北の人間はみんな言葉を直しますよ」と。

言葉を直す!?

じゃあ、関西弁や津軽弁は間違っていて東京弁が正しいんですかね? わからんなぁ。

確かに、関西弁は芸人がテレビで普通に喋ってるから東京でも通じる、津軽弁は通じない、ということもあるにはあるかもしれません。

それでも「言葉を直す」という言い方が気になります。通じないから東京弁を喋らざるをえないというのなら理解できます。
でも、その人の言い方は、「東京に来たら東京弁で喋るのが当たり前。地元の言葉を喋る関西人は野蛮だ」みたいな感じなんですよね。まったく理解できません。地元に対する誇りや愛情はないのか、このタコ! と恫喝してやりたくなりました。

東京だけが正しいのか! 東京だけが日本なのか!!

ちなみに私は東京生まれなので神戸の実家に帰ると東京弁で喋ってます。で、東京では関西弁で喋ってるという変な人間です。



リーガ第4節 マドリー1-0グラナダ(マン・オブ・ザ・マッチはケイロル・ナバス)

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チャンピオンズリーグ第1戦、シャフタール・ドネツク戦を4-0と圧勝したレアル・マドリード。主将セルヒオ・ラモスとベイルが怪我で離脱と、FIFAウイルスに冒されてハメスとダニーロが離脱したのに続いて今度はUEFAウイルスにまで冒されてしまったわけですが、ラフィーニャが今シーズン絶望となったバルサに比べたらほとんど無傷といってもいいのでは? ここは普段試合に出られない選手を試すいい機会と前向きにとらえたいです。(とはいえ、やっとトップ下として機能し始めたベイルの離脱は痛いですけどね) 


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決勝点を決めたのはイスコからの素晴らしいクロスを確実に決めたベンゼマでしたが、やはり今日のマン・オブ・ザ・マッチはキーパーのケイロル・ナバスですね。

前半に、オンサイドを副審がオフサイドの判定をしてくれて助かった場面がありましたが、何だかんだと開幕から5試合無失点。今日だって結構危ない場面が再三再四とありましたがナバス様様。すべてセーブしてくれました。
デ・ヘアとのトレード騒動も何のその、逆に闘志に火がついた感じ。カシージャスの放出はやはり正解でした。今日のナバスは何よりポジショニングが素晴らしかった。カシージャスなら2点は取られてましたね。

モドリッチもよく効いてたのでは? さすがボール奪取が多く、中盤でグラナダの攻撃の芽を摘んでましたね。

ただ攻撃陣がちょっと…

頼みのクリスティアーノ・ロナウドが強引に打てる場面でパスを出したり、精彩を欠きましたね。
ルカス・バスケスも前節でいい仕事をしたご褒美で先発だったんでしょうが、せっかくフル出場したのにまるでいいところなし。次のビルバオ戦ではヘセの先発を望みます。

あとはイスコがねぇ。
実況アナと解説のミシェルさんはイスコをべた褒めでしたけど、私はあまりいいとは思いませんでした。そりゃあの得点になったクロスはすごかったけど、あとはハメスとの格の違いばかりを感じてしまったんですが。やっぱハメスがいないとなぁ。チェリシェフもせっかくのチャンスを生かせませんでしたね。残念!

全体的にボールを後ろに下げる場面が多いのが気になります。前への意識をもっともっと前面に出してほしいな。

とにかく、ホームで格下相手のときにキーパーがマン・オブ・ザ・マッチになるような試合だけは見せないでほしいです。


ノンフィクションW『ゆきゆきて、原一男』(なぜもっと踏み込まないのか)

ノンフィクションW『ゆきゆきて、原一男 ~反骨のドキュメンタリスト70歳の闘争~』を見ました。

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何といっても原一男監督といえば『ゆきゆきて、神軍』にとどめを刺すといっても過言ではないくらい、あのどぎつい傑作が代名詞ともなっています。

その原監督が、10年くらい前だったか、フィクションを1本撮っているんですが、本職のドキュメンタリーは94年の『全身小説家』以来、もう20年以上も発表してないんですね。してないというか、上の画像にあるように、いくつもの企画を並行して自分で撮影を行い、録音もしてらっしゃるようですが、完成もしてないし発表もできてない。

とはいえ、今年だったか来年だったか新作が公開されるらしく、それはまことに慶賀だと万歳してしまったんですが、この番組で満足したのはその情報だけで、被写体に肉薄する原一男監督を追ったにしてはどうにも煮え切らない作品でした。

だって、ディレクターさんが完全に及び腰なんですもの。

時折、質問する声がマイクに拾われてましたが、ものすごく遠慮気味で、原監督が答えると「「あ、そうですか」みたいなリアクションで、ぜんぜん突っ込んでくれません。

プロデューサーでもある奥さんとはよく映画を見に行くらしく(『呪怨』とか見るんですね。へぇ~~)その様子を撮ってくれたのはうれしいんですが、奥さんは足に障碍があり、プライベートを撮らせてほしいとお願いしても許可してくれなかったとナレーションが入るのみ。

そこらへんのせめぎあいをもう少し活写してほしいんですけどね。原監督にしても、かなりきわどい、普通なら人が撮られるのを嫌がること/ものにカメラを向けてきた人なわけだし、なぜ拒むのかな、と。

もしかしたら、ドキュメンタリーを撮りたいのになかなか撮れないのは自らの不寛容が原因なのでは? と思ってしまいました。

だって、自分は撮るけど、人が自分を撮るのは許さない、なんてねぇ…

『全身小説家』も久しぶりに見たかったけど、他の番組を録るために断念。再放送はあるかしら。つーか、『ゆきゆきて、神軍』をこそ放送してほしいんですけどね。無理なのかな。


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